うめ屋


ロイアイメインのテキストサイト 
by netzeth
プロフィールを見る
画像一覧

台風来るし

台風が近づいて来ててとってもいやーです、こんばんは。明日電車動いてるかなー(´・ω・`) 

ラスト撃った時の既に覚悟完了してるマスタング好きです。時々目が見えない描かれ方をしているロイさん。あの容赦ないとこが好き。



↓以下SSS


「よーし、ハヤテ号来い!」
 シャワーから戻ると、上司兼恋人と愛犬が仲良く遊んでいる光景に出くわした。黒髪の彼と黒毛のもこもこがじゃれ合っている様は微笑ましく、まるで兄弟か親子のようだ。
 リザは一人と一匹が出会った当初を思い出し、首を捻る。あんなに相性が悪かったのに、これは一体どうしたことだろう。
 彼らは雄同士縄張り意識が働いたらしく、リザの部屋で顔を合わせる度に睨み合っていた。ロイは大人げなくリザの膝の上から黒毛玉を追い出し、ハヤテ号は仕返しに脚にかぷりと噛みついたり。到底仲睦まじいと言える仲ではなかったのに。
 いつしか子犬はロイの訪問を待ちわびるようになり、ロイもハヤテ号に土産を買ってくるようになった。
 さて、彼らの間に一体何があったのだろうか。
 ささやかな好奇心を満たすべく、何か発見がありはしないかとリザは一人と一匹の様子を観察する。すると、リザが戻ったことに気づいていないらしいロイは、真剣な顔をしてハヤテ号に何事か語りかけていた。その手には犬用のオヤツを握っている。
「ほら、もっと食え、いっぱい食え。そして立派に育って、リザを護るのだぞ?」
「きゃんっ」
 ロイの言葉を理解しているのか、ハヤテ号は一声鳴くとおやつにかぶりつく。尻尾を激しく振ってとてもご機嫌な様子だ。その小さな背中を撫でながらロイは優しく言う。
「……いつも私がそばにいてやれるとは限らない。そういう時はお前がたよりなんだからな」
「きゅ~ん……」
「お前だってご主人が大事だろう? 私もリザが大事だ。だから、これは男同士の約束だ。いいか、必ず守るのだぞ」
 つぶらな瞳で己を見上げる子犬を眺めるロイの顔はあくまでも本気だった。
 リザを護る――どうやらこれで一人と一匹は利害の一致をみたらしい。 
 まったく、男同士そんなことで結託していたとは。
 嬉しいやら恥ずかしいやら。
 面はゆい思いがして、何だか心がむずかゆい。でも、同時にとても暖かかった。
「もうっ、大佐。夜遅くに食べ物をあげてはいけないと言いましたでしょう? ハヤテ号も、ダメよ? もう遅いのだから早く寝なさい。まったく遊びたいのは分かりますが夜更かしさせて…」
「ち、中尉…待て、これは男と男の語らいであってだな…決して遊びでは…」
「く~ん……」
「まったく、仕方ありませんね……」
 そうして、彼女は愛する存在達に心からの笑みを向けるのだった。

 ホムンクルス達との戦いで男同志の約束は果たされることになるのだが……それはまだ未来の話。




拍手ありがとうございます(^^)
以下続きから拍手コメント(9/8分)のお返事です。






>いたこ 様

どうも、こんばんはー( ´ ▽ ` )
いつも拙作をお読み下さり本当にありがとうございます!
まだまだお体の方大変なご様子…どうぞお大事になさって下さいね。
拙作が少しでもいたこ様の癒しになれましたのなら、幸いでございます☆
リザたんに襲いかかる嫉妬タング最近マイブーム?でして(笑)(今度もまた書いてしまいましたww)
ニヤニヤして頂けたのなら本望です!!

それではどうぞお体ご自愛下さいね。
コメントありがとうございましたヽ(○´∀`)ノ



[PR]
by netzeth | 2015-09-08 23:08 | 日記 | Comments(0)