うめ屋


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by netzeth
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二周年。

本日で当サイトは二周年を迎えました!

もう、鋼が終わってからの方がこのサイトをやっている期間は長くなってしまったのですね…。原作が終わるとどうしても熱が冷めて離れていく方も多いとは思いますが、未だにたくさんの方にサイトの方に来て頂いていて本当に嬉しいです。この日を迎えられましたのも、いつもいらして下さる皆様方のおかげだと思います。本当にありがとうございます!!

一応二周年を記念いたしまして、誕生日をテーマにしたSSをUPいたしました。誕生日をテーマにしたはずなのになんか誕生日っぽくない話ですがww 
本当はサイトの5万ヒット記念と併せてリクエスト企画をやろうと(需要あるのか分からんけど)思っていたのですが、原稿&本人の体調不良のため、SSのみになってしまいました。無念です。とはいえ、リクエスト企画はそのうちリベンジしようとは思っています。

ロイアイ熱がまだまだ熱く燃えている(なんか一生萌えている気がするww)うめこは、これからもロイアイ妄想に励んでいく所存です。どうぞよろしくお付き合いくださいませ!


さて、今日は体調がだいぶよくなりましたー。ずっとムズムズしていたノドがすっきり☆実は記念SSを書いている時は一行書くたびに咳してたww集中できねー!って叫んでましたww それでは次は原稿へと戻ります。


拍手下さった皆様ありがとうございます(^^)
お気づかいのコメントも本当に嬉しいです。ありがたく拝見しています!
おかげさまで、念が届いて回復しつつありますv
本当にありがとうございました!
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by netzeth | 2011-11-29 22:16 | 日記 | Comments(2)

Birthday

時計は20:00を少し回ったところ。
待ち合わせをした、身の丈に合わない(とリザは思っている)高級レストランで、壁掛け時計を見上げ時間を確認したところで、リザはさてどうしたものかと悩んでいた。約束は19:00だったはずだ。すでに一時間以上経過している。そして、この場所を離れて彼を迎えに行くべきか、もう少し待ってみるべきか……リザは決めかねていた。
だいたい互いに軍人なんてやっていれば、予定が時間通りにいかない事など日常茶飯事である。例え二人とも非番で部屋でくつろいでいたとしても、有事の際には必ず軍部から電話がかかってくるのだから。実質的な司令官である彼がその呼び出しに応じない訳にはいかず、そしてまた、彼の副官である自分も同様なのである。
「お飲物はいかがですか?」
既に一時間以上席で待ちぼうけをくらっている女をどう思っているのか、給仕がやってくるとリザに声をかけてきた。
……きっと恋人にフられた可愛そうな女だと思われているんでしょうね。
少々捨て鉢な思いでそんな事を考える。
「いいわ」
「……失礼いたしました」
去っていく給仕の背中を見送って、リザは空のままのワイングラスを指で弾いた。ピインと澄んだ音が鳴る。
この日のためにと贈られたシックな黒のドレスも、いつもより装飾華美なピアスも、見せる相手がいなければなんの意味もない。丸いテーブルの中央に飾られた一輪のバラがやけに寂しく見えて、リザはフウとため息を吐いた。
――必ず行くから待っていてくれ。
そう言ってこの店と時間を指定した男は未だに現れない。今日、彼は仕事で自分は非番であった。仕事で何かあったとしたならば、これほど遅れているのも頷けるというものだ。彼は女の支度には手間がかかる事を考慮して、わざわざ自分が非番の日を選んでくれたのかもしれないが、こんな事なら仕事をしていた方が良かったのかもしれない。少なくとも今現在の様に、彼が来ないとやきもきせずに済んだだろうに。
待つのは構わない。彼が待て言うならば自分は何時間だって待っていてみせる。けれども、彼が自分の元に来られない様な事件が起きていたとしたならば……自分はこんなところで彼を大人しく待っている場合では無いのだ。すぐにでも司令部へ赴き自分のなすべき事をせねばならない。
……そこが問題なのだ。
彼はリザがこの店で待っているという事を知っている。そして、何か重大な事件が起きたとしたならば、彼は必ず自分を呼び出すはずなのだ。リザはその点においてロイを信頼していた。ロイはリザの事を恋人の前に一人の軍人として扱ってくれている。女だから、自分の恋人であるから……などと言った理由で自分を特別扱いする事は無い。使える駒は何でも使う、出し惜しみはしない――それがロイだ。よって、今のリザに何らかの伝令がないという事はロイは自分を呼び出すほどの事では無いと判断しているということ――ロイがそう判断しているのに、リザがでしゃばる事は出来ない。
だとしたならば、リザはロイを信じてここで待つ事しか出来ない。
……それにしても待たせ過ぎである。
理性では行くべきではない思っていても、リザの感情はロイの元へ行きたいと訴える。もしかしたら彼の身に何かあったのではないか? 自分を呼び出す事もできない様な何か……そんな思いに捕らわれてしまう。
「もうっ、待つって性に合わないわ……」
ぽつりと呟いた声は、我ながら虚しく響いた。


