うめ屋


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by netzeth
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2月が逃げる

もうすぐ2月も終わりですねーこんばんは。最近日が長くなっているのに気付いて、もうすぐ春だなあ…と実感しております。すぐに3月になって春コミ、5月のスパコミそしてあっという間に夏コミですよー。同人活動を始めてから一年がとても早く過ぎていきます。

さて、オフラインの方なんですが冬コミ新刊「evergreen」が残り僅かだったのでちょびっとだけ再販しました。部数の関係で第1版とは違う印刷所になっておりますが、中身は変わっておりません。
しかし、今回同じ本をそれぞれ違う印刷所で刷ってみて初めて印刷所さんによって結構印刷が変わるんだなーと分かりました。原稿データは一緒なのに色とかが随分と違います。私は字なのであまり関係ないのですが、絵の方はずいぶんと印象が印刷所によって変わりそうです。

最近銀の匙を読んでいて、太ったロイと前髪で目が見えないロイがいるのが気になります。(名前分からん)太った方が結構ちょくちょくコマの中にいるのですけど、髪型がロイですww 彼が痩せたらロイぽくならないかしら?ここはたまこさんほどのメタモルフォーゼを彼に期待したいww いや、作中でそんなエピソードは絶対なさそうな彼ですがww


拍手ありがとうございます!!頂くたびにうめこは一人ではないんだ!と励まされます!(春コミのロイアイサークルさんの数に慄いているうめこですww)

以下続きから拍手コメント(2/27分)のお返事です。

続き
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by netzeth | 2014-02-27 22:10 | 日記 | Comments(0)

お風呂に入ったらもう眠くなる

OPのローの夢を見ました、うめこですこんばんは。確かにローさん好きだけどさあ……出来ればロイ…いや、ロイアイの夢が見たいなあ。ロイアイがイチャついてるソファーかベッドになって近くではあはあしながら観察したいなあ……と本気で思っている今日この頃。

原稿終わったのにまた原稿やってます。ですが、平日はお風呂から出ると眠くなるのではかどらないです。眠くなると文章が書けないのがネックだなー。書いてもよく意味の分からんしろものになる。
原稿のために原作を読み返しているのですが、ラスト戦のシーンは何度みても良いですね。あのリザたんががっくしなったのを見るラストの表情とか!あれは女としてのリザたんの増田への愛をラストは同じ女として分かっているですよね。だから、ああいう顔をしているんですよ!一見愚かで弱いと憐れんでいるようですが、実は憧憬が入っているんじゃないかなー。ホムのラストには持ちえないものを持つ人間の女のリザたんに。……とまあつらつらと勝手な自己解釈しながら萌えておりました。原稿は進んでおりません。

印刷所様から受け付けたよーという連絡が来たので、春コミ新刊情報やらサンプルやらを上げました。



拍手ありがとうございます(^^)
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by netzeth | 2014-02-26 00:29 | 日記 | Comments(0)

幻想マスカレイド~サンプル~

その女性を一目見た瞬間、ロイの視線は釘付けになった。
理由は自分でも良く分からない。その女性が美しかったと言われればそうなのかもしれない。緩く結い上げられた長い茶色の髪。白い項と首筋が艶めかしい。プリンセスラインのドレスから露出している背中が男を誘う色気を醸し出している。そして、紅色のルージュを引いた蠱惑的な唇。他の女性達の様に微笑むでもなく終始固く引き結ばれているそれは、愛想は無いが逆に意志の強さを感じさせる。ピンと背筋を伸ばして立つ姿がそれにまた拍車をかけていた。
凛と立つその姿に魅せられたと言えばそれもそうなのかもしれない。
しかし、肝心のその顔はほとんど白い無機質な仮面に覆い隠されているのだ。見えるのは口元だけ。そんな状態で何故彼女に目を奪われたのか――彼女でなければならなかったのか。……今のロイにはその理由がどうしても分からなかった。



