うめ屋


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腹見せて眠っている子犬の動画で癒されているうめこですこんばんは。
かわええ…これがブラハだったらもっとかわええだろーなーとか見るたびに考えていますw

拍手ありがとうございます~(^^)
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by netzeth | 2012-08-30 22:09 | 日記 | Comments(0)

更新などいろいろ徒然

何度も見ているのですが、今日はジュラシックパーク3に見入ってしまった。何度見ても面白いや。

使ってしまうのがもったいなくて使えていなかった、差し入れで頂いた疲れを癒すグッズを使わせて頂きました☆お肌の疲れを癒すクレイパックですv 夏のダメージ肌が回復です(^^) 癒される…ありがたや~。

そういえば、またラッシュの洗顔料を食べられ事件未遂が発生しました。いい加減学習してくれ、家人。…コーラを麺つゆと間違える人々なので、無理だな…。今回はなんか美味そうなデザートがある!→待て、きっとそれはうめこのだ。食べたら怒り狂う。→やめようという流れだったそうな。結果オーライだけど、家人の中の私印象、心狭いな!(;゚д゚) 

なんとなくリザたんのプリン食べちゃった増田がリザたんに必死に謝るも許さないリザたんの絵が思い浮かんだ……そんな同棲中の2人ww

話変わってただ今、空前の秋物のお洋服欲しい病にかかっています。昔ならそんな病気にかかっても、お洋服買おうと思ったら一時間は電車に揺られないとダメなので、問題なかったのに。今はネット通販という恐ろしい文明の利器が! え~さきほど思う存分買ってしまいました……。怖いね、ネットw

さて、SSを一本更新いたしました。酔っ払いリザさんのお話です。私は何回酔っ払いリザさんを書くのか。多分3~4回目くらい? 楽しいから何度でも書きますとも!

拍手ありがとうございます~いつも本当に嬉しいです(^^)
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by netzeth | 2012-08-30 00:17 | 日記 | Comments(0)

男の純情

強く降りしきる雨に予定外の時間をとられて、私が彼女との待ち合わせ場所に到着した時、きっかり約束の時間から30分が過ぎていた。
馴染みのバーのドアを幾分乱暴に開けて中へと足を踏み入れた私は一番奥のカウンター席を目指す。ちょうどよく他の客からは死角になるその席は彼女とのデートにはもってこいの場所だ。ちらりと目配せだけで挨拶してくる寡黙なマスターに軽く手を挙げて、私は30分も席を温めて居たであろう彼女の隣の席へと滑り込んだ。
「待たせたな」
少し俯き加減にカウンターに肘をついて、カクテルグラスの縁を指でなぞったり、金色の液体に浮かぶサクランボのヘタをちょんちょんと触ったりと、とりとめもない仕草をしていた彼女――リザはゆったりと私の方を向く。
「いいえ? ちっとも待っていませんよ?」
彼女にしては珍しく花が綻ぶような…とでも言おうか、そんな美しい笑顔をリザは見せる。
私は内心、おやと思いながらもとにかく用意してきた謝罪の言葉を口にした。
「……司令部を出ようとした途端にこの雨だろう? 当然傘なんてもってないから車を出そうと思ったんだが、あいにく使える軍用車がなかった。かといってこの雨の中歩けば君にいらぬ心配をかけるだろう? だから、外回りに出ていたハボックが戻るのを待っていたらこんな時間になった。――すまない」
私の言い訳めいた言葉を聞いてもリザは特に表情を変える事なく、相変わらず口元を緩めている。
「謝る必要はありませんよ? 私はちっとも待たされたなんて思っていませんし。……それに」
「それに?」
「とっても楽しかったですから」
「――楽しかった?」
彼女の言う意味がいまいち理解できなくて、私はオウム返しに聞き返した。
「ええ、楽しかったです。さっきまで向こうの席に座っていたんですけど、可愛い男の子や素敵なおじ様に声をかけられたりして……」
「んな!!」
――ちょっと待て。言うに事欠いて、私以外の男に声をかけられて、あまつさえ楽しかっただと…?
「ふふふ…私もちょっとしたものですね? すごくモテモテだったんですから」
乱れる私の心境とは裏腹にリザをころころと楽しそうに笑っている。その様子からしてどうもいつもの彼女と違って見えて、私は改めてリザをつぶさに観察してみた。
バーの雰囲気のある薄暗い照明の中、出会い頭には気づかなかったが、彼女の頬はふんわりと薄いバラ色に染まっており、目元はトロンと甘く潤んでいる。そしていつもはきっちりとボタンが留まっているはずのブラウスは今夜に限って際どいところまで外されていて、白い谷間がうっすら覗いて見えた。
――私は彼女がこうなってしまう時を熟知していた。彼女はその時、決まって暑いと言ってブラウスのボタンを外し出す――。
「中尉…君、酔っているだろう?」
「はい? 酔ってませんよ?」
――酔っぱらいは決まって皆そう言うんだ。
くそ。私が来るまでの間、彼女のこんな無防備な姿が他の男共の目をたのしませていたかと思うとゾッとする。私は雨のせいでとんでもない失態を犯してしまったようだ。
「大佐? どうしたんですか?」
黙りこくってしまった私を訝ったのか、リザが私の顔を身を乗り出してのぞき込んで来た。隣の席からそんな事をされたら、私の目と鼻の先に彼女の眩しい谷間が来る。……今夜の彼女はサービスし過ぎである。
「別に。ただ私とのデートで他の男と話して楽しかったなんて不本意だ、と思っただけだ」
虚勢を張ろうとして失敗した私はつい本音を吐露してしまう。今夜は彼女との久しぶりのデートで私も張り切っていたのだ。なんとか良いムードに持っていって、あわよくば……なんて下心を隠してもいた。それがたかだか雨ごときで出鼻を挫かれたのだ。面白くないのは当然だろう。
すると、彼女は私の露骨に不機嫌な顔を見上げて、
「……だって。大佐が遅いから寂しかったんですもの……」
少し伏し目がちにそんな事を言うから私の心は更に乱れた。無防備万歳。と思わず彼女の行いを許してしまいそうになる。
――君はいつからそんな女の武器を使うようになったんだね?
「だがな……」
しかし、ここで簡単に許しては今後のためにも良くないと、私は心を鬼にした。
彼女は私のものだ。それをリザ自身ももっと自覚するべきなのだ。我ながら身勝手な独占欲だが、こればっかりは譲るつもりは毛頭ない。
「それに――」
しかし、続けようとした私の言葉は先んじたリザの言葉によって遮られた。
そして次の瞬間には彼女はくすくす、と笑い出して。
「誰に声をかけられたって、私にとってはみんなジャガイモやカボチャ…お野菜とかわりありませんよ」
「なんだって? 男は野菜?」
「ええ。――大佐以外は」
「…………君、やっぱり酔っているだろう」
「いいえ? 酔っていませんよ?」
そう言ってやっぱり可愛く笑う彼女に、私はもうお手上げだった。
――頼む。これ以上男の純情を弄ばんでくれ。