24:00。
とうとう閉店の時間になり、レストランを出ざるを得なかったリザはそのレストランの入り口でまたも悩んでいた。
いくらなんでも遅すぎる。
そもそも、今回のように、ロイがリザと外で食事をしようとする事自体珍しい事であるのだ。上司部下という関係であっても、恋人同士である事自体は軍の規律上問題はない。けれども、ロイの足下を掬おうと狙っている輩は多いのだ。部下――しかも直属の副官とのスキャンダルなど格好の餌となってしまうだろう。
だからいつも、二人で外を歩く時は極力人目を避ける様にしてきた。もちろん恋人同士の触れ合いなどもっての他だ。もし誰か関係者に見られても、常に言い訳ができるようにーーそれがロイとリザの恋人同士としてのつき合い方だった。双方それで納得していたし、部屋でゆっくりと時を過ごす事が嫌いでなかったリザはロイと自宅デートできるだけで満足していた。
そんな二人であったから、今日はどうしてもと約束を取り付けてきたロイにリザは驚いたのだ。
しかもリザが滅多に訪れる事のないような高級レストラン。人目が気になるところではあったが、食事だけならなんとでも理由はつけられるとロイに押し切られる形で了承したのだ――彼が約束を破る事はありえない。
……やはり何かあったのではないか。そんな不安が再び首をもたげてくる。
――やっぱり軍部に顔を出してみよう。
そう決心した刹那、
「中尉!!」
自分を呼ぶ声がして、リザはその方向へと振り返った。
乱れた髪と服装の男が肩で息をしながら立っていた。
「大佐!?」
ようやく現れたリザの待ち人は、全力で走ってきたのか額に汗が滲んでいる。
「す、すまん……待たせたな……」
「そんな事はかまいません……それより何か事件が?」
「ああ……それがだな…ここでは何だ、場所を変えよう」
「え、あ、はい…」


