うめ屋


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by netzeth
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今年ももうすぐお終いですねえ

コンビニの前にボーダーコリーちゃんが飼い主さんに連れられて居ました。可愛いなあと見ていたらコンビニから満面の笑みを浮かべたにーさんが走り出て来てコリーちゃんをよしよし。犬が好きなんだなあと微笑ましい思いで見てたけど、にーさんコンビニの制服着てた。おい、店はいいのか、と思ったうめこ。多分犬が好き過ぎて我を忘れて飛び出して来たのだろうなあ。そんくらいコリーちゃんを夢中で撫でてたもん。やっぱりワンコは可愛い。可愛いワンコを見ると撫で撫でしたくなりますよね。

リザたんもブラハ飼い始めてから、お散歩中に声をかけられることが増えて、みんなブラハを可愛いとほめてくれて、リザたん嬉しいと大佐に報告。声をかけて来るのが若い男が多いと聞きそれはブラハじゃなくて君が目当てなんだと大佐指摘。それに対してそんな不純なこと考えるのは貴方だけです、と怒るリザたん。リザたんが男として警戒しているのは自分だけなのは嬉しいのか困りものなのかと思うロイ。みたいな妄想した所までが本日のハイライトでした。



拍手ありがとうございます!
以下続きから拍手コメント(12/30分)のお返事です。




続き
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by netzeth | 2014-12-30 23:21 | 日記 | Comments(0)

暖かいところに行きたい

のんびりゆったりと湯治にでも行きたいうめこです、こんばんは。寒い冬は熱い温泉につかって、サウナ入って、マッサージやって、ごろごろしたい。むしろ暖かい地方に行きたい。南半球か赤道辺り。もう寒いのイヤだ……。それか6月か9月くらいに行きたい。あと半年あるじゃん!と絶望中。


最近ウォーキングをしておりますが、歩いている辺りの風景が下写真。ロケーションはばっちりだと思うので、あとうめこに必要なものは……犬だ! ブラハみたいな可愛いワンコと歩きたいよ! 歩きながら音楽を聞いておりますが、ランダムで流している時雨の日はノーセンキューが流れると動揺します。端から見てかなり不審者です。

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本日はコミケ鋼の日でしたね。ご参加なさった皆様お疲れさまでした。あいにくの雨模様でしたが、雨もまたロイアイ的にはよろしいかと☆ 



拍手ありがとうございます(*^_^*)
ブログコメントを下さったお方様もありがとうございます。お返事を書きましたのでよろしければ該当記事をご覧下さい。
以下続きから拍手コメント(12/28分)のお返事です。




続き
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by netzeth | 2014-12-29 23:39 | 日記 | Comments(0)

年末ですね

牛先生が実写版大佐としてあげておられたミッチーがガンダム種のコスプレをしている画像を見たのですが、その背後にアメストリス軍軍服が飾ってあり、ミッチー後ろ後ろ!と後ろのを着て欲しかったうめこですこんにちは。とっても似合うと思うんだ。


進撃の巨人アニメの二期って決定したのですね。これは同雑誌で書いているよしみでアニメのエンドカードを牛先生が書いて下さるフラグが立ちましたか?ぜひ、牛先生のへいちょーが見たいです。それにしても最近のアニメは分割して一期、二期と作られるんですね。昔は原作が終わっていないアニメはだいたいオリジナルで終わらせたりしていましたよねー(鋼一期みたいに)個人的にはとても良い手法だと思います。楽しみが長く続きますし、原作の通りに進められますし。


鋼のアニメと言えば。一期アニメのブルーレイを視聴しました。実はロイアイ部分しか今までよく見てなかったのでちゃんと見るのは初めてかも。一期大佐は原作大佐に比べると打たれ弱くてより色男に見えます。リザたんは原作より辛口かも。まあ、パラレル別物として見ているのでこれはこれで楽しいですがね。ところでデジタルリマスター版とのことですがどの辺りが変わっているのかよく分からない。今でも違和感なく綺麗だな絵として見られているのが、変わった証?


いつの間にか年末です。明日からもう冬コミですね。年末年始のお休み?何それ美味しいの?な状態のため参戦は出来ませんでしたが、行かれる方はどうぞ楽しんでいらして下さいね~。鋼の二日目、東京はこの日だけ少しお天気が悪いようなので寒さや雨対策は万全に!


12月に入ってから頭がぎゅうっと締め付けられたように痛くなるぼーっとするめまいがするという謎の症状が続いているためものすごくストレスがたまっております。まともにいろんな作業が出来ないんですけどー!春に向けて原稿やりたいのに手が止まっております。もう困るなあ……。いろいろ調べた結果緊張性の頭痛ではないかと自分の中で結論が出た。改善できるように頑張る。


拍手お礼文を更新しました。今回は彼女はエリザベス祭り&知らないハボックです。よろしければぽちっとしてみて下さい。

拍手ありがとうございます(*^_^*)





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by netzeth | 2014-12-27 21:46 | 日記 | Comments(2)

拍手お礼ログ 33

発熱1

熱っぽく潤んだ瞳。赤みが差している頬。
おそらくこんな顔で見つめられたら、大抵の男ならば勘違いするだろう、女性の色香溢れる表情。
更に、それがいつも無表情で愛想の無い女性が浮かべているものとくれば、格別である。
「中尉……」
私は吸い寄せられるように、彼女へと近づいた。普段ならあり得ないような距離に接近しても、中尉は警戒しない。
むしろ、まるで誘うように無防備なぽーっとした顔で私を見ている。

――これはOKだと思っていいんだな?

どこまでも自分に都合よく解釈して私は、その手を彼女の頬へと伸ばした。
ここが軍部だろうとかまうものか。という気分でぐいっと彼女の顔を引き寄せて、唇を近づける。
だが。
そこで私は動きを止めた。

「中尉……、君、もしかして、熱があるんじゃないか?」
「……そうですか?」

触れた肌は異常に熱かった。明らかに平熱ではない温度だ。
考えてみれば、潤んだ瞳も赤い顔を全て、風邪の症状に酷似している。

「……そういえば、少し、熱くて、寒い、かも……」

矛盾したことを言って、中尉はふるっと身を震わせた。
寒気に襲われているということは、結構な高熱なんじゃないのか? 

