うめ屋


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一人農業

【通販連絡事項】 1/29 22:00までに頂いたお申込みには全て確認メールを返信済みです。メールが届いてないよ~という方はご一報下さいませ~。


とらのあな様のWEB通販の方で『プラトニックで淫らな愛』のお取扱いが再開されたようです。先週くらいから在庫の移動をお願いしていたものです。もしもご利用をご検討のお方様がいらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。



最近健康を追及しております、うめこですこんばんは。やっぱり普段の生活から健康って生まれるんですよねっ!という事で血行を良くしようの次はそうだ大豆イソフラボンだ!とスゴイダイズを飲んでます。うちの還暦を超えて久しい伯母が健康マニアで健康を扱う雑誌を大量に読んでおりましたが……気持ちが分かるww 

健康と言えば。この前の金スマでやっていた一人農業。すごいですね。ビールまで作っちゃうんですもん。自分の畑で採れた野菜でお料理を作っていましたが、あーいう生活をすれば健康になれる気がします。そして、一人農業見ていたら銀匙を思い出しました。新鮮な食材でお料理を作ったり加工品を作ったりと、銀匙もしてますよね。どちらも食べ物がとても美味しそうだ☆あーー誰かうめこに美味しくて健康に良い料理を毎日作ってくれないかなー。


あ、SSを更新しました☆ いつもいつもタイトルが決まらなくて困ります。今回も悩んだです。うちのSS、すでにキスと付くSSが他に二つあるよ! 語彙が無いにも程があるよww


拍手ありがとうございます(^^)
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by netzeth | 2014-01-29 22:54 | 日記 | Comments(0)

