うめ屋


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トナー

【通販連絡事項】 5/28 22:00 までに頂いたお申込みには全て確認メールを返信済みです。メールが届いてないよ~という方はご一報下さいませ~。

既刊『火蜥蜴を抱いた』は手持ち分は完売いたしました。ありがとうございました!書店にはまだ在庫があるようです。


レーザープリンターのトナーが切れそうです。オフライン活動を始めるときに買ったものなのでだいたい2年くらいかな?使ったの。ふつうは1万枚くらい印刷できるはずですが、そんなに使ったかなあ…? と思い返してみるに、ペーパーにコピー本、そして校正用に原稿を印刷…とかなり使ってましたww すごくお役に立ってくれましたね、レーザープリンターさん。でも交換用のトナーは高いんですよね。もしかして、新しいのを買っても同じくらい?と思って同じ型のお値段を調べてみました。なんか2年前に買った時に比べて値段が6倍くらいに跳ね上がっているのですが。……ふぁ!? このレーザープリンターに何があった。
まあ、いいや。とりあえず夏コミに受かったら交換用の中古トナーを買おう。



拍手ありがとうございます!



>本到着のご連絡を下さったH様  
ご連絡ありがとうございます!メール確かに拝見いたしました♪ 無事にお届けできたようで良かったです(*^_^*)
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by netzeth | 2013-05-28 22:37 | 日記 | Comments(0)

防犯ブザー

防犯ブザーを買いました。職場で、「うめこさんが歩いているのを見かけたけど、暗いとこ歩いてるみたいだから気を付けてね」って言われたのがきっかけ。……とゆーか、もう何年も同じ道歩いて通勤してましたけど…あの道そんなに危険だったのかーと、今さらなが気になりまして。まあ気休めにと買った次第です。試に自分で鳴らしてみたのですが。……耳がやられました。マジですごい音。これ鳴らされたら逃げるわ―。一応バッグに付けましたが、これが活躍する機会など無い方が良いですね。

そして、リザたんに防犯ブザーを渡す大佐を妄想していたのはお約束。銃があるからいらないと言うリザたんに無理やり持たせる心配性の大佐…とか。そして大佐印の防犯ブザーは鳴らすと大佐の高笑いが大音量で鳴るという最強のセコム。マジいらないとリザたんに捨てられそうになったとかでも実は大事に持っているとか。まあ、そんな妄想。

気づけば今週間末にはもう夏コミの当落発表だ。早いな。その後はロイの日に、ロイアイの日に…といろいろロイアイ界はイベント満載ですね。何かしら出来れば良いと思っているのですが。予定は未定なので、何とも。いろいろ頑張りたいところ。


拍手ありがとうございます(*^_^*)
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by netzeth | 2013-05-27 22:51 | 日記 | Comments(0)

視聴♪

進撃の巨人を視聴していましたらこんな時間になってしまった……。相変わらず面白いです、進撃の巨人。アニメすごく良い出来で…毎回感動してしまうぜー。そして何度も見返していたらこんな時間になってしまいました。夜更かしは美容と健康に良くないと言うのに。

バトルヒロインのリザたんやミカサを見習って筋トレでもするかな。最近本当にお腹がヤバイのです。むにゅっと掴めます肉が……ort  体重はそんなに増えていないのに、お腹にどんどん肉がついていく。……歳かΣ(゚д゚lll)ガーン ...

手始めに腹筋する! よし決めた。これからパソコン消したら腹筋三十…いや…二十…十七…六回くらいやってから寝る!! 