ロイに言われるままに二人やってきたリザの部屋で、リザがお茶を入れてやるとようやく落ちついたロイがふーと体をソファーの背もたれに寄りかからせた。
「一体何があったんです?」
同じくロイの隣にリザは腰をおろす。彼の顔を伺うように見上げれば、ロイは体勢を正した。
「……いや事件ではないんだ。今日は君との約束があったから私は全力で仕事をしていた。で、いざ退勤五分前になって、セントラルのトレイシー将軍がいらしてね」
「まあ……将軍が?」
「ああ。それでまさか私が帰る訳にもいかなくてな……あのお方は良い方ではあるんだが…話が長すぎるのが欠点だ。泊まるというのをなんとか説き伏せて、最終のセントラル行きの列車に乗せたよ」
「それは……お疲れさまでした」
リザは心からの労いの言葉をロイにかけた。
自分達がこの東方である程度好き勝手やれているのも、ロイがうまく立ち回っているおかげなのである。上とのつき合いもロイの仕事のうちだろうが、疲れる事には変わりない。
「いや……私の事は良いんだ。すまない中尉…」
「謝らないでください。食事ならまたいつでもできますでしょう?」
「いや、今日……もう、日が変わってしまったな。昨日でなければならなかったんだ」
「え?」
「やっぱり忘れていたな……昨日は君の誕生日だったじゃないか」
「あ…」
ロイに指摘されて、リザは初めて昨日が己の誕生日だった事に思い当たった。今の今までロイに言われるまでそんな事はすっかり忘れていたというのに。
ロイは覚えていてくれたんだろうか。
「……せめて誕生日くらいは…と思ったんだが……」
悔やむ様にロイは言う。その顔を見つめながらリザはロイに問うた。
「誕生日……くらい……?」
「そうだ。……私が君にしてやれる事は少ない。外で堂々と腕を組んで歩く事も、一緒に食事をする事でさえも、人目を気にしなければならない。……これは今更言っても仕方の無い事だが……我々が選んだ道はそういう事だ。君には私の恋人であるという事でずいぶんと我慢を強いてしまっている……ならば、せめて君の誕生日だけはできるだけの事をしてやりたかったんだが……すまない。たったこれだけの事も私は約束通りできない男なんだ……」
リザは初めてロイの心情を知ったような気がした。
今までは恋人同士といっても、互いの部屋を行き来し、体を重ねるだけのそういう淡々とした関係だと思っていた。少なくともロイはそう思っているのではないかと。
「当たり前の他愛もない恋人同士の時間。それすらも君に与えてやれない……」
それなのに。ロイはいつもこんな事を考えていたというのか。
――バカな人。私には貴方さえいれば他に何もいらないというのに。
リザはそっと項垂れていたロイの頭を抱え込んだ。
柔らかな黒毛に頬をうめると、ふわんと彼の匂いがする。
……リザの大好きな匂いだ。
「私は幸せですよ、大佐。貴方と外でデートが出来なくたって、普通の恋人同士の様に振る舞えなくたって、貴方が私の誕生日を覚えていて下さっただけで、私はもう十分幸せなんです」
きっときっと自分は、世界一幸せな誕生日を迎えた女なのだ。
「中尉……ありがとう」
ロイの言葉には答えずに、代わりにリザはロイの頭を抱きしめる力を強くした――言葉にしきれないこの想いが全て彼に伝わるように。



END
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2周年記念SSという事でバースデイと銘打ってみましたが、あんまり誕生日っぽい内容ではない…;;
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by netzeth | 2011-11-29 21:49 | Comments(0)

ぼろぼろ~。

どうも~風邪がまったく良くならないうめこです~こんにちは。

いかん、風邪がまったくもって治らない!当初は2、3日で治るだろ~と楽観視していたというのに。熱は出ないもののどんどん咳がひどくなり、とうとう咳が酷すぎて眠れなくなる始末。これはやばいってんで病院いって抗生物質や咳止めを処方してもらってきました。う~ん気管支炎とか百日咳じゃないでしょうね……と疑ってしまうほど咳がでます。病院では風邪と診断されたんですけど百日咳は職場に患っている人がいたんですよ。咳止めを貰ったはいいけど薬の副作用のせいで眠くてしかたないです。土日はほとんど寝てすごしました。ああ……原稿が!!まったく手をつけられていない。この土日には本格的に着手している予定だったのに…。今うめこは風邪なんて引いている場合じゃなくってよ!とりあえず、原稿とサイト二周年用のSSを書きたいと思ってはいます。咳し過ぎて腹筋が痛いです。自分が体験したこと見聞きした事って文章を書くときリアルに書けると思うんですけど、今、風邪の描写なら私とってもリアルに書けそうよww


引きこもっている間にもたくさん拍手頂きましてありがとうございます!
うう…私の癒しです~。
コメントもありがとうございました☆ありがたく拝見しています!

以下拍手コメント(11/25分)のお返事です。

続き
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by netzeth | 2011-11-27 16:27 | 日記 | Comments(0)

風邪

治ったと思った風邪が悪化してます、こんばんはうめこです。
喉がムズムズして咳がゲホゴホ…。ちょっと苦しい。やっぱり風呂上がりの濡れた頭で過ごしていたのがいけないのか?夜更かしか?