華やかな衣装を纏った淑女達と、瀟洒なスーツを身につけた紳士達。彼らは豪華絢爛なシャンデリアが吊されたホールに集い、手には黄金色に輝くシャンパンのつがれたグラスを持っている。
アルコールの匂いに混ざるのは噎せ返る様な濃厚な香水の香り。それらを振り撒きながら、ある者はダンスをし、ある者は歓談に興じる。その顔は全て仮面に隠されていた。羽根飾りが付いた仮面、パピヨンを象った仮面。様々な形の仮面を付けて、互いの正体も知らない男女が妖しく囁き合う。……ここはそんな、現世とはかけ離れた幻想的な空間だった。
仮面舞踏会。
派手な遊びを厭うロイ・マスタング青年が、このマスカレイドに参加したのにはいくつか理由があった。
彼がこの年の国家錬金術師試験に合格したのは、ほんの二ヶ月前の事だ。士官学校を卒業したばかりのヒヨッコ士官が最難関と謳われる国家資格を手にした事は、中央でもちょっとした話題となった。ロイの合格は史上最年少記録であり、しかも士官学校出の純粋な軍人としての合格者は非常に珍しいらしい。
大抵は皆研究者としての立場で受験するか、国家資格を取ってから軍人となるかのどちらかであり、その意味ではロイは文武両道を達成した人物と言えるだろう。
当然、世間はそんな彼を放っては置かなかった。真面目で地味な士官候補生として過ごして来たロイの日常は一変した。その日から、ロイにはあちこちからお誘いがかかるようになった。軍からのやれどこそこの祭典やら行事やらに出席するようにとの要請――半ば仕事の公式なものから、私的なパーティーの招待状まで。
見栄えのする容姿とその若さも相まって、正に大人気状態となってしまったのである。最初は戸惑っていたロイ・マスタング青年だが、徐々に慣れていき、これも国家資格について回る雑事だと諦め半分で受け入れるようになっていた。
元々素質があったのだろうか。
士官学校時代は唐変木の朴念仁と親友に揶揄されていた青年も、半ばヤケッパチでパーティーをこなすうちに洗練された物腰を身につけた紳士へと変貌していった。そう、先の揶揄された親友に「おまえ、成長したなあ~」と感心されるくらいには。
しかし。
肝心のロイはそんな風に誉められてもちっとも嬉しくなかった。ロイにとってパーティーなどと言う物は、ただの仕事上の付き合いであり、少しも楽しいものではなかったのだ。彼の心は――彼の関心はもっと別の所にあったのである。
リザ・ホークアイ。
それが今現在、ロイの心を占めている少女の名だ。
彼の錬金術の師匠の娘であり、ロイに国家資格をもたらした焔を与えてくれた人物。そして、ロイにとっては世界で一番大事な女の子だ。
資格を取るまでは…とロイは彼女としばらく連絡を絶っていた。もちろん父親が亡くなって一人になってしまった少女を案じる気持ちはあったのだが。国家資格はチャラついた気持ちで取れるほど甘くはない。ロイは心を鬼にして、自分にリザとの交流を許さなかった。国家錬金術師の資格を取ってこそ、焔の錬金術を託してくれたリザの気持ちに報いる事が出来るのだと自分に言い聞かせた。そして必死に受験勉強に励み、見事合格したのだ。
それなのに。
喜び勇んで合格の報告に訪れたホークアイ邸はもぬけの殻だった。扉には錠が下ろされて、裏の畑は綺麗に整理されていた。リザという少女の居た痕跡は綺麗さっぱりと消えていたのだ。
これにはロイは相当焦った。まさかリザが自分に何も言わずに居なくなってしまうなど想像もしていなかったのだ。ちゃんと連絡先も渡して置いたのだから、もしも家を出るのならば一言くらいあるものだと思っていた。プレゼントにと持ってきた手に一杯の花束と、甘いお菓子がとても虚しかった。
誰か彼女の行方を知っていないかと近所に聞き回ったりもしてみたが、結局リザがどこに行ってしまったのか知っている者は居なかった。
親族も居ないと言っていたから、他に彼女が行きそうな場所などロイには心当たりが無い。ロイは打ちのめされた気がしていた。このように黙って居なくなってしまったリザに対しての憤りだけではない。あんなにも心を砕いて愛していた少女の事を実は自分は何も知らなかった――その心の内も、少女自身の事も――その事実が情けなく惨めだったのだ。
それからのロイは昼は仕事に打ち込み、夜は誘われるままパーティーに出席するようになっていた。幸い、誘いの手は後を絶たなかった。何かに夢中になっていれば嫌な事を忘れられたし、自らの傷心も慰められる気がしたのだ。
しかし。
それは幻想に過ぎなかった……とロイは後々悟る事になる。
いついかなる時も、あの少女の事が…リザの事が、脳裏を離れなかったのだ。特にパーティーに出て、彼女と同じ歳くらいのお嬢さんを見る度に、リザを思い出した。
今は何をしているのだろうか。暮らしに困ってはいないだろうか。ホークアイ家は貧しい家だったから、蓄えなど無かったに違いない。女一人で厳しい世間をどうやって生きているのだろうか。まさか、夜の商売に身を落としているのではないか。
――そんな悪い想像ばかりがロイを苛んでいた。
それを見かねたのだろう。士官学校からの親友であるマース・ヒューズがある招待状を携えてロイの元にやって来たのは、そんな折りの事であった。
「仮面舞踏会?」
「そ、マスカレイド。面白い趣向だろう?」
そう言って手渡されたのは、見慣れたパーティー用の招待状。しかし、今までと少し違うのは白では無く黒い紙で、しかも白い仮面の様な物が印刷されている所だろう。
「まー、暇な金持ち連中の道楽だけどさ。若い奴らが中心になって企画したらしい。どこそこ商会の二世とか、新聞社の若社長とか、中央上層部の将軍の孫とか。顔を売っておくと良い連中ばっかりだぜ?……あ、仮面をしてたら顔は売れないか」 
そう言ってヒューズがにひひひと笑う。