拍手ありがとうございます(^^)

以下続きから拍手コメント(5/23分)のお返事です。

続き
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by netzeth | 2013-05-24 00:55 | 日記 | Comments(0)

ラッキースター

うっかりお気に入りのパン屋のクロワッサンを買い忘れたので、今朝の朝食は無しになってしまった。何か食べ物は無いかと探してみたが、ろくに料理をしない自分が食材など買い置いているはずもなく。冷蔵庫には先日錬金術で合成した怪しい化学薬品の入った瓶のみ。せめて食べられるものを入れておけ自分……と、情けなく思いながらも仕方なくロイはサイフォンでコーヒーを淹れる。そしてそれをずずずっと啜りつつ、ラジオのスイッチを入れた。
「今日のイーストシティのお天気は……晴れ…ところにより局地的なにわか雨が降るでしょう……」
いつもチャンネルを合わせているラジオ局の放送が流れてくる。それを聞きながらソファーに腰掛けて、ロイは新聞に目を通し始めた。何て事はない、ロイの朝の日常風景である。
「続いては……占い界に燦然と現れし女神…マダム・カーニーの……カニ占い……さあ、カニバサミが貴方の運命を切り裂く…果たして今日の貴方の運勢は……?……まずは〇月生まれの貴方……」
最近評判の占いコーナーが始まったようだ。確か、当たるんですよ! とフュリーが騒いでいた気がする。お前はOLか! とすぐにハボックに突っ込まれていたが。肝心のマスタング組の紅一点はこういった類のものには興味が無いようなので、フュリーの方が女子の流行物などに敏感だったりするのだ。何となく興味がわいて、ロイは新聞を読みながらもラジオに耳を傾ける。
「……×月生まれの貴方……」
自分の生まれ月だ。
ずずずっとコーヒーをまた一口、ロイは口に含んだ。
「今日の運勢は人生最悪でしょう……外に出ては行けません……何をしても災厄が貴方を襲うでしょう……仕事運、金運、健康運、恋愛運…どれも最悪です……救われる手立てはありません……何をしても無駄無駄無駄……その証拠にまず、貴方は朝食用のクロワッサンを買い忘れたはず……」
ゴブフっ。
ロイはコーヒーを吹き出した。それは新聞を茶色く染める。そのまま液体が気管に入ったロイは盛大に咽せた。
「海の美味しい海鮮食材…カニ様のお告げです……今日の貴方は外出をしては行けません……運命は全て貴方の敵に回るでしょう……」
ごほっごほっとロイはしばらくの間、呼吸困難に陥った。そしてなんとか気管からコーヒーを追い出すと、涙目でラジオを見つめる。
「……◆月生まれの貴方……」
マダム・カーニーの占いコーナーは何事もなく続いている。聞いてみると別の月は至って普通の内容で、不穏な内容だったのはロイの誕生月だけだったようだ。
「まさか…な……」
コーヒーで汚してしまった新聞を折り畳みつつ、ロイは独りごちる。
まるでロイを見ているかのような占い結果に思わず動揺してしまったが。まさか、こんなものが当たるはずがない…そう、ロイは自分を納得させた。ましてやロイは錬金術師だ。非科学的なものは信じない。そう…占いなんて信憑性の無いものなど。……そんな風に考えなければ今聞いた占い内容は怖すぎる。
「……うん。こんなものは、気のせいだ。気分の問題だ」
まさか、占い結果が最悪なので仕事に行きません…なんて事が出来る訳もない。ロイは仮にも東方司令部を預かる責任ある立場の軍人である。
そして。
そんなこと彼の副官に言おうものなら、そっちの方が人生最悪、まさしく命が危ない気がする。
――占いなんて当たらない。
そうやってもう一度自分に言い聞かせてから、ロイは家を出るべく支度を始めた。