風邪だろうと何だろうと〆切は待ってくれないので原稿月間に突入です。私は休日に一気に進めるタイプなんですけど、計算していた明日の休みが仕事になってしまった…ああ…ort

という訳でいい夫婦の日はスルーです…む、無念。遅刻でもいいからいつかリベンジしたい。

しばらく原稿で山籠もり?いたします。とはいえ、来週はサイト2周年なので多分すぐに浮上するかと思われますが。

それでは~。


拍手ありがとうございます(^^)
励みにしております~。
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by netzeth | 2011-11-22 21:36 | 日記 | Comments(0)

日常

ちょっと風邪をひきましたうめこです。こんにちはー。
金曜日からノドが痛くて体がダルく、昨日は一日寝てました。そのおかげかだいぶ良くなりましたね。風邪薬飲んだせいで常に眠いのをのぞけばすこぶる元気に。

今日は暖かいですねー昨日の雨が嘘のように良いお天気だし。でも明日から寒いと聞いてちょいブルー。せっかく頼んだペチカはまだ来ないし。メールでの連絡もないって事は相当品不足なのかしらん。ペチカの後に頼んだ腕時計はもう来たというのに。けれどこの腕時計、商品自体は良かったのに簡単にベルトの調整ができないという難あり商品だった。そのままではゆるゆるなので短くしないといけないんですけど、簡単に調整ができないんですよーなんか針使ったり、ものすごく力をいれないとダメっぽい。そんな事レビューにはみんな一言も書いてなかったよ…私だけ?だってあれ、普通の女の子がやるとしたら相当ハードル高いぜ?工作レベルだぜ?私も自分でできずに兄貴にやってもらいました。普通の皮ベルトの穴で調整するの買えばよかったなー。

常に時代に乗り遅れ気味のうめこですが、最近ピクシブやツイッターに興味あり。けれどいまだにシステムが分からんです。まず用語がよく分からん。リプってなにさ?で、ウィキで用語説明を見てみたけどやっぱり分からなかったwこういうのは皆実践で覚えていくものなんですかね。


拍手たくさんありがとうございました!
頂くたびにニヨニヨしている怪しい人がここにいますw
以下続きより拍手コメント(11/19分)のお返事です☆

続き
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by netzeth | 2011-11-20 13:59 | 日記 | Comments(0)