「何をやっているんだ! 仕事になんかに来ている場合じゃないだろう! 今すぐ家に帰って寝たまえ!!」
「でも……大佐の、補佐、私が、しないと……」
「ああ、もう! 大丈夫だから!」

健気なことを言う彼女にうっかりほだされそうになりながらも、私はコート掛けから、己のコートとマフラーを取ってきた。
厚手の軍用コートを彼女の肩に被せてから、マフラーを首からかけてやる。

「ほら、君は今日もうこのまま帰る! ハボックに言って車を出させるから、乗って行きなさい」
「でも……大佐の、補佐、が……、仕事が……」

まだ言うか。どこまでも頑なな彼女に私は苛ついて。最終手段に出た。
うるさいことを言う口はこうして黙らせるに限る。
首に巻かれたマフラーの端っこを掴みぐいっと引き寄せると、私は当初の願い通りに唇を彼女のそれへと重ねた。
しっとりと柔らかく熱いそれと自分の唇が解け合うように、深く深く。

「……大佐?」

唇を離した瞬間に、顔を赤く染め上げた中尉が私の意図を問うような視線を向けてくる。
照れくさくてそれを受け止めかねた私はとっさに言い訳を口にした。

「……今のは検温だ。熱を計った。君は高熱だ、今すぐ退勤を命じる」
「検温、ですか……」

我ながらすごい解釈だとは思ったが、高熱に侵されている中尉は納得したようである。
大人しく、分かりましたと告げて帰り仕度を始めてくれた。病人を無事に帰宅させることが出来たと私は胸をなで下ろした。
ところが。

「大佐。……家に帰って、また熱が上がってしまうかもしれません」
「あ、ああ?」

彼女の真意が見えない。

「そうしたら、私の部屋に、また検温に来て下さいますか?」

彼女は風邪で一時的に混乱しているだけだ。それだけだ。……そう思っておかないと心臓がもたない。

「……引き受けよう」

葛藤しながらも頷いてやると、人の気も知らない中尉は嬉しそうにほんわかと微笑んだのだった。
……勘弁してくれ。




やっかいな酔っ払い

「そうなんですよーこいつ、昔はすげえ朴念仁で、女心が全然分かって無かったんですよ。告白して来た女の子に無神経なこと言って泣かせるなんてしょっちゅうで……」
「ほっ、ほっ、ほっ。マスタング君も若かったんだねえ……今じゃあ、立派に女の子を違う意味で泣かせているよねえ? 悪い子になったもんだよ」

――状況を整理しよう。本日私、ロイ・マスタングはセントラルから出張でやってきた親友マース・ヒューズと久しぶりに親交を深めるべく、イーストシティの街へと出た。
ところが行きつけのバーが生憎臨時休業で、仕方なく親友と二人街を彷徨い歩いた。そして、ここはどうだ、と立ち寄ったバーは幸運にもとても雰囲気のある店で、置いてある酒の品ぞろえも良かった。
これは新たな店を開拓出来たかもしれないとヒューズと喜び合っていた時のこと。カウンターの隅の席に座っていた老紳士が私達に話しかけてきた所から、この私の受難は始まった。

「あれー?? マスタング君じゃないの。どうしたの?」

そこに居たのは私の上官、グラマン中将その人で。聞けばこのバーは将軍のご贔屓のお店だったようだ。
ここまでは別に問題はなかった。将軍がせっかくだから一緒に飲もうよ、と声をかけてきたのもかまわない。
グラマン中将は私にとっては、実の祖父のように親しみやすく気安い上司である。将軍のおかげで私自身、この東方で好きにやらせてもらっている自覚はある。常日頃の恩もあることだし、老人の酒飲み相手になることにも依存は無かった。
だが、問題だったのは。
同席の親友が将軍と妙な所で馬が合い、意気投合してしまったことである。


「特に告白して来た子に別の女の子へのプレゼントは何が良いか? って尋ねた時は、もうこいつダメだと思いましたね! 特別で大切な女の子なんだって言い切ってたし、俺、告白した子が可哀想で可哀想で……またロイの野郎が何にも分かって無いのが哀れと言いますか、まだ、わざとやられた方がマシって言うか……」
「そうそう。昔のマスタング君、そういう所あったよねえ。女性の扱い方がまったく分かって無くって。女の子が髪型やメイクを変えたら男はすかさず指摘して誉めてあげなきゃダメなのに、いつもと全然変わりませんよ! とか平気で言ってたし。だからワシ、教育してあげたんだよ」

「え! ロイの野郎を教育してくれたのって、将軍だったんですか」
「そうだよ? 一からみっちり女の子に対する態度ってものを教えてあげたの。一流の先生もつけてね~」
「そういや、東方司令部に配属されてからだよなあ……ロイがプレイボーイとして名を馳せるようになったのって」
「そ、元々飲み込みが早い子だから、あっという間にブイブイ言わすようになっちゃって……ちょっと最近調子に乗ってるよね~」

「ですよね、ですよね。俺なんか、ロイが色男って女の子達にきゃあきゃあ騒がれてるの見る度に、昔は唐変木が服を着て歩いているようなもんだった。とか、だまされるな! 今でも家じゃあパンツいっちょでアイロンがけしてるぞ! って教えたくなりますもん」
「ほんと、マスタング君の癖にね!」
「ですよねー、ロイの癖に!」


どうしたことか私のことで話が盛り上がってしまった彼らは、肝心の私をそっちのけで好き放題ディスってくれている。
片や恩があり過ぎて頭の上がらぬ上官。片やある意味逆らえない弱みをたんまり握られている親友。今のこの状況は針のむしろと言ったところか。堪え忍ぶしかない。


「ロイの奴ももういい歳だし、いい加減遊んでないで身を固めた方が良いと思いません? でも、肝心の本命には弱いんだよなーこいつ」
「あ、やっぱりぃ? だよねえ……ワシもいつになったら曾孫の顔を見せてくれるの? ってせっついているんだけどさー。何と、手も握ったことないらしいんだよねえ」
「マジですか!? ほんと、リザちゃんには弱いんだな……」
「腰抜けだよねー」
「腰抜けですねー」


話が弾めば杯も進む。男達はハイスピードで酒を消費し、でろでろに酔っぱらいながらうんうんと頷き合っている。
だいたい、ヒューズは中尉と中将の関係は知らないはずだが、そんなことはまったく気にしていないらしい。だが、ヒューズと中将の会話は何故か普通に噛み合っている。