END
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by netzeth | 2012-08-29 23:48 | Comments(0)

DR

【通販連絡事項】 8/28 22:00 までに頂いたお申込みには全て確認メールを返信済みです。メールが届いてないよ~という方はご一報下さいませ。

※「恋罪抄」が在庫僅少になりました。ありがとうございます<(_ _)>


最近DVDレコーダーをDRモード以外で録画する方法を覚えましたうめこです。こんばんは。DRモードはやたらと容量を食いHDDがすぐにいっぱいになるです。でもDRモード以外で録画したら画質が悪くて見れたもんじゃなかった……ort 参った。とりだめしてるアニメを早く見なくては!歌恋と氷菓ともやしもんとファイブレインに境界線上のホライゾン……たくさんあり過ぎて追いつかない!! 時間が足りないよ。一日が48時間ならいいのに!(もちろん仕事時間は二倍にはならずにww) もしくは原稿やりながら見れたらいいのに…でも絶対に原稿がアニメに影響されてしまいそうw 上述したアニメが混ざったらカオスですねww


拍手ありがとうございます!励みにさせて頂いてます(*^_^*)
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by netzeth | 2012-08-28 22:45 | 日記 | Comments(0)

DCS

【通販連絡事項】 8/27 23:00 までに頂いたお申込みには全て確認メールを返信済みです。メールが届いてないよ~という方はご一報下さいませ。


コンビニにおにぎり買いに行ったら既に狩り尽くされた後でした。なんとなく高校の昼時のパンの売店を思わせる…。仕方ないので一個だけ売れ残ってたシャケを買いました。良かった…苦手なのじゃなくて。あ、あと腹いせにポテトも買った。ポテトが美味だったのでまあいいか。

最近の少年ジャムプのお気に入りは暗殺教室。トンデモ設定なトンデモ先生も楽しいけど、挟み込まれるギャグも面白い。さすがは伝説のドーピングコンソメスープの松井先生。ドーピングコンソメスープはリアルタイムで本誌で読んだのですが、あの笑撃は忘れられません。話の内容はさっぱり覚えていないのに、ドーピングコンソメスープだけは記憶に刻まれています。ドーピングとコンソメスープを組み合わせるとか常人の発想じゃないよ!字面だけで笑えるよ!
とまあ、ドーピングコンソメスープは置いといてですねw 暗殺教室なかなか面白いですよ、という話でした。