悪戯なキス

じーっと、じーっと顔を見つめられている気がする。

先ほどからずっと感じている視線に、私はたいそう落ち着かない気分だった。いくら私がいい男だからと言って、こんなにも熱い眼差しを受け続けるのはどうにもこそばゆい。その理由がはっきりしないのならば尚更である。これでは気になって仕事もはかどらない…と、私は握っていた万年筆を置くと決意を込めて立ち上がった。もちろん、その視線の主に何故そんなにも自分を見ているのか問いただすためである。
「あー…ホークアイ中尉?」
「え、あっ、は、はい?」
どこか上の空の返答。ぽけっとしてましたと言わんばかりのそれは非常に彼女らしくない。私は私に視線を送っていたその犯人に近づいて、その傍らに立つ。犯人を特定するのは容易い事だった。何故なら、この私の執務室には私と彼女――ホークアイ中尉しかいないのだから。
「……私の顔に何かついているのかね?」
今し方まで私に熱い視線を送っていた中尉は、途端にしまったという恥いった表情を見せた。どうやら彼女は私に気づかれずこっそりと見ていたつもりだったらしい。中尉は座っていた応接用のソファーの上で俯いてしまった。
「い、いえ、そういう訳ではありませんが……」
またも彼女らしくない歯切れの悪い言葉に、私は首を傾げつつ次の言葉を探す。中尉は間違いなく私を見ていた。それも、鷹の目の名に相応しい眼力を含んだ強い強い眼差しで。実を言うと私はこの視線を数日前から感じていた。今日までそれは「早く仕事をしろ」という意味合いだとばかり思っていたのだが、彼女のこの反応からして、どうやらそれは違っているらしい。
「では、どうして君は私の顔を見ていたんだ?…いい男だから見ほれていた?」
「ち、違います!」
本気半分冗談半分で言えば、中尉はばっと顔を上げて否定してくる。……そこはそんなに強く否定しなくていいんだけどな。
「私は……大佐の顔…というか、口、唇を……見ていたのです」
「唇?」
彼女に言われて、私は思わず舌でぺろりと唇を舐めた。特に何か付いている訳でもない、ごくごく普通の状態の普通の唇だ。真冬という訳でもないので特に乾燥もしていない、本当に何の変哲もない唇。
「また、何だって唇を見ていたんだ……?」
本気で意味が分からなくて問えば、ホークアイ中尉は少し言いにくそうに視線を逸らしつつ答えてくる。
「それは……、女性軍人の間の噂で聞いたのですが……」
「噂?」
「はい。……その、あの…大佐はキスがとてもお上手らしいとか……」
「へ?」
彼女の口から飛び出したまさかの「キス」という色っぽい単語に一瞬思考が停止する。仕事中にホークアイ中尉からそんな言葉を聞こうとは思わなくて、私は虚を突かれた。
「そ、それで…ですね……何となく、気になってしまってですね……」
「…………」
こんな事をあのホークアイ中尉から言われて、一体どんな反応をすればいいのか。私は沈黙した。これが普通の女性相手だったら、歯の浮くような気障ったらしい台詞の一つや二つ吐いてお終いなのだが。本気も本気大本命の女性相手では、流石の私も反応に困るというものだ。
「職務中に埒もないことを…申し訳ありません……、お、お忘れ下さい……」
しかし、己の失態を恥じている様子の中尉を見て私は思い直す。このロイ・マスタング、ここで何も出来ないようでは男が廃るというものだ。こんな、まるで誘い文句のような事を言われておめおめと大人しくしていられるはずがない。
故に。
「……試してみるか?」
「え?」
「キスが上手いのが本当なのか、気になるのだろう?……試してみるか?」
この流れは必然であったのだろう。
私は素早く彼女の隣に腰掛けると、その頬に指をかけた。驚いたようにホークアイ中尉の鳶色の瞳が私を見つめてくる。それをじっと見つめて、私はもう一度問いかけた。