「…………で。それが貴方がズタボロの状態で司令部に出勤して来た理由なのですか?」
目の前に立つ副官が呆れたような視線を向けてくるのに対して、ロイは己の執務室の机に座り重々しく語っていた。彼の両頬には絆創膏と傷用のガーゼ。髪の毛は心なしか薄汚れており、全体的にヨレヨレといった風体である。
「そうだ。私はマダム・カーニーを信じるべきだった。彼女はまさに私を助けるために天から降臨してきた女神だったのだ。……そう、私が今朝彼女の言う事を信じていれば、私は……朝家を出た途端に車に泥水を引っかけられ、その拍子によろけて転んで猫の尻尾を踏んづけて猫に顔をひっかかれて顔にミミズ腫れを作り、それが猫髭みたいになったせいで迷子の幼女に懐かれて、仕方なく彼女の親御さん探しをしている間に憲兵に変質者と疑われて職務質問されて、必死に東方司令部の大佐だと弁明するもこんな若造で威厳の無い大佐が居るわけないと侮辱され……あいつ左遷してやる!……なおかつ幼女を迎えに来た美人の母親に顔を見られて必死に笑いを堪えられて、幼女に猫髭のおじさんありがとうとか言われて……私はまだお兄さんだ!!……ようやく憲兵から解放されたら、突然集中豪雨に襲われて、傘と着替えを買おうと思って懐をさぐったら財布を落としていて、財布を拾って落とし主を捜してくれていた人と出会えたのはいいが、そいつが偶然にも指名手配中のテロリストで……テロリストが一日一善するんじゃない!……確保しようとして逃げられてイタチごっこの追いかけっこが始まって、途中でマンホールの蓋が空いていたせいで奴がそこに落ちて、思わず助けようとした私も巻き込まれて落ちて、下水道を何百メートルも流されて、何とかそいつを連れて上に這い上がった所でハボック隊と遭遇して、隊の奴らに色男の大佐もヤキが回ったようですね、すげー格好! そんなずぶ濡れじゃあ雨で無くても火は点きませんね! とかって笑われずに済んだんだ!! 結局財布は下水で流されてしまったしな!!」
「……テロリストを逮捕出来て良かったではありませんか」
「君の感想はそれだけかね!?」
だんっと机を叩いてロイは立ち上がる。
最初はボロボロのロイを見て心配してくれていたはずのリザは今、心底呆れたような…いや、もっと冷たい視線でロイを見ている。
「……それだけですよ。それで。どうしてそれが貴方が今日、この部屋を一歩も出ない理由になるのか、その方が私には問題です。午後から何件も視察や面会が入っているのですよ? それを全部キャンセルしろと?」
「君の耳は飾り物かね? 私の話を聞いていただろう!? 私の今日の運勢はマダム・カーニーの占い通りに最悪だったんだ! 彼女の言う通り、私は今日は外に出ては行けなかったんだ……。今からでも遅くはない。私は彼女の言いつけを守ろうと思うのだ……!」
「はあ……」
困惑したようにリザは眉間に皺を寄せている。
分かっている。いい歳した大人の男が何占いなんか本気で信じているのか、と言いたいのだろう。ロイだって今朝まではリザと同じ考えだった。しかし、これほどに占い結果が当たってしまった今となってはロイはどうしても占いを無視する事が出来なくなってしまったのだ。
「私はマダム・カーニーを信じる! いいか、今日は絶対にこの部屋から一歩も外に出ないぞ!!」
ロイがガンとして言い張るとリザは眉間にますます皺を寄せ、そしてロイをじっと見つめてくる。
……そんな顔をしても、ダメだ。
今日だけはリザにも負けまいと、ロイは自分の意見を固持する。すると、リザは根負けしたようにふうっと深いため息を吐いた。
「……分かりました」
「分かってくれたかね!? 中尉!」
厳しい副官を説得出来たか? とロイはその顔に喜色の笑みを浮かべる。しかし、リザはゆっくりと首を振った。
「貴方の言い分に納得したんじゃありません。……貴方をそのくだらない占いの呪縛から解放して差し上げる方法が分かったんです」
「何だって?」
リザの言葉が理解出来ずロイは戸惑う。
「……大佐。今朝の占いは、全ての運勢が最悪だったのですよね?」
「……そうだ」
「では、当然恋愛運も最悪だったんですよね……?」
「もちろん…そう…だ、が……中尉?」
「なら……」
彼女の言葉の意味を理解する前に、リザはロイに近づいて来ていた。仕事中では絶対にありえない近すぎるその距離。
それは一瞬の出来事だった。リザの腕がロイの首に回り……素早くその柔らかな唇が重ねられていた。甘やかな熱を唇に感じ、そしてそれは一瞬後には離れていった。
「ちゅ…中尉……な、何を……」
勤務中に行われるはずもない行為にロイは狼狽した。
そんな彼を正面から見つめて、リザが囁く。
「……これでも…今日の恋愛運は最悪だと?」
「え…いや……なっ……」
驚きで言葉が続かないロイに、リザが畳みかける。
「……もし今日一日きちんとお仕事をなさってくれたなら、今夜は私の部屋にお招きして貴方のお好きなビーフシチューを作って差し上げます。いつもは食べ過ぎるなと注意いたしますが、今夜だけはおかわり自由です。……貴方の態度次第では……美味しいデザートも付くかもしれません……」
そこでたまりかねたのか、リザがふいと視線を逸らした。その耳が赤く染まっている。もちろんそのデザートが彼女自身だと気づかないほどロイは鈍くはない。
「……占いがハズレたならば、貴方がこの部屋を出ない理由はありませんよね?」
「いや……しかし…中尉……」
「私と……マダム・カーニー。どちらを信じるのですか?」
頬を赤らめて視線を逸らしたままそんな事を言うリザに、ロイはとうとう降参した。
愚問である。そんなのは最初から決まっている。自分の女神は…マダム・カーニーなどではない。この目の前にいる可愛い彼女以外に、誰がいるというのか。
「……もちろん、君だ。……忘れていたよ。君は私の幸運の女神だって事をね」
「もうっ。幸運とか、不運とか、そんなの気のせいです」
復活したロイの軽口にリザは再び呆れたような表情を見せたが、それと同時に安堵もした様だった。眉間の皺が消えている。
「うん…そうだな………」
とりあえず。滋養強壮、栄養補給、そしてついでに幸運の補給も……という事で、ロイはリザの体に手を回すとぎゅっと抱きしめる。もうっ、と抗議の声を上げた彼女だったがそれでも体は抵抗せずにロイの腕の中に収まっていた。
そのしなやかな感触を味わい、彼女自身の良い香りを吸い込む。
今日は人生最悪の日。しかし――恋愛運は……絶好調であった。