「今時好きな女の操は結婚するまでお預けとか、流行らないと思うんですよね。普段は遊んでいる癖になあに純情ぶってるんだか、妙に古風なんだよなー。男だったら、決めるとこ決めろっていうか、もう押し倒せ! っていうかー」
「そうそう。ワシがいいって言うんだから、いいんだよ。早く押し倒して曾孫の顔見せて欲しいんだよねー。あ、そうだ。今度二人でお膳立てしてあげない?」
「お、いいですね」
「リザちゃんにはセクシーな下着、プレゼントしておくから。勝負の時はこれ付けてね! ってワシから上官命令出しておくから」
「じゃあ俺からはロイの野郎に精力剤と媚薬をプレゼントしておきます。でもって、二人っきりで出張でもさせたらどうですか?」
「いいね、いいね! 手違いでシングル一部屋しか取れなかったことにして、一晩過ごさせるのとか、すっごくいいね! ここはワシの権力の使い所だよね!」
「互いに好意を抱きあう男女が一晩一部屋で二人っきり! これで何も起きなけりゃ、もうロイは男じゃないだろ!」
「うんうん、男が廃るってもんだよね」

そこで顔を見合わせた彼らは、二人そろってくるっとこちらを振り向き顔を揃えて私を見た。

「「で? 結局手は出すの??」」

私はヒューズを親友だと思っている。共に同じ夢を抱く同志であり、絵に描いたような幸せな家庭を守るその姿は、男として尊敬している。同じく、グラマン将軍は尊敬する先達であり軍のいろはを教えて貰った恩人だ。これから私が軍上層部に食い込む上で大切なことをたくさん教えて貰った。感謝してもしきれない。
しかしだ。
そんな私にとって大事な者達とはいえど、私はもう黙ってはいられなかった。だから、私はドスをきかせた低い声を絞り出したのだった。

「黙れ、酔っぱらい共」




発熱2

季節の変わり目に風邪を引いた。よくあるありふれた話だ。
だが、大したことはないだろうと甘く見ていたツケが、夜になって回ってきたらしい。
風邪特有の頭痛と、それを我慢することから来る目眩に私は襲われていた。幸い、咳や鼻水と言った目に見える症状は出ていない。故に、目と鼻の先に居る上司には気づかれてはいないだろう。
体調不良を見つかればきっと彼は私に退去を命じるはずだ。優しい人だから、仕事は自分が全て引き受けるから私に休めと言うだろう。

それは私のプライドが許さなかった。安いプライドだと笑われるかも知れないが、それでも守りたい矜持だ。よりにもよって彼を補佐し守るべき立場にある副官の私が、その彼に気遣われた挙げ句、風邪でダウンなど情けないにもほどがある。
終業時刻まであとほんの少しの辛抱だ。
とうとう悪寒がしてきた己の身体を奮い立たせるように、私は軽く首を振って集中力を高める。
その時だった。

「中尉。私は今からサボる。もう今日は仕事はしない」
「はい?」
何を言われているのか、本気で理解出来なかった。また、頭が痛くて理解しようと努力するのも億劫だった。
「……それは、どういう」
考えることは早々に放棄して、彼に真意を問う。すると、彼は握っていた万年筆を机に放り出し、て肩をすくめた。

「何、今夜はもう気が乗らないから、仕事は止める。というだけだよ、中尉。そんな時に無理矢理仕事をしても、はかどらないし、非効率的だというものだろう」
私は唖然としてしまった。体調の悪い時に、お説教をさせるような行動を取るのは止めて欲しい。今までデートに行くために早めに切り上げたことはあっても、やりかけの仕事を投げ出したことなど無かったのに。
「ですが、今目を通して頂いている案件は、あと少し頑張って頂ければ終わるものです。……締め切りにはまだ余裕はありますが、わざわざ中途半端にする意味が分かりません」
「意味などない。ただ、もうやりたくないからやらない。それだけだ」
まるで子供のわがままのようなことを言う大佐に、私は困ってしまった。具合の悪さも相まって、気分は最悪である。どうしたら、この困った人にちゃんと最後まで仕事をさせることが出来るだろうか。いつもの私だったら、腰のブローニングでも引き抜けば容易いことかもしれなかったが、今の私には難しい。ため息を吐くのでさえダルく、息が苦しかった。

「……だから、君は速やかに帰りたまえ」
その瞬間、密やかに耳に届いたその声に、私ははっとなる。いつの間にか、大佐が私の傍らにまでやって来ていた。見上げた私の瞳には、優しい色をした黒が映った。
「サボり癖のある上司のせいで君は仕事が進まず、本日は仕方なく早めに退勤するんだ。いいな?」
有無を言わせぬその言葉に、私は全身から力が抜けていくのを感じていた。
大佐は私の体調不良などとっくに見抜いている。そして、それを大佐に気取られたくないということも、それを理由に退勤させられるのが嫌だということも。全て知っているのだ。知った上で、彼は言っている。

―ーああ、なんて貴方は私を甘やかすのが上手いのだろう。

抜けているようで、要所要所は押さえてくるこの抜け目の無い上司に、私は諸手を上げて降参した。彼の前で張る意地を、私はもう持ち合わせていない。

「……では、お言葉に甘えて。本日は上がらせて頂きます」
「ああ。ゆっくり休むように」

優しく響く彼の声に、悪かった気分が晴れていく。私の気持ちを尊重して皆まで言わない彼は、それでも精一杯の気遣いの言葉をくれた。それに私は答える。

「ありがとうございます、大佐……」

風邪で弱り、心の箍が弛んでしまっている今の状態に、私は困る。ただの礼の言葉にさえ、愛おしさを滲ませないようにするのに、苦労した。



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by netzeth | 2014-12-27 21:14 | Comments(0)