「試してみるか?」
強引にしてしまっても良かったが、出来れば私は彼女の許しが欲しかったのだ。その瞬間彼女の瞳に浮かんだ色は、好奇心かそれとも他の何かか。無言でこくんと中尉が頷く。それを了承と受け取って私はそっと彼女の唇に己のそれを寄せて…押しつけた。
想像していたよりも、彼女の唇は柔らかかった。今まで唇を重ねたどの女とも違うその甘美な感触に私は酔いしれた。唇でそれを十分に堪能してから、私は舌を出す。ここでこれ以上はやり過ぎかもしれないと思ったが、想定外に熱くなりすぎた私の脳内は止まれの信号を出せなかった。それに彼女だってお試しのキスを受け入れるくらいだから、きっとキスの経験値はある方なのだろう。だったら、彼女の過去のどのキスにも負けるのは私のプライドが許さない。私は全力で彼女の唇を貪りにかかった。
「んん……ぅ」
唇の隙間から舌をさしこんで、彼女のそれと絡める。いつもより高い声が彼女の鼻から抜けるように音を奏でた。その心地よいメロディをもっと聞きたくて私は舌を動かす。技巧を尽くしたそれには男の矜持がかかっていた。
「っん……」
対して中尉からはあまり激しい反応は返って来ない。基本的に私にキスの主導権を渡していて、それが少し物足りなかった。
「んう……」
だからもっともっとと貪欲に彼女を求めて、結果私は調子に乗ってしまった。舌を吸い上げ、歯列の裏を擽り、好き勝手に彼女の咥内を弄ぶ。
「んーーっ、んん」
やがて私の胸の辺りに置かれていた彼女の手が抵抗するように暴れた。そしてどんっと私の胸を叩いてから押してくる。私は彼女から突き飛ばされるように距離を取られ、当然ながら唇も離れた。
「はあ……んっ、はぁ……は…」
胸に手を当てて、苦しそうに中尉は肩で息をしている。どうやら、息が苦しかったらしい。その初々しい所作に私はおやっと思いつつ、自分も指でキスの残滓を拭う。
「大佐……私、重大な事を…失念しておりました……」
「ん?」
そして、どうだった? とキスの感想を尋ねようとした矢先、中尉がそんな事を言い出した。私は一体何の事だ…? と疑問に思いつつ彼女の言葉の続きを待つ。中尉はまだ整わぬ息の元、途切れ途切れに言葉を紡いだ。
「……私……これがファーストキスなので、比べる相手がおりません……だから……大佐がキスがお上手なのか下手なのか、判断出来ません……ですが……はばかりながら私の感想を言わせて頂くならば……とっっっても、熱くて、心地の良いものなのですね……キスって……」

…………そんな事を惚れている女に今言われた私は一体どうすればいいんだ――!!

という絶叫など職場で、まして彼女の前で口に出せる訳もなく。もちろん、ここでそれ以上を望んで襲いかかる訳にもいかず。中途半端にくすぶる熱のやり場に、私はただひたすらに困るのであった。





END
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by netzeth | 2014-01-29 00:35 | Comments(0)

お風呂でぽかぽか

【通販連絡事項】 1/27 22:00までに頂いたお申込みには全て確認メールを返信済みです。メールが届いてないよ~という方はご一報下さいませ~。

※冬コミ新刊『ever green』は手持ち分は在庫僅少になりました。



眩暈がするってことで早速病院に行ってきたのですが、貧血ではありませんでした。ストレス、肩こり、疲れからくるもの…と診断されましたよ。それでどうやったら治りますか?と先生に尋ねたら仕事辞めて家でゆっくり遊んで暮らせばなおる…と言われましたよ。それ無理やんww治らんやんww 