「俺、頼まれたのよ。今、中央の社交界の話題をかっさらってるお前にどうしても出席して貰いたいらしくてさー、その方が女の子の食いつきがいいんだと」
つまり、自分を客寄せにしようと言うわけか。とロイは納得する。
「……なんだ。女目当てのパーティーか」
「何だとは何だ。若い健康な男子が女目当てで何が悪い!」
そして、ふんと胸を張っておどけた調子で言ったヒューズの顔がふっと弛む。
「……お前もさ。リザちゃん? だっけ。居なくなった師匠の娘さん。ずっとその子の事、気に病んでるみたいだからさ。たまにはそういうの忘れて、楽しむのも悪くないと思うぜ?」
柄にも無く真面目な顔で親友が言うのをロイは聞いて、しばし物思いに耽る。確かに自分はリザの事を気にし過ぎているのかもしれない。親友が心配してこんな招待状を持って来るのがいい証拠だ。ヒューズは一見調子の良いおちゃらけた男に見えるが、その実は優しい友達思いの男である。そんな彼がこんな妖しいパーティーの出席を進めてくるほど、自分は悩んで見えたらしい。その気持ちは嬉しいものだし、ロイはヒューズの心配も最もだと思った。
国家錬金術師となって自分はこれから、もっと厳しい世界に身を置くようになる。それなのに、今からこれでは先が思いやられるというものだ。彼の言う通り一度くらいお遊び的なパーティーに参加して、息抜きをするのも良いかもしれない。
「……そうだな。ヒューズ。お前の言う通りかもしれん」
かくして。
ロイはヒューズに手渡された仮面舞踏会の招待状を受け取った訳である。
(だがなヒューズ。……これは、お遊びが過ぎるんじゃないのか?)
あの最年少国家錬金術師ロイ・マスタング少佐も出席する、仮面舞踏会! と、大々的に社交界で宣伝されて催されたパーティーは大盛況だったようで。色とりどりの仮面を付けた多くの男女が会場に集まっていた。仮面に顔が隠されているためどこの誰とも分からないが、中央社交界の令息令嬢がこぞって参加しているらしい。
それはいい。 
だが、カーテンの陰やらバルコニーやらですっかり出来上がってしまっている男女が仲良く睦み合っている――いろいろ際どい事をしているのは、ちょっと羽目を外し過ぎではないか。
先ほどからロイはそんな男女を何組も目撃していた。それどころか、意気投合したと思われる男女がそそくさとパーティー会場を抜け出すのを何度も見かけているのだ。訝しげなロイに主催者の男性がこっそりと囁いて来たのは、
「このパーティー会場のお屋敷には、休憩用の部屋が何室も用意されているのですよ」
という事だった。
(こんなのただの乱交パーティーじゃないかっ、ヒューズめ!)
息抜きを進めてくれた親友への感謝の念などすっかり消し飛んで、ロイは毒づいた。いくら何でもこんなパーティーに長居はしたくなかった。こんな事なら、自室で錬金術の論文でも読んでいる方がよっぽど気晴らしになるというものだ。
そんな事を考えつつ寄ってくる女性達を適当にあしらい、どれくらい居れば主催者の顔を潰さずに済むだろうか……などとロイが考えていた時の事だった。ロイがその女性を目にしたのは。


~~~~~中略~~~~~



「ダメだ」
「何故ですか?」
簡潔なロイの言葉に、リザもまた簡潔に言葉を返して来た。ロイの机を挟んで向かい合う二人。己の椅子に座るロイに机の前に立つリザの視線が降り注ぐ。じっと見つめてくるその目力は正に鷹の目の如し。じーっとじーっとひたすらに見つめられて、ついに根負けしてロイは視線を逸らした。
「あー……、ダメなものはダメだ」
そんな説明にもなっていない台詞で、納得してくれるような相手ではない。
「それでは納得が出来ません。どうか、きちんとしたそのダメな理由をお聞かせ下さい」
語気は荒くないが、少しだけ眉が顰められているので彼女がお怒り気味なのが分かる。この真面目で優秀な副官を怒らせると後が怖い事は重々承知していたが。しかし、ロイにも譲れないものがあるのだ。
そうして、ロイは己の目の前に置かれた紙片にチラリと視線を走らせた。
それはとあるパーティーの招待状だった。
現在ロイ達は密かに軍の高官の何者かが関わっているとされる収賄事件を捜査している。最初は噂にしか過ぎなかったその話が真実味を帯びてきたのは、ロイ得意の諜報活動から得た情報からであった。その高官に賄賂を渡していると思われる人物が分かったのだ。その線から更に情報を洗ってみた所、かなり黒に近いグレーではないかという結論が出た。
実を言うと軍部内の犯罪についてはロイには捜査権限はない。それを担当するのは別の部署であり、あくまでもロイがするのはそのサポートや告発という形になる。しかし、上の席が一つでも空くというのはロイにとっては僥倖であり、実際に収賄罪を告発出来れば出世の有利点となり得る。
上のうるさい連中からは点数稼ぎなどと蔑まれたりはするが、そんな物は飛び回る蠅よりも他愛も無い。収賄を受けている軍人の中には麻薬シンジケートの便宜を図り、重犯罪に荷担している者もいるのだ。人々の安全な暮らしのために治安の乱れを防ぐ事こそ、真の軍人の努めである。
そのためには、もっと大きな確証を得る必要があった。せめて賄賂を受けている軍高官が誰か、特定しなければならない。
そこでロイ達マスタング組が苦労の末手に入れたのが今、ロイの前にあるパーティーの招待状であった。そのパーティーに件の賄賂を渡している人物が出席するらしいのだ。そこで彼に近づいて情報を引き出せないか――というのがロイ達の狙いであった。
「ターゲットは男性です。諜報は女性である方が絶対的に有利なはず。何故私が同行してはいけないのですか?」
「そ、それは……」
ロイは口籠もった。