SS詰め合わせ3

◆下着談義◆

「くっそ暇だな……おーし、皆今から好きな下着の色を言え! 俺は白な」
「おいハボ。いくら平和だからって気ぃ抜き過ぎだろ、真面目に仕事しろ。それからお前は女に夢を見過ぎだ。今時白い下着付けてる清純な女なんて居ないぞ」
「うっせー夢見て何が悪い。そういうお前はどうなんだよブレダ」
「俺は無難にピンクだ」
「ピンクぅ~?? お前の方が夢見てるだろうがよ!」
「なんだと!」
「まあまあお二人とも、せっかく珍しく司令部が平和なんですから。争いは無しにしましょうよ」
「おお、フュリー。お前は何色だ?」
「ぼ、僕ですか!? えーと……僕は、黒、ですかね」
「ほほう。曹長は年上のお姉さま好みですか」
「へ!? 別にそういう訳ではないんですが……やっぱりそう見えちゃいます……?」
「世間一般のイメージでは黒を身につけるのは、妖艶な大人の女性でしょうな」
「お前童顔だから年上に可愛がられそうだもんなー。くっそ、自分の強みを理解した上でのアピールか? 抜かりねえなー」
「自分は何にも知りませんって顔をしておきながら、裏で計算高く立ち回るタイプですな」
「そ、そんなこと……! じゃ、じゃあファルマン准尉は何色なんです!?」
「私、ですか。私はヴァイオレットを所望します」
「紫か。お前も曹長と同じ年上お姉さま好みか?」
「いえいえ、ブレダ少尉。確かに紫も黒と系統は同じように思えますが、古来より紫は性欲を高める色と言われておりまして。つまり、紫という選択は非常に合理的な見地からの回答とお答えしておきましょう」
「ふーん、お前案外むっつりなのなー」
「何を話しているんだ」
「げ、大佐」
「ハボック。仮にも上官に向かってげ、とは何だ、げとは」
「い、いや、実はちょっと内輪の話をしていましてですね……そうだ、大佐は好きな下着の色って何色ですか?」
「何、下着?」
「はい。もちろん女性の、ッスよ」
「そんなこと言われんでも分かってる。そうだな……中尉」
「げ、中尉もいたんスか!」
「さっきから大佐の後ろにずっと居たわよ、ハボック少尉。……ところで大佐、何でしょう?」
「ああ。君の今日の下着、何色?」
「今日は……ああ、ペールブルーですね」
「そうか。よしハボック。じゃあ、私の好きな下着の色はそれだ」
「……………はあ、さいですか」



◆子供話◆

危ないものや貴重な文献が置いてあるから、書斎は立ち入り禁止にしているというのに。子供たちに甘い貴方はパパといっしょがいいの! とおねだりされて今日も中へと入れてしまった。前に貴重な錬金術書に落書きされて涙目になっていたのをもう忘れたのかしら?
私がお茶とミルクをもって入室すると目に飛び込んで来たのは娘を膝に乗せてデスクに向かっている貴方だった。何故か貴方は顔をしかめている。
「どうなさったのですか?」
また本に悪戯書きをされたのかしら。不思議に思いながらも貴方の手元を覗き込み、私は盛大に吹き出した。
そこには、娘が描いたブラックハヤテ号らしき犬の絵があった。いつか貴方が書類のすみに落書きした不格好な犬の絵とまるっきり同じ。
「ふふ、やっぱり親子ですね、とても似ています」
貴方は複雑そうな顔を崩さず、私の画力は幼児並だったのか……と呟いていて。私はまたも吹き出しそうになってしまう。
それでもパパじょーず? と娘に尋ねられて、世界一だ! と答える貴方は親バカなのか、それとも自画自賛なのか。
ショックを受けている貴方には悪いけれど、この絵はリビングに飾っておこくことにしましょう、と私はこっそり決意したのだった。




出張で貴方が居ない日は、子供達はしょんぼりと肩を落としている。特に娘は泣いて貴方のズボンを掴んで離さず、貴方は出かけるのにとても苦労した。対してお兄ちゃんは寂しそうにしつつも、我が儘は言わず、よい子で貴方を送り出していた。
出張先から貴方が電話をかけて来た時だって、妹に先に話させてやったりととても聞き分けの良いお兄ちゃんだ。それでも、本当は貴方と早くお話したくてうずうずしていたのを私は知っている。いろんなことを我慢して良い子でいるお兄ちゃん。とても偉いけれど、まだ幼い子供なのだから、もう少し我が儘になってもいいと思う。前から思っていたことだが、娘は貴方に似ていて、そして息子は私に似ている。自分と重ねて見てしまうから、そう思ってしまうのだろうか。
パパが居なくて寂しいと今夜も泣く妹のふわふわの金髪をパパはおしごとなんだからしかたないよ、と撫でている優しいお兄ちゃん。
私はそんな息子の頭を撫でてやる。
「お兄ちゃんも寂しかったら、寂しいって言っても良いのよ?」
すると、息子は私を見上げ小さな胸を張って答えた。
「ぼくはおとこだから、パパがいないときはぼくが、ママといもうとをまもるんだ! パパとのおとこどうしのやくそくなんだ!」
だから、寂しいなんて言わないよ! と男の子の顔をする。
私は驚いた。
あら、こういう所はしっかり貴方の血を受け継いでいるのね。
あまりの愛おしさに「ママ、とっても心強いわ」と私は息子を抱きしめた。




◆思い出カレンダー◆

十二月に入り今年も残り僅か。とうとう最後の一枚となったカレンダーを眺めて、リザは時の流れの速さを感慨深く思う。
真新しいカレンダーを購入したのが、つい昨日のように思えるというのに。本当に一年などあっという間だ。
さあ、そろそろ来年のカレンダーを用意せねばならないだろうか。と、今年使用していた花の絵が入ったそれにリザは目をやる。
「来年はどんなカレンダーがいいかしら、ねえ、ハヤテ号?」
足下に纏わり付いていたむくむくした黒毛の塊に視線を向けると、きゃんっとそれは小さく鳴いた。リザの家族となってまだ日が浅い彼はまだまだ小さな子犬だ。無邪気に甘えてすり寄って来る子犬はとても可愛らしかった。
「今年は犬のカレンダーがいいかしらね」
微笑み浮かべ、愛犬の背を撫でてやりながらリザはそんな事をひとりごちる。また、きゃんっと返事をするようにハヤテ号が一声鳴いた。
すると。
ふとリザの脳裏にはとある記憶が蘇って来て、あまりの懐かしさにリザは目を細めた。
(そう、私が初めて買ったカレンダーも犬のカレンダーだった……)