とにかく出来ることからやろうと思いまして、血行を良くしようと思い立ちました。私は冷え症で、しかも毎年冬になると体の調子が悪くなるんですよね。やっぱり血行でしょう!という単純な思いつきにより半身浴してきました。体はぽかぽかです。すると、今度はのぼせてふらふらするよww 冷え症なのにのぼせる…もうどうすれば良いのか分からんww とりあえずツボでも押すかな。



拍手ありがとうございますー(*^_^*)
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by netzeth | 2014-01-27 22:17 | 日記 | Comments(0)

なんだか

【通販連絡事項】 1/26 21:00までに頂いたお申込みには全て確認メールを返信済みです。メールが届いてないよ~という方はご一報下さいませ~。


なんだか最近めまいに襲われる事が多いです。すごく困る。三半規管系か貧血か原因がよく分からんです。もともと血が薄いのですが、最近ずっと鉄サプリを飲んでるのになー。サプリじゃ改善しきれないのかな。今日も起きてからずっとくらくらしてました、仕方なく寝てて起きたらだいぶ良くなってましたが。すごく行きたくないけど病院に行ってこようかな。私の場合病院行くとろくなことにならんので行きたくないんですけどね…。貰った薬で副作用起こしてトラウマになったり……(^_^;) 貧血って何科だろう…。

なんか脳みそがつねにぼーっとふわーっとしている感じのふらふらです。やっぱり貧血かな。明日は仕事なので治ってて欲しいものです。健康が一番ですよね! 食生活に気を付けて運動していれば大抵の病気は何とかなる気がするので、生活を見直していこうと思います。

とりあえず買ったまま放置してあったプルーンを食べますww

あ、夏コミ申し込み済ませました。イベントのためにも健康になるよ!



拍手ありがとうございます\(^o^)/
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by netzeth | 2014-01-26 21:50 | 日記 | Comments(0)

やっと金曜日

うわーい、やっと金曜日だあ。嬉しいなあ~、今週も疲れましたよ。とっても暇な時間が欲しいうめこです、こんばんは。

ちなみに仔リザたんにお誕生日のプレゼントをあげたくて「何が欲しい?」と尋ねた若ロイは「お金です」とリザたんに真顔で答えられてドリームブレイクする……という妄想を妄想していました。

――時間と若さと体力と健康と画力と文章力と発想力と手先の器用さとお金が欲しいです。


でも、仔リザたんの事だから「肉!!」とも答えそうです。うちの仔リザたんは肉命です。あ、でもリザさんの好きなのは魚料理という設定なのですが。肉は身近な糧、食糧、みたいなイメージの好き。で、魚が憧れの好きです。以下私の勝手な妄想設定なのですが、アメ国は内陸の国なので海の物は輸送費の関係で馬鹿高い。そのため、シーフードは結構な高級食材。仔リザたんにとっては夢の食材なのです。憧れなので、シーフード=すごい。キングオブキング。みたいな変なイメージを持ってます。そして、気に入った物にシーフードの名前付けてます。猫とかに。そんな手の届かないすごい!というイメージなので、普段は身近な肉を求める肉食系女子仔リザたんです。……以上私の勝手な設定でした。


SSを更新いたしました。更新ペースを上げたいのですが、なかなかネタの神様が下りてらっしゃらない!




拍手ありがとうございます。毎日とっても励みになっております(^^)

通販のご到着のご連絡を下さったお方様、ありがとうございました! 無事にお手元に届いたようで良かったです☆
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by netzeth | 2014-01-25 00:07 | 日記 | Comments(0)

トップ・シークレット

「怖えぇ……あれじゃせっかく美人でも台無しだよな……」
「本当だぜ。女は可愛げが無かったらお終いだよなー」
「きっとあの性格で男に相手にされなくて欲求不満なんじゃねーの?」