リザが強硬にロイに主張しているのは、パーティーの同伴者として自分を連れていけ――と言う事だった。当然ながらパーティーは基本的に男女一組での参加を推奨している。もちろん一人での参加も可能だが、大抵の場合はパートナーを伴ってくる。
リザを連れていくのは何の問題もない…はずだった。
むしろ、その方が不自然無くパーティーにとけ込めるだろう。そして情報を引き出す相手は男だ。しかも、まだ未婚の男。リザの様に美しい女が近づいた方が口が軽くなる可能性が高い。
にもかかわらず、ロイはリザの申し出を渋っていた。理由は簡単である。
「ターゲットのヘンドリクスは女癖が悪い事で有名なんだぞ……」
「だから何です?」
ロイもリザの言い分の方が利があるのは認めている。理性は認めている。しかし、彼の感情が納得しないのだ。
大事な大事な女性をそんな飢えた狼の前に出すなんて、想像しただけでロイのはらわたは煮えくり返る。しかも、滅多に見せない…いや、今まで見たことも無いドレス姿でだ。どうして自分だって拝んだことのない彼女の着飾った姿をそんな男に見せてやり、鼻の下を伸ばしてやらねばならないんだ。目の保養をするのは自分だけで良いんだ。
そんな自分勝手な男心が、リザのパーティー出席を拒んでいるのだ。
「その方が相手も油断するはず。むしろ好都合でしょう」
しかし肝心のリザはこの調子で、絶対的に女としての危機感が足りていないのは明らかだ。自分の美しさを、男の欲望を煽る自分自身を自覚していない。そんな無防備な子鹿ちゃんの様な彼女を、パーティーに同伴するのはロイにはやはり危険に思われる。
「そうだ。だからこそ、君には異性を魅了する様なドレスを着て貰う事になる」
思いあぐねたロイはとうとう切り札を出す事にした。出来ればこれは言わずにおきたかった事だが、仕方がない。
「……それは、当然ですね」
控えめにリザが同意してくる。そんな彼女を見つめながら、ロイは一息に言った。
「そのために用意してあるドレスがある。しかし…君にはそのドレスは着られない。……分かるだろう? 露出のあるドレスだ」



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by netzeth | 2014-02-25 23:42

終わったあ

原稿終わった~\(^o^)/ 先ほど入稿しました。不備がなければ春コミ新刊出ると思います。ずっと校正をしていたので頭がぼーっとしてます。最近パソコンやり過ぎるとこうなるんですよね。……電磁波の影響?2冊目……は多分間に合わないので、スパコミ合わせて書き始めようかなあって所。
 

さて、昨日はついフィギュアのエキシビションを見てしまって寝不足です。頑張って羽生君まで観た!しかしその後力尽きて寝てしまったので、フィナーレを見られなかった。男女ペアでエスコートするの見たかった…。皆でワイワイしているの見るの楽しいですよね(^^)


拍手ありがとうございます!
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by netzeth | 2014-02-23 20:07 | 日記 | Comments(0)

フィギュア

昨夜は真央ちゃんを見てもらい泣きしてました、うめこですこんばんは。原稿やりつつ、煮詰まりつつ、女子フィギュアを視聴。真央ちゃんのパーフェクトな演技に「まおぢゃんおめでどう~よがっだね~~」と泣いてましたww きっと日本中の皆さんが泣いてたんじゃないかなあ。一夜あけて真央ちゃんの演技を録画したい! と思い、さっそくニュース番組を予約しようとしたら…「不具合があって再生しかできません」というDVDプレーヤーのメッセージ。喧嘩売ってんのか!と思ったりww おかげで今日は一日頭の中がラフマニノフ。仕事中もニノフ。この曲好きです。

真央ちゃんに元気を貰ったので、うめこも頑張ろう。とりあえず原稿頑張ります。あと少し、この土日で上げたいです。

それから小説のページを工事しました。目次のページが1ページに載せられる文字数限界を迎えてこれ以上SSを載せられなくなってしまったので、二つに分けました。短文は今まで通り小説カテゴリーに。それ以外の長文、企画物、拍手ログなどは小説2カテゴリーにしました。どうすればもっと見やすくなるかしら?と試行錯誤したいとこではありますがとりあえずしばらくはこれで……。日記に載せてたSSも収納してます。


拍手ありがとうございます(^^)
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by netzeth | 2014-02-21 22:40 | 日記 | Comments(0)

男のシュミ


暖かな春の日差しが降り注ぐ様になった、イーストシティ。その一番賑やかな通りにあるオープンカフェでレベッカ・カタリナは退屈そうに座っていた。街ゆく人々の姿を何となく目で追いながら、ふわああと大あくびをした所で、
「ごめんなさい、レベッカ。待たせちゃったわね」
ようやく待ち人であった女性が現れる。
「別にそんなに待ってないわよ。ただ暇で眠くなったけどね」
女性――リザ・ホークアイが申し訳なさげに言うのにあっけらかんと返事をして、レベッカは肩を竦めた。そんないつも通りの彼女に苦笑しながら、リザは彼女の向かいの席へに座るとアイスティーを注文した。レベッカは一連のリザの様子を黙って眺めている。
「なあに?」
あまりにも彼女がじっと自分を見ているので、何となく気になってリザは尋ねた。すると、レベッカはリザを指さして意味深にニヤリと笑う。
「……それ。やっぱり男のシュミ?」
それ、と指さされたものが己の伸ばしかけのセミロングの髪だと思ったリザは眉をしかめる。