そんな余裕なんて無いからと今まで買う事が出来なかったそれを、少しづつ貯めたお金でようやく手に入れる事が出来た。
家に帰ると、リザは興奮した顔で手に持っていた袋を明ける。リザが買ったのは、犬の絵が入ったカレンダーだ。サイズはそれほど大きくはないけれど、ちゃんと日にちの下に書き込めるスペースが付いたもの。
さあここに何を書こうか? 街のお店の大安売りの日? 鳥猟の解禁日? 裏庭のお野菜の種まき日? 思いついた節約料理のレシピというのもいいかもしれない。 
わくわくした思いで、リザはカレンダーをめくっていく。一月二月三月四月……せっかく買ったのだから、最初に書き込むのは何か特別な予定がいい。五月六月七月……やはり、ただで美味しいものが食べられる街の収穫祭の日が良いだろうか。
「あ……!」
そしてある月のページでリザの手はぴたりと止まる。その月の、とある日。そこにリザの目は釘付けになっていた。
(やっぱり、ここ……しかないよ、ね)
確信を得た彼女はすぐに赤いペンを持って来てその特別な日に赤い丸をくれた。手がうっかり滑って一重ではなく、二重丸になってしまった。更にうっかり滑って花丸にしそうになった己の手を何とか止め、リザは自分で埋めた余白を眺めてとても嬉しそうに笑う。
これからきっと自分はこのカンレンダーにいろんな予定を書き込んでいく。それは考えるだけで心躍る未来だ。その最初の一歩――一書きに、リザは大いに満足していたのであった。



「やあ、中尉。こんばんは」
物思いに沈んでいたリザを引き戻したのは、慣れ親しんだ男の声だった。いつのまに、と驚きながら顔を向けるとリビングの戸口にやはり見慣れた男が立っている。
「返事が無いから勝手に入ったが……どうした?」
鍵は渡してあるのでそれは別に構わなかったが。相変わらず唐突な恋人の訪問に、リザは渋面を浮かべて見せた。
「何でもありません。それよりも、大佐。お帰りがずいぶんと早いようですが?」
非番の自分と違い、目の前に立つ男は今日もきっちり仕事である。退勤するにはまだ早い……そんな時刻での登場に不審の目を向ければ、男――ロイは心外だという顔をした。
「……言われていたものはちゃんと終わらせて来たよ。で、本日は市井の情報収集に出てそのまま直帰という訳だ。……こら、そんな疑い深い目で見るのは止めたまえ。せっかくいいものを持って来たというのに、あげないからな?」
「いいもの?」
ロイが大いばりでいいものと断言するものが、本当良いものだった例は今まであまり無い。(派手な宝飾品や服だったり、布面積が足りない下着だったり)半信半疑で聞き返せば、ロイが論より証拠だとばかりにそのいいものとやらをリザの目の前に広げて見せた。
「あ……」
あまりのタイミングの良さにリザは言葉を失う。
――それは、カレンダーだった。そう、リザがつい先ほど買わなければいけないと思案していたもの。
しかも、
「どうだ。こいつの写真を加工して印刷して貰ったんだ」
リザが欲しいと思っていた犬の――ハヤテ号の写真が使われたカレンダーだ。愛犬の可愛らしい写真がふんだんに使われたそれに、リザの頬は思わず緩んでしまった。
「可愛いですね……」
セピア色の写真の中のハヤテ号の無邪気な姿。目を奪われたリザは夢中で一月から順にカレンダーをめくっていく。もちろんどの月もハヤテ号尽くしだった。
「良いだろう? 持ち込んだ写真でオリジナルのカレンダーを作ってくれるサービスをやっている店があってね。そこで作ったんだ。君は私のプレゼントをあまり快く受け取ってくれないが、これなら気に入ると思ってな」
ロイのプレゼントをちゃんと受け取らないのはまともで無いもの限定だ。とは思ったが、リザは反論するのは止めておいた。今回のプレゼントはそれほど自分にとって素晴らしいものだったからだ。
「ありがとうございます、大佐。カレンダーちょうど欲しいと思っていたんです」
素直に礼を述べて、リザはカレンダーを手繰る。真新しい空白を眺めていると、あの幼い頃のわくわくした気持ちを思い出す。まっさらなカレンダーに予定を書き込んでいく、あの心躍る瞬間を。
だが。
「え……?」
とある月にさしかかった所で、リザの手は止まった。見間違いかと思ったが、確かにある。とある月のとある日。そこに赤いハートマークが描かれているのだ。
「あの、大佐。これは……」
「ああ! 君にとって大事な日だろうからな、ちゃんと私が書いておいたぞ。 忘れては一大事だからな!!」
無駄に自信満々なロイが頷いた、その日は。
「ちゃんと私の誕生日を祝ってくれたまえ! もちろん、プレゼントは君自信でかまわないぞ?」
一瞬リザは唖然とする。
だがしかし。
ちゃっかり自分の誕生日を人のカレンダーに書き込んでおくロイの用意周到さに少し呆れはしたものの、それ以上にリザの心は別の感情に満たされていた。
「ふ、ふふ……ふふふふ………」
「な、なんだ? 呆れないのか?」
突然笑い出したリザに、ロイが狼狽している。常日頃から恋人を愛するあまり、バカな言動をしてはリザに半眼を向けられているロイである。今回のもてっきり呆れられると思っていたらしいが、しかし。リザからは手厳しい言葉も無く、彼は拍子抜けしているようだ。
「いいえ?……手間が省けました」
――もう十年以上も前、自分は同じ日に二重丸を付けた……。その記憶が今、はっきりと鮮やかに蘇る。
あの頃から今まで。彼との関係は変わってしまったが、それでも。リザが彼のそばに居るのはずっと変わらない。リザにとってカレンダーのその印が、その証のように思えて。
「私も。一番最初にその日に印をつけようと思っていましたので」
だから、意地を張らず己の気持ちを素直に吐露すれば。
「そ、そうか……」
リザの年上の恋人は珍しく赤面し、それを隠そうとしてそっぽを向いたのだった。



◆彼の欲しいもの◆

「あ、こら、ダメよ、ハヤテ号」
忙しなく二本の編み棒を動かしていると、いつの間にか足下で寝ていた黒い毛玉が毛糸の玉にジャレついていた。彼は丸くふわふわしたそれがたいそう気になるらしい。主人の制止の声も聞こえないようで、夢中でその足先でころころと転がして遊んでいる。
「もうっ、めっ、ハヤテ号!」
子犬に毛糸が絡まる前に、とリザは厳しい声を出して叱る。途端に黒犬はきゅうんと鼻を鳴らして反省の様子を見せると、素直に毛糸を離してくれた。
「ごめんね。これは私のものじゃないから、ダメなのよ」
主人に叱られてちょっぴり萎れてしまった子犬の背を撫でてやりながら、リザは苦笑した。オフホワイトの毛糸でリザが今せっせと編んでいるのは、マフラーである。まだ編み始めたばかりなので長さはたいしてない。
「これはね、大佐のものなの」
その編みかけのマフラーを指し示して、リザは律儀に子犬に説明する。もちろん犬であるハヤテ号に理解出来る訳はなく彼は元気よくきゃんっ、と一声鳴いたのみだった。