今年もまたこの時期が来たのね。
新兵達が自分を遠巻きにしてひそひそと小声で話しているのを耳にして、リザはそんな感想持った。もちろん誰の事を指して言っている陰口なのか気づいていたが、そんなものには何の感慨も抱かない。厳しく新兵達を躾過ぎて反感を持たれるなんて事は、軍人をやっているならば当たり前のこと。むしろ甘く見られるより恐れられた方が何倍もマシである。
士官学校を卒業した新兵達が配属されるこの時期。まだまだ尻に卵の殻をつけたひよっこの彼らは、慣れぬ環境に浮き足立っている。そんな彼らに軍人として厳しい指導をするのも、先輩軍人として当然の務めであり、この時期の風物詩のようなものだ。
しかし。
強面の男性教官からならともかく、まだ年若いリザのような女性から激しい叱責を受ける事を良しとしない輩は多い。特に男の場合は女から叱られるというのが無駄にプライドを刺激するのか、このような陰湿な反発となって返ってくる事がままある。
もちろんしばらくすれば彼らも厳しさの裏にある先輩軍人の優しさを知り、叱るのは愛情だと気づいてくれる。そうやってこの季節行事とも言える軍人としての洗礼を乗り越えた者こそ、真の立派な軍人になれるというものだ。
ーーそれまでは、まあ仕方がないわね。
もちろんリザだって悪口を聞けば動じはしないが気分が良い訳はない。しかし、何を言っても今の彼らには焼け石に水だ。
ふうっと小さく嘆息しながら、リザは無表情を崩さずに平然と廊下を通り過ぎる。彼女に気圧されて、廊下の隅っこに溜まっていた新兵達のグループはそそくさとその場を逃げていった。
「やあ、中尉。不機嫌そうだね」
司令部内に似つかわしくない軽すぎる声がかかったのは、その時だった。視線の先にはリザの上司が壁によりかかるように腕組みして立っている。暇そうなその様子に、リザの眉間のシワが寄った。
「……大佐。こんな所で何をしておいでで?」
「休憩」
簡潔に答えた男のその様子に、リザは怒りを通り越して呆れた。
「休憩時間にはまだ早いと記憶しておりますが」
「いいだろう? 今日は朝から真面目に仕事をしていたんだから、少しくらい早めに取ったって」
真面目に仕事をするのは当たり前の事だ。それをまるで奇跡的出来事みたいに誇らしく得意げに言うのは止めて欲しい。思わずそうですね、と納得してしまいそうになるではないか。
「……そうですね」
けれどこれ以上相手をするのも疲れて、リザは追求の手を引っ込める事にした。仕事をしたという強みがロイにある以上何を言っても無駄だ。
「む、むろんっ、ただボケッと休憩をしていた訳ではないぞ?」
「へえ、ではこんな所で突っ立って何をしていたのです?」
明らかに不満そうな顔のリザに、まずいと思ったのかロイは言い訳するように言葉を継いできた。それを胡乱な眼差しで見つめつつ、彼の返答を待つ。
「……司令官として新兵達の様子を秘かに監督していた」
ロイの言葉にリザは一瞬だけ身を固くした。
まさかさっきの彼らの話を……聞いていた?
極力動揺を隠してロイの顔を伺う。彼の目は笑っていなかった。
「今年もずいぶんとけしからん奴が多いという事は把握出来たかな」
薄笑いを浮かべる彼の口元を眺めて、リザは焦りを感じた。そう、去年も一昨年も。大事な大事な部下の悪口を言った新兵達に、炎の洗礼を浴びせたのは他ならぬ彼だ。それをリザ以下マスタング組は、新兵達の心が折られる前に…と必死に止めた。しかし、その甲斐なく何人かはトラウマを負って、早々に東方司令部から異動して行ってしまったが。
――このままでは今年もいたいけな若者が彼の毒牙にかかってしまう。
「あ、あの…大佐っ」
自分はあんな陳腐な陰口などちっとも気にしていない。心に少しも刺さらぬ言葉など痛くもかゆくもないのだ。それよりも、未来の貴重な戦力になるかもしれない兵を失う方が痛手である。リザはそうロイに訴えかけ、自重を促そうとする。だが。
「まったく嘆かわしい事だ」
ロイが肩を竦めた。
例年通りならばすぐに必殺の発火布をはめ、彼らを締めに行こうとするのに。不穏な表情を消した今年のロイは、ただ苦笑するだけだった。
ひとまずの惨劇は避けられた、とリザはホッと胸をなで下ろしたが。しかし、即断速攻のロイが動かない事に不審を覚えてもいた。今年はどういう風の吹き回しだろうか、いつもならばリザの悪口を言った輩をその場で灰にしようとするくせに。彼の蛮行を防げたにも関わらず、今度はそんな事がリザは気にかかってしまった。そして、同時にリザはそんな自分に軽い嫌悪を覚える。まるで自分はロイが怒り動かない事に不満を持っているようだ――と。
彼女の困惑が伝わったのか、そこでロイがふっと笑った。
「意外そうな顔をしているな。私が彼らを燃やしに行かないのが不思議かね?」
心の内を読まれてリザは赤面した。まるで彼に咎められたような気がしたのだ。自分のために怒り激昂して発火布を使う彼を本当は嬉しく思っていたなんてなんて浅ましいのだろう。己を恥じて、リザは俯いた。
「いえ……そんな事は決して」
否定の言葉を口にしたが、しかしロイは笑みを深める様だった。やはり、リザの思いなど見透かされているのだろうか。
「――私は悟ったのだよ。君が悪く言われるのはやはり腹が立つけどな、それでも言わせておいた方が私には都合が良い、とね」
しかし、ロイが紡いだのは意外すぎる言葉だった。意味を計りかねて、リザは戸惑う。
「大佐それはどういう……?」
「ああ、秘密を守るのに都合が良いと言う意味だよ」
「秘密……?」
「そう、秘密。トップ・シークレット」
ロイの言葉に謎は深まるばかりで。思わず首を傾げたリザの腕を、不意にロイが引いた。油断していたリザは彼に引き寄せられるままにその腕の中に収まってしまう。職場の。しかも廊下の、誰が来るかも分からぬ場所での際どい体勢に、リザは激しく抵抗した。
「ちょっ、大佐! 突然何を……っ、こ、こんな所で……!」
じたばたとロイの腕の中でもがくが、そんなリザを押さえ込むように彼はぎゅっと抱きしめてくる。逞しい胸に顔を埋め、彼の匂いが鼻をくすぐればきゅんと胸が高鳴ってしまう。恥ずかしく、焦りながらも身体は正直に嬉しいと訴えてくる。
「ほ、本当に……っ、こ、困りますっ、ここでは……っ!」
「君は、いつも困るとは言うが、嫌とは言わない」
困るのはロイに懐柔されそうになる自分自身だ。嫌などと、言える訳がない。こんなにもこの場所は暖かくて安らぐのだから。
「もっ…だ、だめです……お願い…で、離して…くださ……」
「どんなに困っても、君は優しいから、私の手を振り払わない」
ふっと息を耳に吹きかけられて、全身から力が抜けた。泣きそうになって、ロイを見上げれば優しい瞳が見下ろしてくる。
「ほら、こんな君を誰にも知られる訳にはいかないからね?」
悪口など言わせておけばいい。カモフラージュにはちょうどいいだろう?
そう、嘯くと、ロイは口の端をつり上げてニヤリと笑った。
「君が本当は優しくてとっても可愛いなんて事は、私だけが知っていればいいんだ」