「しつこいわよ、レベッカ。この前ちゃんと説明したじゃない。髪を伸ばしたのは以前会ったロングヘアーの女の子を見ていいなって思ったからでーー」
「違うわよ」
レベッカに言葉を途中で遮えぎられて、リザは一瞬きょとんとしてしまう。てっきり、リザは以前射撃場でした話を蒸し返されたのだとばかり思ったのだが……何が違うというのか。
「髪じゃなくて、その格好よ。あんたがそんな格好するなんて珍しいじゃない」
指摘されてリザは自分の服装を見下ろした。春らしい色をしたブラウスに、タイトなスカート。その上にスプリングコートを羽織ったスタイル。
「そうかしら?」
「そうよ。いつもロングかパンツスタイルのあんたが、そんなミニスカート履くなんてさ。……男のシュミ?」
「違います。それにミニってほど短くもないわよ」
「ふ~ん……」
きっぱりと否定してのにもかかわらず、レベッカは疑い深げにリザを見ている。だが、それ以上追求する気をなくしたのか彼女は唐突に話題を変えてきた。
「そうそう、男のシュミって言えば。この前マスタング大佐とちょっと話す機会があってね。せっかくだからあんたの男のシュミを教えといてあげたわ」
「なっ、ちょっ、レベッカっ! あなた一体何を大佐に言って……!」
「ん? もちろん、あんたの男のシュミは黒髪で黒い切れ長の瞳の優男だって事よ。安心して」
とんでもない事を平然と告げる親友に、リザは絶句した。自分は一体今の発言の何を安心すればいいのか。
「やー御仁、すごーく喜んでたわー。黒髪とか瞳の色はともかく、自分が優男に該当するって思ってるんだから相当な自信家よね。まー実際そうだけどさ」
リザが黙っているのを良いことにレベッカの口はぺらぺらとよく回って回って、更に大きな爆弾をリザに落としてくる。
「ちなみに。大佐の女のシュミも聞いといてあげたわよ。……聞きたい?」
聞きたい。と正直に言うのはリザの意地が許さない。だが、知りたい気持ちはもちろんあった。そんな親友の心中などお見通しなのだろう。相変わらずにやにやとレベッカは笑っている。
「……別にいいわ」
「もう~リザちゃんは意地っ張りなんだから。……でも、このレベッカさんが、そんな事で黙るとでも思った?」
結局リザの意志などお構いなしらしい。
「御仁の女のシュミはね……」
「だから興味無いって……」
もったいぶった言い方をするレベッカに、口では強がりながらもリザは息を呑んで言葉の続きを待ってしまう。
「ミニスカートの女性だそうよ。良かったわね、リザ。あんたは大佐のストライクよ」
「ちょっと! そんなのミニスカートを履くだけで大半の女性が該当するじゃないの!!」
せっかく少し期待していたのにずいぶんな肩すかし感に、思わずリザの抗議の声が上がる。すると、レベッカはますますにやあ~~と笑みを濃くした。
「……やっぱり気になってんじゃないの、大佐の女のシュミ。あたしはてっきり、あんたはとっくにご存じだからミニスカ履いてんのかと思ったわよ」
「ち、違うわよ! 大佐のシュミなんて気になってないし、ミニスカートだって違います! たまたまよ! 誰が大佐のためにミニスカートなんて履くものですか!!」
「ふ~~ん?」
リザの必死の言い訳がましい言葉など、レベッカは最初から信じてはいないようだった。ますます焦ってリザはレベッカに訴える。
「本当よ!? ミニスカートを履けば女性なら誰でも良いなんて人のシュミなんて知りません!」
「それなんだけど、実は違うのよね~」
「え?」
何が? とリザが問い返す隙もなく、レベッカは言葉を続けた。
「実はさっきのには続きがあるの。……御仁のシュミはね、ミニスカートの女性。ただし、現・東方司令部司令官付き副官のに限る、だそうよ。ほら、やっぱりあんたは大佐のシュミよ。憎い事言うわよねー、このこの。あんたの男のシュミ、案外悪くないじゃない?」
次々に情報の爆弾を脳内に放り込まれて処理が追いつかない。眩暈がしてしまいそうなくらい混乱する中で、ケラケラと笑っているレベッカを眺めながら、彼女には叶わないな、と思うリザだった。



END
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by netzeth | 2014-02-19 01:39 | Comments(0)

new!

ニューメガネになりましたうめこです、こんばんは。以前よりもはっきり見えますがまだ慣れなくて違和感があります。あとフレームがキツくてこめかみが痛い。もう少し我慢してたら具合が良くなるかなー。

先日の大雪のせいでコンビニにはパンとおにぎりが全然ありませんでした。マックに行ったらパンがないのでハンバーガー売れませんと言ってました。おそるべしですね、雪。物流が寸断されるとこういう事が起こるのですね……もういい加減勘弁して欲しいものです。

さて、オリンピックですよ!連日の日本勢のメダルで寝不足気味です。男子フィギュアもジャンプラージヒルも見たよ!だいたい眠気に負けて寝る→つけっぱなしのテレビから歓声→起きると日本選手みたいな流れで見てます。でも、次の日が仕事だと見られそうもないです。ああ、仕事行かないでオリンピック見てたいなあ。……う~ん、ロンドンの時もそんな事言っていた気がするなあ。


拍手ありがとうございます!
以下続きから拍手コメント(2/16分)のお返事です。

続き
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by netzeth | 2014-02-16 21:58 | 日記 | Comments(0)

バレンタイン