言えない気持ち

篠突く雨の降る夜だった。
何をしゃべる訳でもなく、何をするでもなく、ただ二人の時を静かに過ごしていた私たち。
足下に居た愛犬がくあっとあくびをした時、彼がちらりとわざとらしく壁掛け時計を見上げた。
次の言葉は予想通り。
「そろそろ失礼するよ」
そんな事を言いながら、彼が立ち上がる。
いつもならこの時間から、いかに私の部屋に泊まろうかと、いろいろ理由をつけて居座ろうとするくせに。
たまに、こんな風に大人しく帰宅する彼。
その時の彼の心情をいまだに私は理解する事は出来ていない。単純に私の明日の仕事に差し支えるという小言を聞き入れてくれたのか――それとも、もう私に飽きたのか。
彼が部屋に泊まる事をいつも嫌がるそぶりを見せるくせに、こんな風に物わかり良くされると、それはそれで物足りないというか、寂しいというか。私もたいがい現金なものだ。
「お送りしましょうか?」
「止めてくれ。…そしたらまた私が君を送っていかなければならなくなる」
そして私たちはいつも通りの会話をする。
コートを手に取り彼に着せて、彼は己のマフラーを首からかけた。
彼が帰宅するときの、いつも通りの手順。
彼はそのまま私に背を向けて玄関口へと向かう。思わず、その背に伸ばしかけた手を私は引き戻す。
どうしてだろう。今夜は彼に居て欲しいと私は思っている。降りしきる雨が私をもの寂しくさせたのだろうか。
帰えらないで。
素直にそう言えたなら良いのに。
その広い背中を眺めながら、私はそう思う。
その背にすがりついて、今夜は一緒にいて欲しいと言えたなら。
けれど、女の私は引き止めたいと思っているのに、彼の有能な副官であるホークアイ中尉の部分が彼を帰すべきだと主張する。
彼を困らせたくない。普段はそっけない態度をとっているくにやっぱりその辺の女と変わらないバカな女だと思われたくない。こんな時ばかり女の顔を見せるなんてどうかしている。
彼がドアノブに手をかける。それでも私は何も言い出せないまま。
振り返った彼が、
「じゃあ…」
そう言って、手を上げかけた時。
私の足下を黒い影が走り抜けていった。
「キャンっ」
普段私の言いつけを守って無駄吠えしない、お利口な子犬は一声鳴くと、止める間もなく彼のズボンの裾をくわえて引っ張った。
「ハヤテ号!」
驚いた私は慌てて膝をつき、子犬を彼から引き離そうとした。けれど、子犬はがっちりと彼のズボンを噛んでおり、私がその小さな体を抱えて引っ張っても離してくれなかった。
「ダメよ、ハヤテ号。離しなさい!…こらっ」
いつもは聞き分けの良い子犬は今日に限って頑固で、テコでも動いてはくれなかった。ただ一心に彼のズボンの裾を掴んで離さない。
困り果てた私を見かねたのか、ひょいとしゃがみこんだ彼はわしゃわしゃと子犬の頭を撫でた。
「……判った。判ったよ、ハヤテ号。私に帰るなと言うんだろう?」
彼の言葉に私は、思わず彼の顔とハヤテ号を見比べる。
「……帰らないよ。帰らないから」
驚いた事に、彼のその言葉を聞いたハヤテ号はあれほど強く噛んでいたズボンの裾を離すと、彼を見上げてク~ンと鳴いた。まるで、本当に? と尋ねているように。
「嘘じゃない」
優しい顔で子犬にそう告げる彼の顔を、私はマジマジと見つめてしまった。
「大佐……」
私はなんと言って良いか判らなかった。ただ、今、目の前で起きた事が信じられない。
そんな私に彼はやはり優しい表情で笑ってみせた。
「君が素直に言わないからだぞ」
「そんな……」
「君が私を止めないから、ハヤテ号が止めてくれたんだ」
「なにをバカな……」
「本当の忠犬は主人の意図をくむと言う。……ハヤテ号は君の心を読んだんだよ」
なあ? と彼は子犬を抱き上げるとその瞳をのぞき込んでいる。子犬はまたそれに同意するようにく~んと鳴いた。
「なあ……私に帰って欲しくないと思っていたんだろう?」
そうして、一人と一匹はお揃いの黒い瞳で私を見つめてくるから。
「……はい」
とうとう私は観念した。
そう、私の心の中なんて、この人にはもちろん、こんな小さな子犬にまで見透かされているのだから。今更意地を張って取り繕ったところで、どうしようもないのだ。
それでも言うはずのなかった事を白状させられて、憮然とした様子の私に彼はくすくすと笑って。
「……だそうだ。ハヤテ号。君のご主人はまったく素直じゃない」
彼がいつまでもハヤテ号を抱えているのが、なんだか面白くなかった私は彼から子犬を奪い取った。
「……もう判りましたから」
ハヤテ号を胸に抱いて、ツンと彼に背を向けてやるとすかさず後ろから強く抱き込まれる。
その暖かさに私は抵抗できない。そう、今夜彼にそばに居て欲しいと願っていた私には。
「なんだ? 今度は子犬にやきもちか?…本当に今夜の君は可愛いな」
「……バカですか」
「大丈夫だ。今夜は帰らない。君がいいというまで君のそばにいる。……できれば今度からはハヤテ号に頼らずにそういう時は直接言ってくれ」
そう耳元で囁く彼の声に、私はうっとりと目を閉じる。
そして、少なくとも今夜一晩は彼を独り占めできるという事実に胸を躍らせた――いつか子犬が代弁してくれた私の言えない気持ちを、素直に彼に告げられる日がくると良いと思いながら。