END
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by netzeth | 2014-01-24 23:40 | Comments(0)

春はまだか。

今日は職場の暖房が入っておりませんでした。何だろう…凍死させる気なのかなー。休憩時間とか更衣室でコート着てスヌード巻いて震えてましたよ。震えながら東方司令部の暖房がぶっ壊れた話を妄想してました。あれですよ、エヴァで停電になって冷房が入らなくて碇司令が足洗面器で冷やしてたりとかしてるじゃないですか。あんな感じに大騒ぎになって東方司令部総出で暖を取る方法を考えるのです。おしくらまんじゅうとかの基本ネタからアームストロング少佐を召喚するとかちょっと嫌な方法までいろいろ。最終的に中庭で盛大に焚き火を始めて(ロイが点火)芋だの栗だの放り込んで大焚き火パーティーになるのです。
そしてロイアイ的な暖の取り方といえば、一つですねww リザさんとくっついて人肌でぬくぬくです、はい。一通り妄想し終えて満足しました。とまあ寒いなりに楽しかったwwとかそんな話。




拍手ありがとうございます(^^)

またコメントを下さったお方様もありがとうございました! お返事を書きましたのでよろしければ該当記事をご覧ください。
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by netzeth | 2014-01-23 23:34 | 日記 | Comments(0)

副ぶちょー

そういや銀匙アニメに副ぶちょー出たんですよね!副ぶちょーですよ、副ぶちょー!まだ見れてないんですけど、副ぶちょーのために視るよ!わんこっ、わんこっ(*´Д`)ハァハァ 銀匙はワンコ見てる感がある、うめこですこんばんは。

無性にアップルパイが食べたくなって買ってみたものの、買った所のが口に合わなくて損した気分に。違うんだ…こういうんじゃないんだ。私が食べたいのはもっと手作り手作りしたものなんだ!市販品のが美味しい食べ物もありますが、手作りの方が美味しいのってありますよね。私の場合パウンドケーキとかとりからとかはうちで作った方が美味いと思っている。