バレンタインですねーこんばんは。今日もすごい雪ですよ。ホワイトバレンタインですよ(そんな言葉あるの?)というわけでバレンタインSSをUPしてみました。間に合ってよかったです。男性から女性へ贈る欧米?風な感じで。

小説の目次のページが文字数オーバーしてしまいそうで焦ってます。どうしようかな……、1ページの限界文字数に達してしまったらしい。目次2を作るしかないと思うので、近いうちに工事する予定です。

さー、春の原稿やらないと。でもその前に!男子フィギアですよ!今夜のフリーを見ないと!ああ、今夜も眠れませんね。


拍手ありがとうございまーす(^^)
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by netzeth | 2014-02-14 18:42 | 日記 | Comments(0)

融愛バレンタイン

「大佐の意中の女性って中央におられたんですね……」
2月14日。比較的平和な東方司令部にて、ケイン・フュリー曹長が言い放った一言に先輩少尉ズは顔を見合わせた。
「は? そんな訳ないだろが」
「お前のメガネは飾りもんか? ちゃんと見えてんのか?」
「メ、メガネは関係ないじゃ無いですか!」
ハボックとブレダに馬鹿にする様に言われて、フュリーは憤慨の声を上げる。それでも両少尉は彼の言葉を端から信じるつもりはないようで、フュリーは更に言い募った。
「だって、僕、見たんですよう!」
「見たって何を?」
「昨日、マスタング大佐が洋菓子店でとても高級そうなチョコレートを購入しているのをっ」
「……それでどうして大佐の女が中央にいる事になるんだよ」
もっともなブレダの指摘にハボックもうんうんと隣で頷いている。ロイがバレンタイン前日にいかにも本命なチョコレートを購入していたと言うならば、贈る相手は一人しかいない。そう、彼らの上司、リザ・ホークアイ中尉だ。フュリー曹長は鈍いので気づいていない様だが、あの二人――ロイとリザはどう見ても好き合っている。実際に二人が恋人関係にあるのかどうかは不明だが、あのプレイボーイで名を馳せているロイがリザにだけは本気であるのは部下の目から見ても一目瞭然である。
「それは、大佐はその高級そうなチョコレートを中央宛で送っていらしたんです。メッセージカードを付けるか? と聞かれて「そうだな…RからCへ愛を込めてと入れてくれ」とお答えになっていたんですよっ?」
興奮した様子で拳を握りしめて、フュリーは訴えてくる。彼の話を聞いて、ハボックとブレダの両名は再び顔を見合わせた。
男性から女性へとチョコレートを送る。これが近年定着したバレンタインデーの習慣である。それは日頃お世話になっている女性に送る義理チョコから、好意を持つ女性へと送る本命チョコまで、多種多様な意味合いのチョコレートが存在する。
「……義理チョコじゃねーの?」
「違うと思います。すっごく豪華なチョコレートだったんですよ。もう、真っ赤で金の縁取りをした派手派手なリボンがいっぱい付いてました!」
「ヒューズ中佐のとこの奥さんとか娘さん宛てとかは?」
「それなら、名前が違うじゃないですか。グレイシアさんならGだしエリシアちゃんならEでしょう? それに、愛を込めてなんてメッセージ付けたら大佐、ヒューズ中佐に殺されると思います」
「それもそうだな……」
フュリーから聞かされる話に、話半分で聞いていたハボックとブレダもだんだんと真剣な顔になってくる。
「だけどな……まさか…なあ……?」
「そうだよな……まさか、だよなあ?」
あの二人の関係に気づいていないらしいフュリーは放っておいて、微妙な顔でアイコンタクトを取りながら、両少尉は会話する。
(大佐が中尉意外の女に本気になると思うか?)
(いや、あれだけ普段、中尉に近寄る男を牽制しておいて、それはねえだろ……俺だって、ちょっと中尉を飲みに誘っただけで焦がされそうになったぜ)
(本当かそれ。お前勇気あるな……それにしても、フュリーの話も気になる所ではあるな)
(だよな。もしかして、本当に大佐、セントラルに本気の女が居たりしてな)
「ちょっと、二人とも! 僕を無視して目と目で会話しないで下さい! とにかく! 僕は確信したんですよ! 大佐は中央に大切な女性がいらっしゃるんですよ!!」
「おいっ、フュリーっ、声が大き……」
またしても興奮したのか珍しく声を張り上げたフュリーを止めようとした所で、三人の後方からガタンっと音がした。一斉に三人で振り返ると、そこには麗しの中尉殿が椅子を倒して机から立ち上がった所だった。
「……ごめんなさい、うるさくしてしまって。話しを続けてちょうだい」
「ちゅ、ちゅーい……いらしたんですか……」
ごくりと喉をならして、ブレダが確認するとリザは無表情に頷く。
「ええ。さっきからここに座っていたけれど」
その顔からは何の感情も読みとれない。
「私はもう行くから、お話を続けて。休息時間ですもの、ゆっくりするといいわ」
淡々と述べてリザは椅子を直して手にファイルを抱えると、仕事部屋を出て行く様子である。その背にかける言葉もなく、ハボックとブレダは見送るしかない。するとただ一人この部屋の重い空気に気づいていないフュリーが動いた。
「あっ、中尉。これ、僕からのお世話になってますチョコですー!」
懐からチョコレートの赤い箱を取り出して、止める間もなく彼はリザに近寄ると、その箱を彼女に渡してしまった。その行動力にある意味感心したのは両少尉ズである。この空気でそれを行える心臓はある意味すごい。
「あら、ありがとう。フュリー曹長。とっても美味しそうなチョコレートね」
「あ、分かります? それ、シャロンで買ってきたんです。女性に人気のあるお店だって聞いて。昨日買いに行ったんですけど…さすがにバレンタイン前日で、男性客でごった返してましたよー。あっ、それから大佐もいた……」