END
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by netzeth | 2013-05-23 01:59 | Comments(0)

思い出し思いだし

【通販連絡事項】 5/21 22:00 までに頂いたお申込みには全て確認メールを返信済みです。メールが届いてないよ~という方はご一報下さいませ~。


鋼が終わってしまってからとんとガソガソを読まなくなってしまったのですが。連載されていた作品は今はどうなっているのかなーと思い出していました。ソウルイーターとか屍姫とか。まだ続いているのか。そして、鋼の連載中に始まって終わってしまった作品のことも思い出してました。好きだったのは「初めての甲子園」そして「女王騎士物語」。初めての~は……ワンコを見てましたww ええ、良いワンコ漫画でしたww 

そして女王騎士。この漫画かなり好きだったのに最終回はものすごい終わり方してましたよね。最終回読んでぽかーんとしてしまった。ネットで見てみたらやはりあの終わり方はかなり有名だった模様。だよね。だって前回からいきなり五年後になっててその間の話は回想で振り返ってものすごい勢いで伏線回収して、まさに最後は俺たちの戦いはこれからだ!という感じに終わったもの。結構本気で好きだったのでガソガソを読んだ当時私はとても残念に思ったものです。特にジェダ君が好きでした。お兄様との最終決戦とかちゃんと見たかったなあ……。キャラも良かったし面白かったのになあ…あれは打ち切りエンドだったんだろうなー。ふと思い出して今さらながらちょっと読みたくなっています。


拍手ありがとうございます~(^^)
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by netzeth | 2013-05-21 23:14 | 日記 | Comments(0)