防寒グッズを身に着けた幼児って可愛いですよね。帽子にイヤーマフ、ネックウォーマーにコートブーツに手袋、完全防備で服に着られている感じの子供さんとか。キュートです。仔リザで妄想。マスタングさんは過保護で仔リザにいっぱい防寒させるのですよ。もふもふのイヤーマフと帽子とマフラーでぐるぐるにして。仔リザはマスタングさん暑い…とか言うのですよ。そして、未来で今度は息子にロイがいろいろ着せるんです。リザさんが手作りしたもふもふブラハネックウォーマーとか耳付き帽子とか着せてぽかぽかにして手を引いて雪遊びに出かけるのです。そんな仲良し親子をリザママが昔から変わってないのね…と微笑ましく見守るのですよ。萌え!



拍手ありがとうございます(*^_^*)
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by netzeth | 2014-01-20 22:37 | 日記 | Comments(0)

お願いジレンマ

真面目に仕事をしていると思って油断していた。
「……!」
ロイの執務室に備え付けてある資料棚。そこでファインリングしてある資料に目を通していたリザは、背後から抱きしめられ耳に息を吹きかけられて、思わず手にしていたファイルを床に落としてしまった。
反射的に振り返ろうとしたが、耳に感じる熱い空気に身が竦んでしまう。しかし、声を上げなかっただけでもこの状況下では上出来だった。
「……お離し下さい、大佐。ここを何処だとお思いですか」
「私の執務室」
極力冷たい咎める口調で言っても、返ってきたのはちっとも悪びれる様子のない男の声だ。それに必要以上に苛ついてしまうのは、今彼が抱えている仕事が、本日締め切りでかつギリギリの進行状態だからだろう。
「お分かりになっているのならば結構。では執務室で行うべきことをさっさとなさって下さい」
「分かった」
やけに素直に頷いたかと思えば、身体に回っていたロイの腕がさわさわと不穏な動きで腰を撫でて来たので、とうとうリザは声を張り上げてしまった。
「仕事をしろと言っているんです! それが今、ここで行うべき事です!!」
リザの剣幕に恐れをなしたのか、ロイの手がピタリと止まった。代わりに拗ねたような響きの声が聞こえてくる。
「今私がしたいのは、リザちゃんとのスキンシップなんだけどな……」
「したい事じゃなくて、しなくてはいけない事をして下さい」
にべもなく言えば、背後に居る男は口を尖らせているようだった。
「だから。私にとって今しなくてはいけない事は君とのスキンシップなんだがな……」
「何か言いました?」
これ以上ロイの戯れ言を聞いていては、締め切りに間に合わない。と冷静に計算してリザは彼の言葉を綺麗に聞き流す事にする。
「さ、大佐、お離し下さい」
そして自分を解放するように強く促すが、しかし、頑固にもロイは体を離さない。相変わらずリザを腕の中に閉じこめたままだ。男の拘束が弛まないのにじれて、リザの声のトーンはどんどん低くなる。
「大佐? いい加減にして下さらないと、本気で怒りますよ?」
「……ご褒美が欲しい」
「え?」
ロイの口を付いて出た言葉に、リザは一瞬虚を突かれた。
「今、なんと……?」
聞き違いであって欲しいと願いながら尋ね返せばロイはもう一度その「ご褒美」という言葉を繰り返してくる。ようやくその言葉が身の内に染み込んで来て、彼の言わんとする事を飲み込めたリザは脱力感で一杯になった。
「……大佐。貴方は幾つですか。子供ではないのですから、やるべき事をやるのに何故ご褒美などというものが必要なんです」
もう、いい加減にして欲しい。
げんなりしながらも、リザはロイを叱りつけた。やれば出来るくせに度々仕事をサボってはこうして我が儘を言って、彼はリザの手を焼かせる。それをいちいち相手にしてしまうのが男を調子に乗らせている原因と分かってはいたが、リザがロイの副官であり彼の補佐が仕事である以上無視する訳にもいかない。……まあ、多少彼の世話を焼くのが楽しく生き甲斐になっている感があるのは認めるけれど。それでも、仕事の締め切りがギリギリ状態の今、かまっている暇などないのだ。しかしロイは、まるでそれが当然の自然の摂理だと言わんばかりにこう主張してくる。
「……今、この仕事は限界ギリギリの状態だ。私があと2時間以内のうちに書類を仕上げなければ、確実に締め切りに間に合わないだろう。しかし、私だって人間だ。集中力が鈍りモチベーションが下がる事もある。このままの状態では到底間に合わないだろう。そういう時それをフォローするのが副官の役目じゃないのかね?」
「……それでご褒美ですか」
「うん、ご褒美」
ここでロイが要求するそのご褒美とやらの内容が推察出来ないほどリザは無能ではない。どこかの誰かさんと違って。こうやってリザにスキンシップを求めて来ている以上、彼のそういう部分が飢えているのだろう。つまり、それを満たすようなご褒美を期待されているという事か。
「分かりました」
ふうっ……と深い深いため息を吐いて、リザは言った。
背に腹は代えられないという言葉がある。この仕事は絶対に落とせない。もしも、締め切りをぶっちぎったら確実にロイの評価に関わる。彼のためにもそして自分のためにも。リザにはロイにやる気を出させる義務があった。
「そうですね。……もしもあと1時間半以内に書類を完成させる事が出来ましたらば、貴方の望みを一つ叶えて差し上げます」
「1時間半? 2時間ではないのか」
「確認のための余裕が出来るのならば、それに越した事はありませんから。……2時間では貴方には容易すぎるでしょう? 簡単にご褒美が貰えると思われては困ります」
「君は私を煽るのが上手いな。私の闘志に火を点けようって訳か」
「さあ……何とでも」
リザの見立てからすると、ロイの能力ならば2時間あれば書類は何とか仕上がるはずだ。だが、1時間半となると微妙な所だ。彼の力を持ってしても間に合わないかもしれない。だが、リザにとってはそれでも良いのだ。要は完成書類が2時間以内に手元にくればそれで目的は完遂出来る。1分、いや1秒オーバーしても約束は無しになるのだから、書類だけ受け取ってご褒美は無しという事にもできたりするのだ。
「よし、分かった。1時間半だな。では、この時計の針が6を指したらそこから始めよう」
リザの提案に納得したのか、ロイはようやくリザの腰に回していた腕を解いた。そして、早速銀時計を懐から取り出し確認するように言う。それにリザは頷いて。
「よろしいでしょう。……1秒遅でも遅れたらご褒美は無しですからね」
「君こそ、何でも望みを聞くという約束を忘れるなよ」
口角をつり上げてにやりと笑い、ロイが釘を刺してくる。その手のひらを返した現金な態度に多分に呆れながらも、何はともあれこれでこの仕事を無事に終える事が出来るだろう。とリザは胸をなで下ろし床に落ちたファイルを拾い上げたのだった。