拍手ありがとうございます~(^^)

以下続きから拍手コメント(8/27分)のお返事です。

続き
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by netzeth | 2012-08-28 01:58 | 日記 | Comments(0)

お料理デー

今日ははりきっていろいろお料理をいたしました。まずチョコレートケーキを焼きそしてケンタッキーに似せてフライドチキンを作成。結果。チョコケーキは失敗(笑)…レシピ通りに作ったんですけど、なんか変な感じに???ケーキのはずがウィローみたいになってしまった。こういうケーキだったのか。それとも焼きが甘いのか。レシピが問題なのか、それとも私の腕か。???お菓子は難しい…う~ん素直に普通のパウンドケーキにすれば良かったなあ。

そして、フライドチキンの方は普通に美味にできました。こちらもやっぱりレシピ通りに作ったら少々味が薄かったので、クレイジーソルトを倍量してみたらいい感じに。ただやたらスパイシーに仕上がったので、香辛料がきついかも。ちなみにケンタかというと、全然別物だったww ケンタじゃない普通においしいスパイシーなとりから。う~ん、やっぱりおうちでケンタの道のりは遠いわあ。まあ、ほいほい家庭で味が再現できたらケンタも商売あがったりですねww

原稿のプロット練りながらロイアイについて考えていました。ロイアイって原作を読み込むと、相思相愛なのは大前提としてwキスもしてないプラトニックにも、一通り全部済んでるふか~い仲にもどちらにも見えちゃうとこがすごいな、と。いくらでも妄想の余地ありv に惹かれてしまうのかもしれませんww


拍手ありがとうございます~(^^) 十連打とかすごい嬉しいです~モチベーション上がりました♪
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by netzeth | 2012-08-25 18:19 | 日記 | Comments(0)

なんとか再生

こんばんわ~。なんとか昨日がっつり消えてしまったSSを復活させました。元通りとはいきませんが、記憶を頼りに消えてしまったものに近づけました。……こんなもんだよね、と自分を納得させておりますww

昨夜その後ポメラの事をいろいろググって調べたのですが、私が使っているDM20はずいぶんと買った時よりお値段が下がっている様でした。DM100という新機種が出ているからでしょうが。そのDM100が私が買った時と同じくらいのお値段ですね。本当にどうしようもなくなったらこっちに買い替えよう。



拍手ありがとうございます(^^)

お返事不要でコメントを下さったM様、ありがとうございました。お優しいお言葉にホロリ…ですv


以下続きから拍手コメント(8/22分)のお返事です。

続き
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by netzeth | 2012-08-22 22:05 | 日記 | Comments(0)

ファースト・インプレッション

※少しだけ下ネタ注意



私、リザ・ホークアイ少尉は緊張していた。そう、きっと今までの人生で一番といってもいいんじゃないかと思うほどの緊張感に私は見舞われていた。士官学校入学のための面接試験だってこんなに緊張しなかったと思う。あ、ほら、あんまり拳をぎゅっとしていたからずいぶんと手汗をかいてしまった。
そんな私を見かねたのだろう。隣を歩いていたマスタング中佐が肩をポンポンと叩いてくれた。
「少尉、そんなに緊張しなくてもいい。彼女は別に君に無理難題を出す訳じゃない。ただ会うだけだぞ?」
「ですが……」
きっと私を励まそうとしてだろうけども、気軽に言う彼を私は恨めしげな視線で見つめた。
「私、何か粗相をしてしまわないかと不安で……」
「……別に粗相をしたっていいじゃないか。彼女はそんなこと気にしないよ。そのまんまの君で良いんだ」
「そんなっ!」
――そんな事出来る訳ない。
だって。
私が今から会いに行く女性はマスタングさん…いえ(もう私は彼の部下なんだからちゃんと階級で呼ばないとダメよね)マスタング中佐の義母…育ての母親なのだから。


