うめ屋


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1月も半分過ぎたね

どーもこんばんはー。ただいま原稿やっております、うめこです。
 腰が痛いので寝ながら原稿やれないかなーと試行錯誤した結果、ケータイ(ガラケー)でぽちぽちやってます。まーはかどらないことはかどらないこと。そりゃあ両手のタイピングに比べたら片手ですもん、スピードは落ちますよね。スマホかタブレットでフリック…とかの方が早いのかな。フリック出来ないけど。
 

「夢を語る男には気をつけるのよ。5割ましぐらいに良くみえるから。だまされないようにね」
 と、ウィンリィちゃんに年上の女性としてアドバイスを送るリザたんとそれを聞いてぶーっと茶を吹き出す心当たりありまくりな増田さん。な、お話を妄想。



拍手ありがとうございます!
レス不要でコメントを下さったお方様もありがとうございました(^^)
ありがたく拝見いたしております♪ ご感想も嬉しいです!





以下、SSを書いたので、よろしければ。↓


「君がそんなに犬が好きだとは思わなかったよ」
「え?」
 私の指摘に彼女……ホークアイ中尉はきょとんとした顔を見せた。
「何ですか、突然」
 訝しげな顔で、彼女は私のデスクの上にお茶を置く。どうやら本気で自覚がないようだ。
「ここ最近の君は、あの子犬の話しかしないから」
「そんな、まさか。そんなことはありません。だいたい大佐と私は主に仕事の話しかしていないではないですか」
「うん。だから、仕事以外の話は、ということだよ」
 言いながら私はひっそりとため息をつく。
 仕事中に私語を許してくれる副官ではないから、必然的に仕事の話しかしなくなる。そんな無味乾燥な話題では、二人の距離は縮まらないだろう。そうなると、親しくなるためのコミュニケーションは、休息時間を狙うしかない。
 激務の合間のほんの少しのささやか過ぎる時間。だが、例えわずかであっても中尉とする他愛のない会話を、私は楽しみにしていた。
 だがしかし。
 最近の彼女は口を開けばハヤテ号ハヤテ号。
 彼女の口からのぼる話題を、あの新参者の子犬が独占状態なのである。
 優しい女性だから小さな命を捨て置くことはすまいとあの時も思っていたが。……まさか、ここまで子犬にのめり込むとは意外だった。
 生真面目でストイックな彼女にも、生き甲斐が出来たのだ。子犬の成長をつぶさに語る様子は微笑ましいし、表情が豊かになったのも、喜ばしいことだ。
 だがしかし。
 彼女を想う男としては、少々面白くないのである。中尉の変化ーーそれが自分では無い他者からもたらされたものだということが、気に入らない。はっきり言って悔しいのである。
「まさか、あのホークアイ中尉ともあろう者が、子犬に夢中になるとはね」
 だから揶揄するように言ったのは、悔し紛れであった。ずいぶんと子供っぽい独占欲を発揮していることは自覚しているが、己を止められなかった。すると、中尉が私の顔をマジマジと見つめてくすりと笑う。
「私だって女性ですから、可愛らしいものが好きなんです。……ですから大佐のことも好きなんですよ?」
「なんだって?」
 二重の意味で聞き逃せ無いことを言われて、私は思わず立ち上がった。勢いがつき過ぎて膝を強かにデスクに打ち付けてしまう。机の上で危うく茶の入ったカップが倒れそうになっていた。だが、そんなことには構っていられない。
「も、もう一度言ってみたまえ! 私のどこが可愛いんだ? かっこいいと訂正したまえ! かっこいいと! そ、それからす、好き…?」
「そんなムスッとした顔で、子犬にやきもちを焼いてらっしゃるところがですよ、大佐」
 すまし顔で言われて、思わずぺたぺたと顔を触る。するとまたくすくすと笑う中尉の声が聞こえて。
 ……どうやら私は彼女の手の上で転がされているらしい。と気づいて憮然とする。
「ちゅ、中尉……上官をからかうのは感心しないな」
「申し訳ありません。何しろ可愛いものが好きなもので、つい意地悪をしたくなってしまうんです」
「……あの子犬にはしないくせに」
「あら、あの子のように可愛がられたいんですか?」
「もちろんだ」
「ではあの子みたいにお利口さんになって、私の言うことを聞いて下さいね」
 手始めにと、彼女はどこから取り出したのかドサッと重低音を響かせ大量の書類をデスク上に積み上げる。それから、にっこりと微笑んだ。
「こちらをお願いいたしますね?」
 頬がひきつる。どうやら藪をつついて蛇を出してしまったようだ。
「もう一度好きって言ってくれたら……頑張る」
「ええ、いいですよ。私は可愛くてお仕事の出来る人が好きですよ」
「あの子犬より?」
「それは大佐の頑張り次第でしょうか」
「……分かった」 
 
 彼女の愛を子犬から勝ち取るために、早速私は書類仕事に励むことにする。いつか彼女が優しい表情で私の話をしてくれたらいいと、夢みながら。
 


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by netzeth | 2016-01-14 01:04 | 日記 | Comments(0)