ハッピーターン

ハッピーターンが好きです。うめこです、どうもこんばんは。
ハッピーターンのハッピーは分かるのですが、ターンってなんでしょうね?とふと疑問に思いいろいろ思索に耽っていました。仕事中に。候補としては一番目は俺のターン!!のターン。二番目は水泳のクイックターンとかのターン。(ん?もしかして一番目と意味が同じだったりするのか?) 三つ目はタン塩のタン。三番目かなーと勝手に考えてますけど。個人的には一番目が好きです。俺のターン!!って言って食べてほしい。あとどうでもいいですが、アンハッピーターンというネーミングセンスは秀逸だと思う。バトルロイヤルホストも好きです。空知先生。


さて、拍手お礼文を更新しました。今回は前回に比べれば早めに更新できたのではないかと。えー個人的にはアメストリスには梅雨は無いと思っておりますが、その辺りはスルーでお読みくださいww



拍手ありがとうございます!

以下続きから拍手コメント(5/20分)のお返事です。

続き
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by netzeth | 2013-05-21 01:10 | 日記 | Comments(0)

拍手お礼ログ 23

幸せな夢

新たな最高司令官を迎え新体制をスタートさせた東方司令部は、未だ慌ただしさの中にあった。
これから東の地において大規模な政策が始まる以上、それも仕方の無い事なのだろう。
しかしそんな忙しい最中にあっても、軍部の人間達は新たなる国づくりへ向けて、皆一様に明るい顔をしていた。
晴れて軍に復帰を果たしたマリア・ロス少尉は、その東方司令部へと籍を置く事になった。
軍人になってからずっと中央司令部勤務であった彼女の目には、東の地は何もかも新鮮に映る。新たな仲間達との出会いと新たなる仕事もまた、刺激と発見に満ちていた。
これは、そんな日々を送りながらも早く東方司令部に馴染みたいとロスが考えていたその矢先の話である。