「わーーっ! わーっ!」
「中尉! さっき総務課から中尉に電話がありましたよ! すぐにっ、すぐに来て欲しいって言ってました!」
「そう? じゃあ、ちょっと行って来るわね」
危うい所でフュリーがまた口を滑らしそうになるのを、必死に誤魔化す。そうして、リザを部屋から追い出すよう送り出すと。
「……なあ、さっきの話。中尉に聞こえてたと思うか?」
「……分かんねえ……」
げっそりと疲れた顔をしてハボックとブレダは呟いたのだった。



最近購入したオイルストーブの前で、子犬がこっくりこっくりと船を漕いでいる。しばらく起きていようと頑張っていた彼だが、遂に眠気に降伏したらしい。こてんっと倒れるように暖かなストーブの前で眠ってしまった。
その愛らしい姿を微笑んで見つめていたリザは、ストーブの上でしゅんしゅんと音を立てていたケトルを持ち上げる。こんな寒い夜は熱い紅茶を淹れて暖まるに限る。
用意しておいたティーポットへとお湯を注いで、時間を正確に計るための砂時計をひっくり返した。そして、時計の砂がさらさらと時を刻み始めた矢先の事である。
トントントンと部屋の扉がノックされた。
来る予感はしていたので、特に驚く事もなくリザは玄関へと赴く。施錠を解除してから扉を開けると、
「やあ、こんばんは」
思った通りの顔がそこにはあった。
「いらっしゃいませ、お寒いですから、どうぞ中へ」
「うん」
頷いた男――ロイは持っていた傘を立てかけると、部屋の中へと入ってくる。黒いコートの肩には少しだけ雪が積もっていて、外がずいぶんと冷えていたのがよく分かった。リザはロイからコートを受け取ると、彼を暖かい部屋内へと誘った。
「やあ、参ったよ。夕方辺りから急に降って来るんだもんな。おまけに風も強くて、傘が全然役立たずだ」
「でしたら、こんな日に出歩かれなければよろしいのに。悪天候の日に護衛もなく外を歩かれるのは感心しませんよ」
「そうは言うけどね。今日、君んちに来なかったらいつこれを君に渡せばいいんだい?」
そう肩を竦めて言ったロイは、持っていた紙袋から箱と小さな花束を取り出した。
「ハッピーバレンタインデー、リザ。これを君に。私から愛を込めて」
少し照れたように笑いながら、ロイはリザに手にしたものを渡してくる。男の手の中にある白い包み紙と赤いリボンの箱と、真っ赤なバラの花束。それをじっとしばらくの間見つめていたリザだったが、やがておもむろにそれを受け取った。
「……ありがとうございます。大佐」
はにかんだ笑みを浮かべて、礼を言うリザの顔をロイはじっと見つめている。
「あの…何か?」
何か言いたいことでもあるのか、とリザは訝しげに小首を傾げた。
「うん?……いや、何か言いたい事があるのは君の方じゃないのか?」
そう告げて、ロイは口の端を吊り上げて見せた。まるで、知っているんだぞ、と言わんばかりのその態度にリザの顔が少しだけ複雑そうに歪む。その様子はロイの言葉を肯定していた。
しかし。
「……私が?……何をです?」
あくまでもリザがトボケる様子なので、ロイはとうとう確信を付いた。
「そうだな。例えば、昼間フュリーが言っていた事について、とか」
彼に言われてしまって、リザは仕方なそうにため息を一つつく。
「……貴方も聞いていらしたんですね」
「ああ。たまたま扉の外でね」
あっさりと種明かしをしてから、ロイはじっとリザを見つめてきた。
「君はあの話、気にならないのか?」
「気にして欲しいのですか?」
挑戦的にロイの瞳を見つめ返して、リザが静かに尋ねてくる。それにロイは大きく頷いた。
「……欲しいね」
当然だろう、という不遜な態度にリザが眉をしかめる。
「……貴方が数多くの女性と親しいのは今更な事じゃないですか。……そんな事、いちいち気にしていられません」
それなのに。こうやって意地の悪い男はことあるごとにリザの本音を探ろうとする。彼女の心の内の全てを、晒け出し明るみにしてしまおうとする。隠しておきたい真実を見抜いてしまおうとする。
「――本当に?」
ほら、こうやって。
リザはますます眉間にしわを寄せる。本気でロイに問いつめられたならば、リザは彼に嘘を吐き通す事など出来はしない。もともと、嘘を吐くのが苦手な性分だ。それが、心から慕い愛する男相手ならばなおさらに。
「……私の本音を聞いてどうするおつもりですか」
「そりゃあ、もちろん。愛されてるなあ、と悦に浸るんだよ」
「……悪趣味」
ぼそりと悪態をついても、男は涼しい顔をしている。ならば、その余裕ににやけた顔を慌てさせてやろうではないか。とリザは心に暗い炎を燃やした。自分は皆が思うような清廉でお綺麗な人間ではないのだ。
「それでは教えてさしあげましょうか? 大佐。昼間の話を聞いて私が何を思ったのかを。私は。……貴方が本気で愛する女性がいらっしゃると聞いて、どうやって身を引こうか考えていた所です。私のような者が貴方の恋路を邪魔してるのかと思うと申し訳なくなりましたーー」
「リザ!!」
驚きに目を見開いたロイが、焦った声でリザを呼んだ。ストーブの前で眠っていたハヤテ号がびっくりして目を覚ますほどの大声だ。それには応えず、リザは言葉を続ける。
「……と、これは私がつい先ほどまで考えていた事です」
「つまり…今は違うと?」
焦りからか、掠れ気味な声で問うロイにリザはにっこりと笑って頷いた。
「ええ。……貴方からチョコレートと花束を頂いて、私は思いました。ああ、やっぱり貴方を諦めることなんか出来ない。他の誰かに渡すなんて出来ない。そんな事、考えられない。絶対に譲らない。……だから、どうしたら、相手の女性から貴方を引き離す事が出来るのか……今は、そう考えています。そう、どんな手を使っても」