リザが彼――ロイのためにマフラーを編んでいるのは、もちろん彼にプレゼントするためだ。だがそれは、リザが自発的に考えたことではない。貧乏だった昔ならばともかく、今の自分が手作り品のプレゼントなどどうかと思うし、ロイ自身高級ブランド品に身を包んでいる。リザの中では当初、手編みのマフラーというプレゼントの選択肢は無かった。
しかし。
「……君の手編みのマフラーが欲しいんだ」
というロイからのクリスマスプレゼント希望の言葉により、急遽久し振りに編み棒を引っ張り出すことになったのである。
当然リザはロイに尋ねた。何故そんなものが欲しいのかと。もちろんたしなみとして編み物くらい出来るが、それでも特別技巧があるという訳ではない。リザの技術はごくごく一般的な腕前だ。そんないわゆる素人が作ったものなど、高級志向の彼には合わないのではないかとも思った。
これらの疑問を素直にロイにぶつけると、彼は少しだけ頬を染めてばつが悪そうに言った。
「いや……昔貰ったのがもうボロボロだから、すまないが新しいのが欲しいんだ」
そう言って彼が出してきたものを目にして、リザは文字通り目を剥いた。彼が持っていたのは間違いなく、子供の頃リザがロイのために編んでプレゼントしたマフラーだったのだ。10年以上の時を経たそれは彼の言うとおりボロボロだった。もともと毛糸自体も安物で、編み技術だって稚拙なものだから当然だろう。今のリザにとってはもう恥ずかしい思い出といっていい代物。
「こ、こんなものまだ持ってたんですかっ!? いえ、これ、まだ使っているんですか!?」
「さすがにスーツには合わないから、普段は使ってないが……。ラフな格好で出かける時はいつもこれだぞ」
そう言い切ったロイに、リザは呆れ過ぎてくらりと目眩がした。いつもいろんな物を買ったそばから無くしたり、すぐに壊したりするくせに……何でこんなものだけ物持ちが良いのだこの人は。
これは早急に何とかしなければならない。と、リザの中にロイの副官として、そして恋人しての使命感が生まれた。東方司令部司令官という責任ある立場にある彼が、プライベートでそんなくたびれたマフラーをしている姿なんて残念過ぎる。ロイにはいつもぱりっとした格好でいて欲しい。
「分かりました。それでは代わりのものをプレゼントさせて頂きますから」
「いいか。君の手編みじゃなければダメだぞ」
ロイが好むブランド店でそれなりの物を購入しよう……そう考えつつ言ったリザに対して、彼は釘を刺すように言った。
「……何故です?」
何度も言うが、リザは編み物に対して特別技術を持っている訳ではない。自分自身ロイに相応しいものを作れるとも思えない。首を傾げるリザに、ロイは更に顔を赤くしながら言った。
「君が編んだマフラーは……君の匂いがするから」
安心するんだ。
そう男に言われてしまえば、リザはもう彼の願いを断ることなど出来なかった。



「よくよく考えてみれば、あの発言、ちょっと変態的よね」
あれからすぐにリザはロイに似合いそうな色の毛糸を選んだ。彼はダークカラーの服を好んで着るから、マフラーは明るい色が良いだろう。悩み抜いて購入したそれでリザはせっせとマフラーを編む。一編み一編み想いを込めて。
くすっと笑いながら、足下のハヤテ号にリザは話しかける。彼はくん? と首を傾げていた。
「でも、嬉しいと思ってしまったから、私の負けよね……」
まったく本当にもう、とリザは我が儘な恋人に心中で悪態をつく。
リザはもう昔のように時間に余裕がある訳ではない。忙しい軍務の合間を縫ってマフラーを編むのは一苦労だというのに。
だがそれでも。
リザにとってこのマフラーを編む時間はとても楽しく、心躍る時間だった。
「……もしも私の匂いじゃなくて、貴方の匂いが付いてたら、大佐、何て言うかしら?」
まだ毛糸に興味津々の子犬を優しく見下ろしながら、そんな愉快な想像をしてリザはくすくす笑うのであった。




◆分けてあげる◆

冬至を迎えた東方司令部は非常に冷えている。光熱費節減という謳い文句により司令部内の暖房使用は50%以上控えられており、それはロイの執務室も例外ではなかったのだ。
「寒いな」
吐き出す息が白いの見て、ロイはひとりごちる。先ほど副官が熱い茶を淹れて来てくれたが、それでも身体が冷えていくのを止められなかった。おまけに寒いと空気は乾燥する。乾燥はロイの身体から水分を奪っていき、彼の手は既にかさかさだった。
「紙に触れているから、更に乾燥するな……」
書類を手繰る手を休めて、ロイは己の手を見下ろした。水分が失われた手は所々ひび割れて今にも切れそうだ。切れれば血が出て書類を汚す。そうなる前に何かケアをしなければならないか、とロイは思う。
「大佐、どうかなさいましたか?」
手を止めたロイを不審に思ったのだろうか。同じ部屋内にいた部下の一人が話しかけてきた。彼女はロイの視線を追い彼の手を見て、ああと納得したような表情になる。
「もしかして、乾燥で手が切れたのですか?」
「いや、まだそこまでいっていないんだが……そうなる前に何とかしないとな、と思っていた所だ。ハンドクリームでも買ってくるかな」
男がハンドクリームを塗るのは女々しくていけないがね、と苦笑するロイに対して、美しい副官はそれならば、と言葉を継いだ。
「ちょうど良かったです。私もただいま手のケアのためにクリームを塗ったのですが……少し、出し過ぎてしまって」
言いながら近づいて来たリザが、あっという間にロイの手を取る。
「少し貰って下さい」
手に付きすぎてしまったハンドクリームをまるでロイに分け与えるように、彼女はその手をロイのそれと擦り合わせる。そのぬるぬるべたべたした感触に、妙な気分になってロイは思わず顔を赤らめた。
「ちゅ、中尉……」
「何ですか?」
リザは己がしていることを、ちっとも重大だとは思っていないようだ。ただ、付けすぎたハンドクリームの譲渡としか思っていないのだろう。
「い、いや……何でもない」
優しい感触が手のひらを包み込む。その気持ちよさに、余計なことは言わず、ロイはただリザの柔らかな手のひらの感触を味わうことに集中した。なんだ、これ……という視線で自分達を見てくる、他の部下達の乾燥しきった視線に曝されながら。