その日、彼女は忙しい彼の副官に代わり、彼――ロイ・マスタング准将の視察に護衛として同行していた。そして、無事に任務を終えてロスは自らが普段詰めている仕事部屋へと戻って来ていた。
そこにはマスタング組と呼ばれるロイ直属の部下達の姿はほとんど見えず、ただ一人、彼の一番の部下である女性だけが席に座っていた。
しかし、彼女はロスが部屋に入ってきても何の反応も見せる事は無かった。それもそのはずだ。彼女――リザ・ホークアイは、己の机に突っ伏して寝入っていたのだから。
これは珍しい光景を見たとロスは驚く。あの生真面目で勤勉な彼女が、仕事中に居眠りをするとは。しかも、ロスが部屋に入り彼女の席に近づいても覚醒しないほどに深い眠りについている。
それでも職務怠慢だとリザを咎める気は、ロスにはさらさら起きなかった。
彼女の仕事熱心さは一緒に過ごしたこの短い期間でも十分ロスに伝わって来ていたし、何より、彼女が毎晩遅くまで司令部に詰めている事をロスは知っていた。
いつも冷静沈着で弱音を表に出さない彼女ではあるが、さすがに疲れが溜まっていたのだろう。
周囲に誰も居なくなって油断していたのかもしれない。
少しでもリザが休めるならば……と彼女を起こさないように気をつけながら、ロスは静かに己の席へと向かう。そして、微かな寝息が漏れるリザの傍らをちょうど通り過ぎた時の事だった。
「……たい、さ……」
彼女の口から声がこぼれ落ちた。
一瞬起こしてしまったかと焦ったロスだが、リザは相変わらず腕を枕にして眠ったまま。
ほっとするのと同時に、ロスはリザの寝言と思われる言葉に興味を引かれてしまう。
さて、大佐とは誰の事なのか。
一人だけすぐに思い浮かぶ男が居るのだが、生憎彼は現在大佐ではない。
だが、彼女が寝ぼけてまで呼ばう男の名など、ロスにはその一人だけしか思い当たらない。
しかし、リザは今までかの人の階級を呼び間違えた事など無いのだ。とすると、大佐というのは彼では無くて。別に存在する人物なのだろうか。もしかして、自分はスキャンダラスな瞬間に立ち会ったのかも、とロスが思考を巡らせていた時。再びリザの口から言葉が漏れた。
「ん…たい、さ……たいさ…」
それはとても穏やかで、優しさと愛おしさに満ちあふれた声音だった。
感情を滅多に見せないクールな女…これがロスの持つリザのイメージだ。
しかし、まるで子供の様にあどけない寝顔で一途にただ一人を呼ぶ彼女は、普通の、年相応の女性に見えた。
そしてロスは思う。
こんな風に彼女が呼ぶ存在が、彼でないはずはないのだろうと。
二人とはまだ短い時間しか過ごしていないが、それでもロスは二人の間に存在する強い絆に気づいていた。
そして、ロスも女だ。女の勘はそこに男女の愛情が存在していることも鋭敏に感じ取っていたのだ。
(羨ましいことね)
軍人として生きながら、理想を追いながら、誰よりも愛する人のそばにいる。それは一般的な女の幸せとは違う形かもしれないが、それでも、彼女が羨ましいとロスは思った。
ロスは静かに眠るリザの顔を見つめる。今、彼女は一体どんな夢を見ているのだろうか。それは、彼女にとって幸せな夢なのか。
「愚問ね…」
ぽつりと呟いて、ロスは踵を返した。
たとえどんな夢を見ていようとも。彼がそばに居るのならば、きっとそれはリザにとって一番の幸せに違いないのだから。
ロスは静かに今し方入って来たばかりの出入り口に向かう。結局この部屋で仕事をすることは諦めて、ロスは去ることにしたのだ。これ以上、彼女の寝言というノロケを聞いていたらば、嫉妬してしまいそうだった。
そして、ロスは部屋を後にする。リザが何故寝言に漏らすほど、大佐という、彼の過去の階級に思い入れがあるのか、そんな理由をとりとめもなく考えながら。



裏会議

「ん…ロイ……ダメ……」
ロイの副官リザ・ホークアイの口から漏れた言葉に、室内は瞬間凍り付いた。
今その場に居るのは、ロイとハボックとブレダ。そして、最近ロイの部下となった、マスタング組の新入り、マリア・ロス少尉だけだ。
彼ら四人が部屋に入って来た時、既にリザは己の机に突っ伏して寝入っていた。
普段の彼女の激務をよーく知っていた彼らは彼女を起こすようなまねはせず、むしろ忙しい彼女に休息の一時を…と、その居眠りを歓迎していた。
故にすぐに場所を変えるため部屋を出ていこうとしていた時に、それは起こった。
固まっていた彼らの中で、すぐに動いたのハボックだった。
「注目! 今から、マスタング組裏会議の緊急開催を希望する!!」
「こら、中尉が目を覚ますだろうがっ。……ていうか、何だ裏会議って」
「我らがボスマスタング准将の、常習的な悪質セクハラ問題を追求する会議ッス!」
「ま、待て。私はセクハラなど……」
「大佐は被告なので発言権はありません!」
「こらっ、何が会議だ。それじゃあ裁判だろうが!」
「え――被害者は言うまでもなくホークアイ中尉…加えて俺ッス」
「なっ、なんでお前も被害者なんだっ! そもそも中尉に対してだって私はセクハラなんて……」
「してるじゃないッスか! 今の中尉の発言が何よりの証拠ですっ! そして俺への被害は、いつもいつも上司達のイチャイチャラブコメを目の前で見せられ続けてきた精神的苦痛についてです」
「ま、待て! 弁明させろっ。いいか? まず、セクハラの成立する用件とは相手がどう思っているか…? だ。つまり、私が何をしようと中尉が嫌がっていないならばそこにセクハラは成立しない」
「……何かしていることは認めるんスね……。でも、中尉は今、はっきり言いましたよね? ダメですって。それって嫌がっているってことッスよね?」
「……そこだ。確かにダメ、とは言ったが、注目すべきはその前の言葉だ。いいか? 彼女ははっきりと言っているではないか。ロイ、と。……つまり。自ら相手のファーストネームを呼ぶ女が、嫌がっている訳なかろう! このダメ、は、嫌よ嫌よも好きのうち! 嫌がっている訳では無いのだ!! よってセクハラは成立しない! それにお前は自ら口にしたではないかっ、私たちのイチャイチャラブコメ…と。つまり第三者からみても、私たちはラブラブ! お互い同意あっての関係だと言うことだ!! 故に!! セクハラではありえない!!」
「くっ……くそおおお!!」
「はははははははは!!……出直して来たまえ! ハボック少尉!! よしっ、マスタング組裏会議終了!!」
「ううっ……くそお……今度こそ、今度こそは……!」
「…………なんか…大変そうね………」
勝利の高笑いを上げるロイと、涙ながらに悔しがるハボックを前に、ロスが唖然と言う。
「ダメだぜ。ロス少尉さんよ、ちゃんとあんたも会議に参加しなきゃ。あんたもマスタング組なんだからな」
「……私、この先ここでやっていけるかしら……?」
不安げに呟くロスの肩をブレダがポンと叩いた。それはまるで、ようこそ逃がさないぜ? と言われているようで。
ロスは深みにハマらないうちに、この濃い面々から逃げ出すべきなのか深刻に悩むのだった。