私がマスタングさん…もとい、マスタング中佐の副官となって初めての中央出張。滞り無く予定を終えてホッとしていたところで彼はある人に会わせたいと、この中央の繁華街へと私を連れ出した。
訝る私に道すがら、彼はこれから私が会う人物について話してくれた。それが彼の養母…マダム・クリスマスだ。
中央の繁華街でバーを経営している彼女は彼の叔母に当たり、幼くして両親を亡くした彼を引き取り、立派に育ててくれたのだという。
実をいうと、私はその話を彼の修行時代に中佐自身から聞いた事があった。だから、今更別に驚く事は無かったのだけれども。
――これから君をマダムの店に連れていく。
その彼の一言に私はこんなにも動揺と緊張を強いられる事になったのである。
「細かい事は気にしない人だからね、安心するといい」
相変わらず中佐はそんな事を言っているのだけれども、私はちっとも安心できやしなかった。だって、相手は中佐の母親とも言える人なのだ。やっぱり嫌われるよりは好意を持ってもらいたいと思うのはおかしな事ではない…と思う。うん、分かっている。別に私は中佐の彼女じゃないからそんな心配する必要はないって事は。私と中佐はもうただの上司と部下で、そして上司の母親と部下が仲良くなったって仕方がないと思うけれども、それでもこれは理屈じゃなくて。私はマスタング中佐のお母様に自分を少しでも良く見られたいのだ。
「マダムは君に会うのを楽しみにしているんだよ」
何しろ、君のことは昔からよくいい子だよって話していたから。
さりげなく今、中佐がハードルを上げた気がしたけど私は極力スルーする事にする。というか頭の中はこれからの事で一杯でそこまで気が回らなかった。とにかく、失礼が無いようにまずはご挨拶……そして急いで選んだ手みやげを渡して……それから……ぐるぐると手順を頭の中で反復、復習する。
「ほら、見えてきた。あの店だよ」
繁華街中にあって、それほど目立つ店構えではないその場所を中佐が示すと私の緊張は頂点に達した。いよいよ、だ。
時刻は夕刻。私たちはオープンしたばかりのその店へと足を踏み入れた。


「きゃ~!! ロイさ~ん、おひさ~!」
「あーー! 本当、ロイさんじゃないの」
「あら~ロイ君じゃない? 元気してたあ?」
扉をくぐって一番最初に私たちを出迎えたのは女性達の黄色い歓声だった。お店に勤めているホステスさんなのだろう、彼女達は私達(正確には中佐だけなんだろうけど)の姿を認めるとあっという間に周りを取り巻いた。
「もうっ、ずっとロイ君ご無沙汰だから、寂しかったのよ?」
「ほんとほんと。ずっとロイさんが来るの待ってたんだから!」
「ははは、ごめん。ヘンリエッタ。ローズもすまなかったね?」
ヘンリエッタと呼ばれた多分中佐より年上の女性が彼の腕を取る。隣の私は眼中に無いっていうその態度に少ししょんぼりしてしまった。
「あら? 今日は可愛い~子連れているのね。こちらのお嬢さんはどなた?」
すると、同じく中佐に近づいてきた別の女性が気を利かせてくれたのか、私に話題を振ってくれた。
「あ…あのっ、わ、私……」
まずはご挨拶…っと手順を踏もうとした私だったけれど、その私よりも早く、
「その子が例の子だろ? ロイ坊」
お店のカウンターの向こうからよく通る落ち着いた声がした。慌ててそちらに視線を向けると、そこにはどっしりという形容詞がとっても似合いそうな貫禄のある女性が煙草を片手に立っていた。
「ああ、マダム。紹介するよ。私の副官のリザ・ホークアイ少尉だ」
「リ、リザっホっーくあいっです!」
……少し声が裏返ってしまった。泣きたい。
「そうかい。あんたの事はロイ坊からよ~く聞いているよ。あたしはマダム・クリスマスだ。よろしくね」
私の子供のような挨拶にもマダムは笑わないでくれて、少しだけ表情を和ませた。そういう顔をすると中佐に似ている。
「あの…はい、こちらこそっ、よろしくお願いします!」
私は持っていた包み紙をマダムに差し出した。マダムのために、と選んだ手みやげだ。ところが、入ってきた入り口付近でそんな事しても当然マダムの手に届くはずもない。少し間抜けな事をしてしまった。赤面しながらマダムに近づこうとすると、
「へ~~手みやげ持参だなんて、よくできた副官さんね~良かったじゃない? ロイ君」
中佐にさっきからべったりくっついているヘンリエッタという女性が私の手みやげをもの珍しく見てくる。……どうでもいいけど、さすがにくっつき過ぎだと思う。それに中佐の事君付けだし。
「まるで、恋人みたいね? 彼氏のお母様に手みやげ…な~んて」
さっきからこの人の言葉に刺を感じるのは私の気のせい?……なんだか、部下のくせに恋人気取り? なんて言われている気がして少し面白くない。私はそんなつもりはなくて、純粋にマダムに喜んで欲しかっただけなのに。
「ははは、ヘンリエッタ。彼女はただの部下だよ」
「そうよねえ~。まさか副官さんが恋人…なんて事ある訳ないものね?」
遠慮がちに窘める中佐の言葉は逆効果で。勢いづいたのかヘンリエッタさんとやらは私に少し意地悪な視線を向けてきた。
「ふふふ…副官さん? 良いこと教えてアゲル。ロイ君の筆下ろしはわたしがしたの」
「ヘンリエッタ!!」
珍しく中佐が顔を赤くして声を荒げた。
でもヘンリエッタさんとやらは涼しい顔。だけど、私に向けるのは挑発的な笑み。
「どう? 羨ましい?」
「ヘンリエッタさん」
私はすうっと息を吸い込んだ。
「それはさぞかしお上手なんでしょうね。はい、羨ましいです。できればご教授願いたいくらいです。私もぜひやってみたいので」
「少尉!?」
中佐が慌てた様な驚愕した様な声を上げたけども私はかまわなかった。
「ぜ・ひ。教えて頂けませんか?」
「……そ、それは……」
私が詰め寄るとヘンリエッタさんは鼻白んだ様子だった。
「ははははは! いいねえ、その度胸。気に入ったよ!」
豪快な笑い声が耳に飛び込んでくる。
「マダムう~~」
助けを請う様に甘えた声を出すヘンリエッタさんに、マダム・クリスマスが笑う。
「あんたの負けだよ、ヘンリエッタ。……リザちゃん、からかって悪かったねえ。ロイ坊のこと昔から可愛がっていたからあんたに嫉妬してんだよ、ヘンリエッタは」
「え?」
どうしてヘンリエッタさんが私に嫉妬するんだろう。
「ちょっ、マダム!!」
不思議そうな顔をした私に、何故か焦り顔の中佐。マダムはそんな彼をニヤニヤ見ている。
「ふ~ん、その様子じゃまだ手は出せていない様だねえ……」
「マ、マダム! その話はもういいからっ。ほら、少尉もマダムにおみやげ、渡すんだろう?」
中佐に言われて私は手に持ったままの手みやげに目を落とした。――喜んでもらえるだろうか。
「あの……つまらないものですが……」
おずおずと私はそれを差し出した。
「ああ、ありがとうね。嬉しいよ」
嬉しげに目を細めるとマダムはそれを受け取ってくれた。相変わらず貫禄十分のその姿だけど、私に向けてくれた表情は穏やかといってもいいと思う。
その顔を見ながら、私は遠い昔に失ってしまった母親という存在を少しだけ思い出していた。