END
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by netzeth | 2011-11-17 23:45 | Comments(0)

今日から。

今日から氷水で顔を洗おうと誓いました、うめこですこんばんは。
なんですかね、今日鏡を見たら妙にほうれい線が気になったのですよ……ぶるぶる…もう洒落にならん歳なのは分かっているのですがねー、なんかせねば!と急に危機感にかられたわけです。今までめんどくてメーク落とししただけで寝てしまってすんませんでした、私のお肌。今日から心を入れ替えて、ちゃんとお手入れするよ。ドモホルンは無理でも、金のかからんところで、氷水洗顔から始めてみるよ。真冬になってもがんばるよ…。あーリザたんのアンチエイジングぶりにあやかりたいー。きっと幾つになっても若いんでしょうね…。ずっとあの見た目なんですよ。ベビーフェイスリザ萌え!目の下しわの増田と並ぶと犯罪くさいの萌え!ww


拍手たくさんありがとうございます~(^^)
以下続きから拍手コメント(11/15分)のお返事です。

続き
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by netzeth | 2011-11-16 21:47 | 日記 | Comments(0)

CD

鋼のCDベスト盤が出るというCMを見ました。……あれ?幻じゃないよね?私の記憶が正しければ既に一期、二期ともにCDベスト盤出てたはずだよね?……また出すんかい。今回は映画の曲も入るのかな。どうせならキャラソンもいれてくれれば良いのに。むしろ、新しくCDドラマ的な部分か新たなキャラソン(ノーセンキューを超えるの)を収録してくれれば良いのに。そしたら絶対買うのに。今度はミキシンでという事でどうですか?


拍手いつもありがとうございます(^^)
拍手お礼を更新いたしました~。個人的にロイ&エリシアの組み合わせは萌えですvvロイアイ絡めるのはもちろん前提ですがw
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by netzeth | 2011-11-15 02:00 | 日記 | Comments(0)

拍手お礼ログ 15

 かくれんぼ Ver.リザ

「やられたわ!」
大人しく真面目に仕事をしていると思って、お茶でも淹れてあげようかなどと仏心を出したのが間違いだった。ほんの一時目を離した隙に、あの人は執務室の机の前から煙の様に姿を消していた。
私はすぐさま執務室を飛び出した。そして、司令部中の心当たりを手当たり次第に探していく。
彼のお気に入りの昼寝スポットである中庭の木陰、資料室の一番奥の棚の前、そしていつも彼がおしゃべりに興じている事務の女の子達のいる受付。
その何処にも彼の姿は見当たらなかった。
が、私は迷う事無く最後にとある場所へと向かった。

立ち入り禁止の看板がくっついたロープを跨いで私は扉を開ける。途端に顔に強い風を受けて、前髪が跳ね上がった。
はたして、何もないその屋上の広いスペースの端っこに探し人は座っていた。
「やあ、さすが中尉だな。すぐに見つかってしまった」
彼――大佐は私の姿を認めると悪びれる事なくそう言って肩を竦めた。
「君は探し物の名人だからな」
楽しげに笑う彼を私はねめつけた。
――冗談じゃない。わざと見つかる様にしているくせに。
幼い頃、彼は私と良く一緒に遊んでくれた。兄弟もいなければ、近所に家もなく、よって同年代の友達もいなかった私のために彼は遊び相手になってくれたのだ。いろいろな遊びに付き合ってくれた彼だったが、あれはそう、初めて隠れんぼをした時の事だ。私が鬼になり、彼が隠れた。ところがいくら探しても私は彼を見つけられなくて。途方に暮れたまだ幼かった私は、一人の寂しさと、隠れんぼという遊びを上手くこなせなかった情けさと、そして彼を探し回った疲れとで泣いてしまったのだ。
わんわん泣いているところに慌てた彼がやってきたのを良く覚えている。
それ以来、隠れんぼをする時は彼は必ず自らの痕跡を残す様になった。
私が彼を見失わない様に。私が彼を見つけられる様に。
その癖はこうして大人になった今でも変わっていないようで。
彼と同じくいつも中庭の木陰で昼寝をしているハヤテ号が居なかったのと、受付の女の子達の証言で私は大佐がここにいる事を推理した。案の定、彼の膝の上には中庭で気持ち良く寝ていたところを大佐に連れて来られたらしいハヤテ号が寝ぼけ眼で乗っている。
私はさっさと彼からハヤテ号を取り返すと、クルリと背を向けた。
「早く戻って来て下さいね。……せっかく淹れたお茶が冷めますから」
そのまま振り返らずに私は屋上を後にする。……結局彼が何度脱走しようと怒る事が出来ないのは、ちゃんと自分はここだど教えてくれるから――必ず最後には私に見つけさせてくれるからなのかもしれない。
それは――彼と私だけの隠れんぼ。