言葉を無くして立ち尽くしているロイに、リザはゆっくりと近づいてその首に腕を回した。
「貴方は私のものだから、誰にも渡さない。……これが、昼間の話を聞いて考えた私の本音です」
それは、ずいぶんと重くて暗い愛だ。普通の男性ならば困惑し、こんな女敬遠するかもしれない。しかし、リザはロイに引かれようともかまわなかった。これが、偽りのないリザの本音だったから。すると、手をかけているロイの肩が震え出すのが分かった。それは徐々に大きく揺れ出す。
「……大佐?」
「くくくっ……ははははは…、君……は、君には……叶わないな」
笑いの衝動が抑えられないのか、大きく肩を震わせロイが笑い続ける。これには今度はリザが困惑する番だった。
「……何が可笑しいのですか? 引かれないので? こんな重い女」
「ああ、可笑しいとも。……まさかそんな話を聞いたとして私が君を遠ざけると思うかね? 逆効果だよ。やっぱり私は愛されてるなあと悦に浸るだけだ」
まだくくくと喉を鳴らしながら、ロイは言う。
「誰にも渡さない。そんな事、私は24時間考えてるさ、何を今更だ」
ロイは間近にあるリザの瞳をのぞき込んでくる。そこには、困惑した顔の女が映り込んでいた。
「君の愛情がとても深くトロけるように熱いものだ、と私は感動しているよ」
だから、教えよう。と彼は声を潜めて内緒話をするようにリザの耳へと唇を寄せてきた。そして、囁く。
「……私が昨日チョコレートを送った相手のイニシャルはC・Mだ。さあ、思いつく事はないかね?」
「C……M? まさか……」
「そう、マダム、だよ」
悪戯が成功した子供のような顔でロイは笑った。
「たまには親孝行しなって言うからさ、特別豪華なチョコレートを送っておいたんだ。……納得した?」
――それならばそうと、もっと早く言ってくれれば良かったのに。
絶対にロイはリザがフュリーの話を聞いたのを知って、自分の反応を見てみたかったから、誤解を解かずにいたに違いない。とリザは確信した。
(本当に悪趣味な男!)
けれど。
その悪趣味な男を誰にも渡したくないほどに愛してしまっているのも確かだ。ならば、恨むのはそんな男に惚れてしまった自分という事になる。
何だか全てがバカバカしくなって、リザは肩の力を抜いた。結局、ロイの前では自分の意地も見栄もプライドも全ては何も意味を持たない。彼には結局、全てお見通しなのだ。
ならば、もう降参して素直に彼に甘えて、彼を愛すればいい。今日はそれが許される日なのだから。
「……今度からは私にも一声おかけ下さい。……私もマダムにチョコレートを贈りたいですから」
「お? 早速お姑にお世話になってますチョコ? ははは、気が早いなあ~リザは」
「……知りません」
それでもやっぱり、トロけたチョコレートのように幸せそうに笑うロイの顔が憎らしくて。リザは腹いせにその唇へと噛みついてやったのだった。



END
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男性→女性へのチョコレートで。
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by netzeth | 2014-02-14 18:31 | Comments(0)

ニュースいろいろ

【通販連絡事項】 2/13 23:00までに頂いたお申込みには全て確認メールを返信済みです。メールが届いてないよ~という方はご一報下さいませ~。


牛先生がご出産したと聞きました。おめでとうございます~(*^_^*)最近銀匙が休載していたのはそういう訳だったのですね。鋼の時は休載無しだったし、今だって、出産しながらも連載をしてらして(アルスラは普通に載っていた!)本当に先生はパワフルですね~。ちょっと疲れたくらいでくらくら目眩がするうめこはとてもとてもあやかりたいです。

アルスラといえば、田中先生繋がりで銀英伝が再アニメ化するとか。おお~!すごい。ぜひぜひ原作に忠実に全話やってほしいものです。私の銀英伝のビジュアルは漫画版を連載していた方なので(道原先生だったかな?)それ寄りのキャラデザだったら嬉しいなあ。声優さんとかもどなたがやるのか楽しみですね。そして願わくば。うちの地域で見られる放送局でやってほしいものだ……。ていうかもう大河ドラマみたいなもんだしNHKでやってほしい。(タイタニアはそうだったよねー)それなら枠とか気にせず全話やれると思う!私も視聴できますww

ハーメルンのバイオリン引きの新刊をみました。あれ?新装版が出たの?と思ったら……「続」という言葉がついてました。続きか!続・鋼の錬金術師……げふんっげふんっ。言ってみただけです。それにしてもハーメル、青年誌で子供世代の話をやってましたよねー。続きがいっぱい出ていて羨ましいなあ。鋼も続でも新でもネオでも2でも何でもいいから何かつけてやらないかな……。

明日はお休みをとりました。おかげでオリンピックを思う存分見られます☆昨夜のカーリングを見たのですが、ロシアチームは美人さんですね~。出場選手が全員超美女なんですけど!あのままパリコレにモデルとして出てきても驚かないよ!日本チームを応援しつつも、ロシアチームが映る度にそれにしても美人だよなーと何度も呟いておりました。何となくロシア美人さんと言えば、アームストロング姉なイメージです。北の女王様ですし、オリヴィエ様はロシアンな感じに思います。色素が薄い感じ。



拍手ありがとうございます(^^)
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by netzeth | 2014-02-13 23:19 | 日記 | Comments(0)