おまけ

「大佐……どうなさったのですか?」
「ん? ああ、乾燥して唇がひび割れてしまってね」
「あ、それでしたらちょうど良かったです。今リップクリームを塗りすぎてしまっ」
「それはやらせねーよ!?」



END
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by netzeth | 2014-12-23 13:53 | Comments(0)

早く年末終われ

例のSuica騒動。皆思っただろうけど、うめこも思ったので言っとく。コミケスタッフさんが居ればあんな事にはならなかっただろうに。きっと颯爽と列の整理をして下すったろう\(^o^)/そして、並ぶ方もコミケ参加者並の行列スキルがあったら何の問題もなかったろうなあ。
なんか希望者全員ネットで購入出来るようになったらしいですね。母上が私も買う!と嬉しそうに言っておりました。最初からこうすれば平和だったですね~。でも、ちゃんと欲しい人に行き渡るようで良かった良かった。


ちょっと前に見かけたツイートでサイレントヒル県は雪が全然降らないよ!というのがあったのですが。在住者からしてみると、そうかなー。峠とかしょちゅう雪降ってるぞー??と思ったのです、が。思い返してみると確かに平地の低いとこは降らんわ。海抜7メートルのうちの周り降らないもの。雪が降ると皆驚き、積もったらちょっとした事件。そして、うめこが子供の頃10センチ以上?くらい積もったのは未だに伝説だわ……。そう考えて見ると、確かに西部の方は更に平地だから全然降らないのかもなあ。


銀匙でもやってましたが、少し前にテレビでも見ました。ラクレットチーズの溶かしたの食べたいです。あれ、すごく美味しそうですよね……。どんな味なのだろう。蒸かしたジャガイモとかに付けたらほっぺた落ちそう!


原作を読んで。
ホム達ってだいたい自分の大罪に即した最後を迎えているのかなー。グラトニーなんて特にそうで、何でも食っちゃう子が最後は食べられちゃったとは皮肉が効いてますよね。で、怠惰のスロウスは怠け者がすごく働いたらやられちゃったという感じ?エンヴィーは人間に嫉妬していたとエドに指摘されて自死。憤怒のラース、閣下はかつて自分が滅ぼそうとした民族の怒りを背負った傷の男にとどめを刺されましたし。(神などいない!と言っておきながら最後は太陽の光のまぶしさというまさに神懸かった奇跡にやられましたよね)そうやって考えていくとですね……ラストは?という話になりまして。ラストはマスタング(とリザたんの銃弾)にやられた訳です。つまり色欲のラストは愛する人を護ろうとした男女に破れたのだ……って考えてニヤニヤしてます。リザたんのこと、愚かで悲しい生き物ね、って言ったラストの顔! 女の顔してますよね。ここでラストはリザたんの忠義心を越えた女の情を悟っているのだとして。人間の色欲を象徴していたホムンクルスはロイアイの愛の前に破れたのですよ!だから、ラストを殺したのはマスタングだったのですよ!
というロイアイフィルターをかけて、原作読んでます。楽しいです。



拍手ありがとうございます!
以下続きから拍手コメント(12/21・22分)のお返事です。






続き
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by netzeth | 2014-12-22 23:25 | 日記 | Comments(0)

2014クリスマスSS

「ついに俺はやった! あの大佐に勝ったんだ!!」
昼食を終えた私が休憩室の横を通り過ぎた時、そんな声が聞こえてきた。
声の主など顔を見なくても分かる、毎日聞き慣れたものだ。何となくその言葉の内容が気になって、私は人だかりを覗いてみる。思った通り男性軍人の集団に囲まれるようにして、背の高い金髪の同僚が居た。
「確かにシシリーは最初、大佐に惹かれていた。だが……俺の熱心なアプローチにより、彼女は俺を! 最後にはこのジャン・ハボックを選んだんだ!」
彼は誇らしげな顔で周囲にそう喧伝していた。その手には今人気のお芝居のチケットが二枚握られている。
「見よ! クリスマスイブは二人で芝居を見に行ってそのまま高級レストランでの食事だ! これは歴史的な大勝利である!!」
そこでおおーっ! と彼を囲んでいる男達からどよめきの声が上がった。彼らは皆、感嘆と驚愕、そして羨望の色をその瞳に宿している。
「なぁーにがっ、歴史的な大勝利、よ。たった一度デートを優先して貰ったからって浮かれちゃって、まあ……」
すぐ後ろから聞こえた声に、私は振り向く。いつの間にか親友のレベッカが呆れ返った顔をして立っていた。彼女はハボック少尉に視線を向けている。
「意中の女性とのクリスマスデートの約束を取り付けたんですもの、浮かれても仕方ないと思うわ」
一応、同僚として少尉を庇う発言をしてみればレベッカは私の顔をちらりと見てから軽く肩を竦めた。
「まあね。別にそれを喜ぶのはいいんじゃないの。微笑ましくて。でも、御仁に勝った! って言いふらすのはどうかと思うわよ。だいたい話を聞くに女が勝手に大佐のことをいいと思ってただけで、別に御仁が何かしていたって話じゃないようだしね」
確かにどんな女性にでもへらへらと愛想が良いあの人が、一人の女性に執心するとは思えない。レベッカの指摘は間違いではないとは思うが。
「でも、ハボック少尉は大佐なんかよりもよほど素敵な男性ですもの。お相手の女性が彼を選ぶのは当然なんじゃないかしら?」
それでもハボック少尉を庇う私の発言にレベッカは片眉を上げ、
「へえ? どの辺りが?」
と挑戦的に尋ねてくる。私は自信を持って少尉の良い所を上げ連ねた。
「優しいし、友達は多いし、ハンサムだし、気の良い性格をしているし、何より女性対して誠実だわ。……大佐よりも魅力的よ」
これは私の本心だった。確かにマスタング大佐は女性にモテるが、彼は特定の恋人は作ろうとはせず不特定多数の女性と毎日日替わりでデートをするような人なのである。だったら、一途に一人の女性を想うハボック少尉の方が絶対にいいに決まっている。
しかし。
「……あんた、それ本気で言ってんの?」
レベッカは心底呆れたという視線を今度は私へと向けてきた。彼女はきっと大佐の方が少尉より男性として魅力的だと言いたいのだろう。だが、レベッカは大佐のことを私ほど知らない。だから、大佐の外面に騙されているのだ。それに、彼女は男は金よ! と言い切る女性だ。その点からしてもハボック少尉よりも大佐が良く見えてしまうのだろう。
「もちろん本気よ?」
力強く頷けば、ふーん……と、レベッカが目を細めた。そして、また尋ねてくる。
「最後に聞くけど、それ女性としての一般論? それとも、あんたの個人的な意見?」
「……個人的な意見だけど?」
「そ、ま、いいわ。じゃあ、女としてレベッカさんが一つ、いいこと教えてあげる」
同い年だという言うのに、レベッカは私に対してまるで年上のお姉さんのように偉ぶることがある。そう、こういう男女関係の話に関しての時だ。今回もまたそれだったようで。
「男の魅力は理屈じゃないのよ」
と、意味の分からないことをのたまう。何もかも分かっているのよ、という彼女の態度は少しだけ気分が悪かった。