無事に手みやげも渡せて、その後、何故かマダムは私のことをいたく気に入ってくれたようで、またいつでもおいでと言って貰えた。それがとても嬉しくてマダムの店を後にし、イーストシティに戻る汽車の中までも私はとても気分が良かった。
「どうした、少尉? 上機嫌だな」
「はい。ちょっと……あっ、中佐。私、中佐にお聞きしたい事が」
上機嫌ついでにずっと気になっていたことを中佐に聞いてみる事にする。
「なんだね?」
「筆下ろしってなんですか?」
「…………うん。一度それは忘れようか、少尉」




END
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by netzeth | 2012-08-22 21:32 | Comments(0)

消えたΣ(゚д゚lll)

ポメラのデータが消えました…。SSを書いていたのですが、もう少しで終わりというところで……。
あーーこれは結構ショックでかいですねー。前からちょくちょく固まるなあとは思っていたのですけど、電池リセットでなんとかなっていたから…う~ん、何万文字もあるオフ原稿でなくて良かったと思うべきかwまあ、原稿ならSDにこまめに保存するのですけど。これは新しいポメラ買えというお告げなのだろうか。このままでは怖くてオフ原稿できないなあ。
もう書く気力が無いので今日はもう寝ますww 多分明日は過去の方が出来が良かったという幻想と戦いながら同じ話を書くのだろうなあw 逃がした魚は大きい的なw 絶対そんなことなくて五十歩百歩なんだろうけどねwwとにかく明日は携帯で書きます(決定事項)


通販ぼちぼち届いているようで。到着のご連絡を下さったお方様ありがとうございました!無事にお届けできて良かったです~(^^)

拍手ありがとうございます~!
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by netzeth | 2012-08-22 00:31 | 日記 | Comments(0)

通販連絡です。

【通販連絡事項】 8/20 22:00 までに頂いたお申込みには全て確認メールを返信済みです。メールが届いてないよ~という方はご一報下さいませ。


おかげさまで「真夏の夜の攻防戦」が在庫僅少になりました。お申込みありがとうございます。


拍手ありがとうございます(*^_^*)
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by netzeth | 2012-08-20 22:31 | 日記 | Comments(0)