 かくれんぼ Ver.ロイ

君は隠れんぼが好きだった。その小さな身体で隠れてしまうと、探すのも一苦労で。私は鬼になるとよく君を探し回ったものだった。そうすると待ち疲れた君は大抵眠ってしまっていて。……発見した君を抱き上げてベッドまで運ぶのは私の仕事だった。
だから、君が脱走したと聞いた時、私はずいぶんと慌てたんだ。もちろん君はもうあの頃の様に小さな子供ではない、立派なレディだ。もう、狭い棚の中や物置の箱の中なんかに隠れていやしないだろう。
でも、三つ子の魂百までと言うじゃないか。君が大人になっても隠れんぼの(隠れる方の)名人じゃないなんて保証は何処にある? もちろん、君が脱走…いや言い方が悪いな。気分転換の休憩を取りたくなるほど仕事をサボっていた私が悪いんだ。だが……考えてもみたまえ、君が居なければ仕事は余計に進まないんだぞ?
私は君を探し回った。そりゃあもう、司令部中の隅から隅まで。君のお気に入りの花壇がある中庭も、ストレス解消しに行く射撃場も、果ては女子ロッカー(もちろん自分で入ってはいないからな、見て貰ったんだ)まで。君は何処を探しても見つからなくて……私は途方に暮れた。
幼い頃も、こんな風に君を探し回って、でも見つからなくて、私は困り果てたものだった。そんな時、君はいつも灯台下暗し。案外近くに居たりするんだ。私は回れ右をすると、君を探しに出た執務室へと戻って来た。
すると。
主の居ないはずの机の前に誰か座っている。
「中尉?」
何故か居なくなったはずのホークアイ中尉が私の椅子に座って眠っていた。
私の口許はいつの間にか弛んでいた。
――彼女はちっとも変わらない。
上手く隠れていても結局は私の側を離れる事が出来ないところとか。
その少女の頃と変わらない寝顔をしばし眺めて、私は自らの上着を脱ぐと彼女にかけてやり――そして、起きた彼女に叱られない様にと残っていた書類に目を通し始めたのだった。


 Sheep

「どうしたんスか大佐? すげえクマが出来てますよ」
「ああ…最近どうも眠れなくてな」
「なんだ、じゃあ俺がとっておきの方法教えますよ。これをやれば一発で眠れますよ!」
「ほお…どんな方法だ?」
「それはですねえ……羊を数えるんス! そうすれば効果覿面で……いてっ。何で殴るんスか!」
「うるさい! お前がくだらない事を言うからだ! 何を言い出すかと思えば羊を数えろだと? 私は子供か!」
「騙されたと思って試してみて下さいよー。こういうのって、使い古されている分逆に効果があるもん何スから」
「だいたい、こんな科学的根拠も無い方法で眠れる訳がないだろう」
「でも、科学的根拠も無い割に無くならないって事はそれなりに有効な手段だって事じゃ無いスか?」
「……う~む、一理あるか……」
「そうッスよー。あ、もし羊が気に入らないなら、大佐の好きなもんに変えてみたらどうですか。犬でも猫でも。俺も子供の頃、好きな食べ物とかでやってたんス」
「……好きなものか…」