そこからのロイの書類処理能力は筆舌に尽くしがたいものだった。どうしてこの力の10分の1でいいから普段から発揮してくれないのか。そうすれば締め切りギリギリに書類をやらずに済むだろうに。とリザは心底思うのだが、これが鼻先に人参をぶら下げられた馬状態のロイでなければ出来ない神業だという事も理解していた。
かくしてロイは見事制限時間内に書類を片づけて見せた。しかも、訂正の必要もない完璧な内容でだ。これには何の文句も付けようがなくて、リザは書類を改めた後、覚悟を決めた。
ロイがこれほど見事に書類を仕上げてみせたのは、偏にリザが約束したご褒美目当てだ。この気合いの入りようからして、ロイからの要求は生半可ではないものになるだろう。一体どんな淫らな要求をされるものか……、考えただけで背筋が震えてしまうのはここが神聖な職場だからだ。(ロイとの行為自体は別に嫌ではない)絶対にロイの事だから、リザが嫌がるのを承知でここでの行為を強要するに違いない。いや、むしろ嫌がる自分を見るのが愉しいなどとサディスティックな事を言い出しそうである。
「で、中尉。ご褒美なんだが……」
「はい…」
早速ロイが切り出して来るのを、リザは諦め半分で聞いた。何でも願いを聞くと約束してしまった以上、今更逃げられない。
「その、何だ……ん――、そのう…」
こうなったらどんな淫らな行為も受け入れよう…と諦観の境地にリザは入っていたのだが、対してロイはなかなかご褒美の具体的な内容を言わない。心なしか頬を赤くして、もじもじもごもごと口ごもっている様子だ。そう、まるで恥ずかしがっているように。……恥ずかしいのはこれから淫らな事をされる自分の方だ。と思いつつ、その意外というか予想外の反応にリザは内心首を傾げた。
「はい、何ですか?」
言うのならばはっきりと早く言え。自分達の仲で今更何を恥ずかしがる必要がある。そう意志を込めて答えを急かす。すると、彼はついに思い切ったように口を開いた。
「……を呼んでくれ」
まだもごもごと言うので、前半部分が聞き取れなかった。
「……? 何ですか。もっと大きな声ではっきりとおっしゃって下さい」
若干イライラしてきて、少し強い口調で促す。すると、ロイは顔をますます赤くして叫ぶように言って来た。
「だからっ、名前を呼んでくれ!」
「えっ……」
思わぬ一言にリザの思考回路が一瞬凍結する。
「……私の名前を呼んでくれ。か、階級じゃなくて」
勇気を振り絞って言いました、とばかりのロイの顔は相変わらず赤い。いつも平然と職場でセクハラを働く(リザ限定で)男とは思えぬ純情なその様子。それが伝染したようにリザの頬も心なしか熱くなる。しかし、それまでもっとスゴい行為を脳内で想定していたリザにとっては、何だそんな事でいいのかという肩透かし感も強い。たった一言、彼の名前を呼んでやればいい、そんな容易い事でいいのか。
「それでよろしいのですね?……分かりました」
造作もないことだ、とリザは請け負って頷いた。了承の返答に、
「そ、そうか!」
断られると思っていたのか、不安げな顔をしていたロイの顔が輝く。
「じゃ、じゃあ、言ってみてくれ!」
期待に胸を膨らませたロイの表情。ワクワクドキドキという表現がしっくりくる。熱い視線でリザを見つめ、そして彼女の挙動を見守りいまかいまかたとその時を待っているようだった。
そんなロイを見ていたらば、リザは簡単な事だと思っていたそれが何だかとてもハードルの高い行為に思えてきた。いや、そんな筈はない。一言、声を発するだけではないか。
「ろ……」
そこで、リザは息を飲んで言葉を止めた。たった二音。次の音でおしまい。だけどどうしてか出てこない。
「ロ…」
イ。それだけ言えばいいはずなのに、どうしても言えない。――出来ない。改めて彼の名前を呼ぼうとするととんでもなく恥ずかしい。考えてみれば今まで彼のファーストネームを呼んだ覚えはリザにはなかった。いや、一度だけ。している最中に夢中で口走った記憶だけは、ある。それほど追いつめられていないと口にしたことないその名前を、職場で正気の状態で呼ぶなんて、無理だ。
「……マ、マスタング……」
言い直したリザの言葉を聞いて、期待に自身のデスクから身を乗り出していたロイが、がくっと崩れ落ちた。
「違う! ファーストネームだ!」
分かっている。今のはわざとだ。不服そうに口を尖らせるロイに頷いて、リザはもう一度トライする。
「ロ……イ、ヤルミルクティー」
がくぅーーとロイが机の上に突っ伏した。しかしすぐに上半身を起こして、
「ロイっ、だけで良いんだ!」
びしっと指を突きつけられて指摘されるが、既にこの時、リザも軽く半泣き状態であった。
「すみません! でも、で、でもっ。無理! 無理なんです!」
どうしてか、すごく。すごく恥ずかしい。ここでするよりも恥ずかしい。
「こらっ、約束したろう!?」
「分かって、います。今、呼びま……ロ……」
「ロ……!?」
「いやるすとれーとふらっしゅ……」
「こら!!」
「すみませ……無理…無理です!」
「そんなに私は無理な名前なのか!?」
執務室ににぎやかな上司とその部下のやりとりが響き渡る。
ロイ。たった二音の、でも何よりも特別で大切なその名前。
大事すぎるからこそ気軽に呼べないのだ――という事に、今のリザもそしてロイも気づいていないのだった。





END
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by netzeth | 2014-01-18 14:33 | Comments(0)

よく寝た

この三連休は良く寝ました。寝すぎて頭が痛くなったりしましたが、基本的に寝てました。おかげで風邪も良くなりました。しかし、何もしていないので、またも部屋が汚い。ベッドの上が洋服置き場になっていて、ベッドで寝れない。ああ、自動的に洋服を畳んでしまってくれる家電とかないものか。ルンバが可能なのだからこれだって!…………ルンバ猫って可愛いですよね(逃避)

去年も今頃UPしたような気がするのですが、イベントでお配りしたペーパーに載せていたSSをまとめてUPしました。一応最近の冬コミを抜かせば今までのもの全部かな?あ、R18っぽいのと、オフ本を読んでいないと意味が通らないSSは欠番扱いです。イベントの度にこつこつと書いていたものなので、今までの成果!って感じで、まとめると何だか嬉しいです(*^_^*) 来年の今頃もまたUP出来れば良いのですが。 



拍手ありがとうございます!
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by netzeth | 2014-01-15 00:19 | 日記 | Comments(0)