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うめ屋


ロイアイメインのテキストサイト 
by netzeth

終わったー!

シロクマが食べたいうめこです、こんばんは。暑い……暑すぎますね。そういえば、最近語尾に何でもグリフィンドール! とつけると面白くなって面白い。シロクマが食べたい?……ンンっ…グリフィンドール!!

どうにか、原稿終わりました! 今日入稿いたしまして、不備がなければ夏コミ新刊出るかと思われます。詳細はまた後日UPいたしますね。

ほんと、今回は苦労しました。頭がフラフラ痛くて。最終的に原因が肩こりらしいと判明いたしました。うめこ、なぜか自分は肩がこってないと信じ込んでいたのですが、父に話したらお前めっちゃカチンコチンにこってるじゃないかと言われまして。頭が痛くてフラフラ重いのはそのせいだと指摘されました。それから重点的に肩こり対策をいたしましたら、少しマシになりまして……何とか原稿も追い込みかけられました! ただ今、肩こり解消方法を模索しております。


ちょっとサイトを放置してしまったので、いろいろ更新したいです。まずは拍手を更新したいなあ~。
↓以下小話。







「あー暑い…暑いな…」
 最高気温が36度を超えた東方司令部にて、自分の机に座りロイはぐでーっと伸びていた。止めどなくあふれ出す汗が彼のやる気を軒並み削いでいく。
「口に出すと余計に暑くなりますよ」
「そうだっ、君脱がない? 涼しくなりそう」
「殴りますよ。何グッドアイディアみたいな顔してるんですか」
 銃を持ち出さないあたり、リザもそれなりに暑さに参っているらしい。
「あ、じゃあ、かき氷でも作るか。これはグッドアイディアだろう?」
「却下です。真っ昼間から軍部でそんなことしてるの知られたら、国民の血税で何をしているのかって叩かれますよ」
「何を言う、くまさん型のかき氷器も氷もシロップも私のポケットマネーだ!」
「あの給湯室の戸棚の上のシロクマさんのかき氷器、大佐のだったんですね……とにかく。そんな理屈は通りませんよ」
「くっ……では、仕方がない。怪談とかどうだ? ドキッとかしたら涼しくならないか?」
「あいにく、話の持ち合わせがありませんが」
「……じゃあ、どうしたらこの暑さを何とか出来るんだ!」
「……では、これでは?」
「中尉?……何をっ」
 一気にロイとの距離を詰めたリザが、息のかかる位置にまで顔を近づけてくる。あとほんの少し前に出るだけで、唇が触れ合ってしまいそうだった。ロイの心臓がドキンっと跳ね上がった瞬間。すっとリザは身を離し、
「……どうです。ドキッとしたでしょう? 涼しくなりました?」
 にっこり微笑んだ。そのまま呆然とするロイを置いて、冷たい飲み物を持ってきますと部屋を出ていく。残されたロイは椅子からずずずっと滑り落ちながら、呟いた。
「………バカ者。余計熱くなったではないか……」




「あたしの彼氏の友達が彼女募集中なのよ~。結構イケメンで優良株なんだけど……どう?」
「どう……って? レベッカ」
「またまた~鈍いふりしないの! あんただって、毎日仕事仕事でうんざりしてるでしょ。せめて家に帰ったら、男に癒されたいはずでしょ?」
「間に合っている!!」
「ちょ、なんで大佐が返事をするんですか!」
「……いいかね、カタリナ少尉。今後一切こういうことは控えて貰おうか。中尉のアフターケアは私がじっくりねっとり私の家でやって……ごふっ」
「……レベッカ。家には可愛い黒い犬が居るから、癒し要因は間に合っているわ」
「そ、そう……。やれやれ…どっちの黒犬のことやら……」
「何か言った?」
「別に」




「なあ中尉。私のこと、好きって言ってくれ」
「仕事中に何バカなことをおっしゃっているんです。こちらの書類は本日1400までです。添付資料をお読み下さい」
「いいじゃないか、君はそういうこと全然言ってくれないし。愛情表現が希薄というか……」
「何不安になってるんですか、貴方は女子学生ですか。いい歳の男性が言っていいことじゃありませんね。あ、こちらは本日のセントラル行き最終便に間に合わせよとのことです。グラマン中将から回された書類ですね。概要はこちらにありますので、目を通して下さい」
「やれやれ君は本当に素直じゃないなあ…まあ私は君の気持ちなんてとっくにお見通しだがね? でもちゃんと君の言葉で聞きたいんだよ」
「明日からは軍議に視察と予定が詰まっております。書類に時間を割けるのは今日までです。こちらの書類は本日が締切のものではありませんが、前倒しで出来るだけ処理をお願いします」
「リザちゃん…完全無視は止めて…」
「それから明日からの予定ですが、武器工場の視察と公共工事現場の視察は私服で行えとの通達が。どうやら覆面視察という体らしいですね」
「ゴメンナサイ。仕事中にリザちゃんって呼んで本当にゴメンナサイ。もうしないから、返事して…でも君のいやっそうな顔もチャーミングだからつい呼んでしまうんだ。もちろんベッドの中でリザと呼んだ時の顔も好きだがね?……って、銃はやめなさい!」
「大佐、私は事務方に行って参りますので、ちゃんと仕事して下さいね」
「…………はい」
「それでは……あ、大佐」
「何だね?」
「……好きですよ。では」
「…………………不意打ちは卑怯だ……」




うめこの頭の中はだいたいいつも↑こんな感じ。
拍手ありがとうございます(^^)
原稿中大変励みになりました!本当にありがとうございました!
レス不要でコメント下さったお方様もありがとうございました!
エールありがたく頂戴いたしました(*´ω`*)





by netzeth | 2015-07-20 17:18 | 日記