「あ、大佐! どうですか、眠れ……てはいなそうですね…すげえクマ…あの方法試してみなかったんですか?」
「いや……やってはみたんだが……」
「が?」
「羊の代りに中尉を数えたらな……全然眠れなく…むしろ興奮して余計に……」
「……な、何やってるんスか! 普通動物とかでしょ!」
「良いか!?  ミニスカ中尉が一人水着の中尉で二人、下着の中尉が三人……眠れる訳なかろう!!」
「何威張ってるんですか……でも、それ良いですね! 今度俺もやってみようかなーボインなお姉ちゃんで」
「中尉はダメだぞ!」
「なっ、そんなの俺の自由でしょーが! 俺の妄想なんスからっ」
「ダメだ! 許さん! 例え妄想でも許さんぞ!」

わあわあぎゃあぎゃあ同期の頭の悪い同僚と騒ぐ己の上官を眺めながら、ひょっとしたら同じくらい、いやそれ以上に馬鹿なのかもしれない――とブレダは(これが自分がついて行こうとしている男だとは思いたくは無かったが)思ったのだった。




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by netzeth | 2011-11-15 01:31 | Comments(0)

イベント

もうおはようという時刻ではありませんが、おはようございます。久しぶりにたっぷり寝ました…。でもまだ眠い…。お休みの日に午前中を寝て過ごすとなんか損した気分になりますね、やらねばならない事がたくさんあるのに~。

発作?というか衝動とゆうか、いてもたってもいられなくなって1月の大阪インテに申し込んでしまいました。本当にギリギリだったので郵送は当然間に合わず初めてオンラインで申し込んでみましたが、楽でいいですねー、これ。ただ、サークルカットがなれないソフトを使っての作成だったので、結構適当なものになってしまった…;; 文字情報が載ってれば良いかーくらいの気持ちで焦って作ったのでなんのデザイン性もない…。というわけで春までのんびりしようと思っていたのが、また締切に追われる生活ですよw新刊出しますよー頑張りますよー。ああ…大阪まで私行けるかしら…? あ、満了していたら、ギリギリ申し込みできっとダメなのでまだ分かりませんけどねww

そういえば前の日記で話題にしていたペチカ。とうとう頼んでしまったのですが、私と同じテレビ番組を見ていた人が多数で大量発注により、くるのが遅れるとか。やっぱりテレビの効果ってすごいな…。昨日、今日あたりは暖かいので良いのですが、本格的に寒くなる前に来ると良いなー。

うめこ的には地デジになって何一つ良い事がありません。全国的にはどうなんですかねー地デジ。地デジになったおかげで見られるチャンネルが激減してしまったわけです。(居間では見れるのに自室では映らないというチャンネルがあるのです)自室のブルーレイを居間に移動させようと考え中。だって自分の部屋には置いといてもどうせ録画できないし。見たいアニメがたくさんあるのですよ。特に「バクマン」の二期と「未来日記」が見たい…。どっちも部屋では映らない…ort  というかこの前のノイタミナもノイズが入ってちゃんととれてなかったよ…。悲しい。

11/11にはポッキーの日という事で、ちゃんと?ポッキーを食べました。ここは定番のポッキーゲームをロイアイにさせるべきなんでしょうねw やはりロイがリザに持ちかけて…みたいな流れかな?意外にリザの方が積極的でロイが押されてるのも良いかもw

あ、完全版8巻はスカーでしたね。これで表紙はビジュアルで選んでいる?の法則は崩れた訳ですが(スカーごめんww)、あと残っている主なメンバーって…リンは絶対。お姉さまも絶対。ホーエンもくるかな?…残りのホム達…くらい?お財布の事情でリアルタイムで購入はできていないのですが、(ロイアイの描き下ろしがあればその限りにはあらずw)内容的にどこまで進んでいるのだろう…。あと何冊くらいでるのかなーー。


拍手、毎日頂いてありがとうございます~(^^)
励みにしております!


※追記 コメントありがとうございました!お返事を書きましたのでお心当たりの方は該当記事をご覧ください☆




  
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by netzeth | 2011-11-13 12:18 | 日記 | Comments(0)