リザ・ホークアイ一生の不覚

……少し魔がさしたのだ。
そこは大きな窓を背にしているから、とてもとても日当たりが良かった。
特にその場所はぬくぬくの日溜まり空間の中心で、きっとそこに座ったら暖かくて幸せなのだろうな、と思った。
朝から暖房の調子が悪く極寒の地となっている東方司令部においての、唯一のオアシス。そんな風に見えてしまって。
誘惑に勝てなかった私は、少しだけ少しだけ……と自分に言い聞かせながらそこに至り……そして、いつの間にか睡魔に誘われてしまったのだ。

「……中尉?」
呼びかけはとても意外そうであり、不思議そうだった。
心密かに大好きなその低い声に呼びかけられて、私はゆっくりと瞼を持ち上げた。
ぼんやりとした視界に、黒い人影のようなものが見えてくる。
やがてそれは徐々に焦点を結び、そしてそれがはっきりと認識出来るようになった頃、私の意識も徐々に覚醒していった。
「あ、起きたか」
目の前には私を覗き込むように首を傾けている大佐。対する私は彼のマホガニーの机に頬を押しつけて、居眠り体勢。頭の中がはっきりとしてくるに連れて、私の体から血の気が引いていった。
ばっと体を素早く起こして。
なんてこと。
状況を整理しよう。
ロイ・マスタング大佐の副官リザ・ホークアイ中尉は、彼の執務室で、居眠りをしていた。……しかも、彼の席に座って。
これが、失態でなければ何だと言うのだ。
なにせ、私は普段から彼に口うるさく説教をしているのだ。
すぐに仕事をサボって中庭や資料室で惰眠を貪る彼に対して強く、厳しく。……その私が、よりにもよって上官の席で居眠り。これでは、その面目は丸つぶれである。
何とかしなくては……!
まだ少し寝ぼけた頭で私は必死に考えた。
彼に、何とか上手いこと言い訳をしなくては!
別に彼は私に対して怒っていたり、居眠りを咎めたりも何もしていなかったけれど。
私は勝手に独りで焦って混乱していた。そして、必死に考え続けた私は次の瞬間、名案を思いついたのである。……今、思えばどうしてそれを名案だと思ってしまったのか。
人間、テンパると正常な判断力が働かなくなるものなのね。
けれども、この時の私は混乱の渦中にあって。よって、その思い浮かんだ名案を深く考えずに口にしてしまったのである。
「あの! その…大佐っ……これはっ、ですね…!」
「ん?」
「……そのっ…あ、暖めておきました!」
「……は?」
「で、ですからっ。今日は冷えますのでっ、お席、暖めておきました!!」
そうきっぱりと言い切った私に、目をまん丸くした彼は次の瞬間大口を開けて笑いだした。
そして、彼は私がいい加減にして下さい! と銃を発砲するまで、ずっとずっと。腹を抱えて笑い転げたのである……。
…………リザ・ホークアイ一生の不覚。





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by netzeth | 2013-05-21 00:26 | Comments(0)

ぐるぐる

【通販連絡事項】 5/17 22:00 までに頂いたお申込みには全て確認メールを返信済みです。メールが届いてないよ~という方はご一報下さいませ~。

「彼女はそれを我慢できない」書店分は完売したようです。ありがとうございました<(_ _)>なお、既刊「Midnight Rose」が在庫僅少になりました。


と、お知らせは以上にて。
今さらながら進撃の巨人の最新話見てちょっと涙ぐんでましたうめこです、こんばんはー。にこにこだとかなり遅いんですよねー公式放送。最速で見られる方々がうらやまww チビエレンの男前ぶりにこれは惚れてまうやろ~と思いました。そして安定のロイアイ変換。マフラーぐるぐるとかリザたんにしたらどうやろ…。惚れてまうやろ!とロイアイの場合なるのだろうかww



拍手ありがとうございます(^^)
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by netzeth | 2013-05-17 23:07 | 日記 | Comments(0)

なんだよもう~

昨日電池切れした腕時計。早速ネットで良さげなのを見繕って注文しのですが。今日になって旧腕時計普通に動いてました……ort なんだよもう~もう買ってしまったよ\(^o^)/ キャンセル…と思ったらもう発送されてた。仕事早いな密林! 

もちろん大前提として私はロイアイ萌えv なのですが。最近…ロイさんv やらリザたん(*´Д`)ハァハァ  ではなく…ブラハ…!(*´Д`)ハァハァ であると気づいたww 気がつくとブラハを見ているww そうか。ワンコ萌えだったのか! まあ、それはそれでロイアイ萌えvとはちょっとカテゴリーが違うのでしょうがありかなとww


拍手ありがとうございます~(^^)


コメントを下さった方もありがとうございました☆お返事を書きましたのでよろしければ該当記事をご覧くださいませ~。
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by netzeth | 2013-05-16 23:52 | 日記 | Comments(0)

腕時計

【通販連絡事項】 5/15 22:00 までに頂いたお申込みには全て確認メールを返信済みです。メールが届いてないよ~という方はご一報下さいませ~。


腕時計の電池が切れました。あれー?なんか最近変えたばっかりだったような…と思って調べたら去年の10月に交換してました。……切れるの早くね? やっぱり安物だからでしょうか。こう頻繁に交換していたら電池代も馬鹿にならないのでいっちょ何年も持つやつが欲しいのですけども。一体幾らくらいのを買えば大丈夫なんだべさ。それこそ時計は上を見ればとんでも無い値段のものがありますが。
あんまし高いものは買えないしなー(^_^;) というか高いの買って失くしてしまったら目も当てられない。高校入学祝いに買って貰ったアニエスの時計。(後にも先にもうめこの腕時計で最高額だ)体育の時間だから外して制服のポケットにいれておいたらなくなってしまったのですよ……。今でもあの時計の事は悲しい思い出……・(ノД`)・゚・。。 またネットで良さげなのを見繕っております。う~ん、やはりここは一流メーカーのものを買うべきか。セイコーさんとか。ポイントは安さ、見易さ、そして可愛さかなww


拍手ありがとうございます!



以下続きから拍手コメント(5/15分)のお返事です。

続き
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by netzeth | 2013-05-15 23:07 | 日記 | Comments(0)