その日の仕事はすっきりしない気分で進んだ。それと言うのも、全ては目の前に居る男のせいだ。
昼休みを終えた私は、いつものようにマスタング大佐の執務室で彼のお守りという仕事に励んでいた。だが、先ほどのことが気になってまるっきり集中出来ない。
大佐が誰とデートしようがフられようが、私には関係はない。ハボック少尉の方が魅力的だというのも本当だ。だが、レベッカの言いようはまるで私の言葉を否定していたようだった。
――男の魅力は理屈じゃない――あれはどういう意味だったのだろうか。
「中尉」
珍しく真面目に仕事をしていた大佐に声をかけられたのはその時だった。彼はペンを休め、いつの間にか私をじっと見つめていた。まるで仕事に身が入っていないのを咎められたように思えて、私は慌ててしまう。これではいつもと逆である。
「は、はい、大佐。何でしょうか」
私は大佐のデスクへと歩み寄り、彼の正面へと立った。書類の確認事項か、はたまたお茶が欲しいとの催促か。用件を予測しながら大佐の顔を伺うと、彼は私に強い視線を当てた。思わずその熱さに、私はたじろぐ。
何だろう。何かあるのだろうか。
「大佐?」
「中尉。今度のクリスマスイブ、私と食事に行きたまえ」
いきなりぶつけられた言葉に私は面食らった。それは誘いなどというなまやさしいものではない。ほとんど命令だ。プライベートの予定まで彼に強制されてはたまったものではない。
「……私にも予定というものがあります。いきなり言われても困ります」
本当はそんな予定など無かったけれど、彼への抵抗として私はそう偽った。彼とクリスマスイブを共にすることが嫌だという訳ではない。いや、むしろ嬉しいのかもしれない。だが、あまりにも強引過ぎる大佐のお誘いが気に入らなかったのだ。
「予定?」
あからさまに表情を硬化させた大佐は、声のトーンを半音上げた。相変わらず炎のように熱い瞳で私を見つめ、ゆっくりと彼は席を立つと近づいて来る。
「……誰か他にクリスマスイブを過ごすような相手が?」
「居てはいけませんか」
売り言葉に買い言葉。いまさら嘘ですとは言えず嘘を重ねれば、大佐の瞳が危険な色を帯びた。その視線に釘付けにされた私は何故か動けない。
「……いけないな。そいつを燃やしてしまわねばならなくなる」
物騒な台詞を吐き出した彼が、更に私に近づく。獰猛な獣に狙われた小動物のように、私はようやく金縛りから脱出すると一歩後ろへと退いた。
「ご冗談を」
「冗談ではないな」
すると、彼はまた一歩私へと近づいて来る。だから、私はまた一歩、一歩と後ろへと下がる。そうやって、とうとう私は壁際まで追いつめられてしまった。背中に壁が当たった瞬間、ドンっと彼が私と壁の間に手をついて、私を閉じこめた。
「……断りたまえ」
大佐の顔が私の耳に寄せられた。流し込まれた低い声はまるで恫喝だ。こんなの横暴だ、部下の権利の侵害だ。という反発が心を満たすが、同時に私は逆らえない自分を自覚していた。
これは、何。
私は戸惑いを覚える。
「で、ですが……」
気力を振り絞って、私はまだ居もしないクリスマスイブを過ごす相手へと義理立てをする。このまま彼の意のままになってしまうのは、女のプライドが許さない。
けれど。
「……君には私しか居ない。他の男なんて見るな」
言われた瞬間腰から力が抜けていく気がした。何とか膝を踏ん張ってへたりこむのは避けたけれど、代わりに心臓がバクバクとうるさくなる。
これは、何。
もう一度疑問を心で呟いて。しかし、私は理解していた。言葉でなく体で知ったのだ。
――男の魅力は理屈じゃないのよ。
あのレベッカの言葉の意味を。
ハボック少尉の方が男性として魅力的だと言ったのは、本心だ。今だってそう思う。けれど同時に、今の私は彼――マスタング大佐以外の男など要らない。そう思ってしまっている。
それ、本気で言っている訳?
レベッカの言葉がまた脳内でリフレインした。
きっと、彼女は私が彼の前ではこうなることを予見していたのだろう。好きな男の前では、相手のどんな欠点も関係ない。全ての理屈を覆して、心が、体が反応してしまう……あれはこういう意味だったのだ。
「返事は? 中尉」
あまりにも傲慢な態度で彼は私に迫る。近すぎる距離で、その吐息までも耳に感じて、私は小さく震えた。
「イエス、サー……」
この甘い恋いの脅迫に逆らえる訳はなく。私は早々に白旗を揚げると、ただそう呟くしかなかったのだった。



END
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あんまりクリスマス関係なくてすみません。ただ、大佐の壁ドンを書きたかったのです。




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by netzeth | 2014-12-20 17:10 | Comments(0)

仕事中に


「くっそ暇だな……おーし、皆今から好きな下着の色を言え! 俺は白な」
「おいハボ。いくら平和だからって気ぃ抜き過ぎだろ、真面目に仕事しろ。それからお前は女に夢を見過ぎだ。今時白い下着付けてる清純な女なんて居ないぞ」
「うっせー夢見て何が悪い。そういうお前はどうなんだよブレダ」
「俺は無難にピンクだ」
「ピンクぅ~?? お前の方が夢見てるだろうがよ!」
「なんだと!」
「まあまあお二人とも、せっかく珍しく司令部が平和なんですから。争いは無しにしましょうよ」
「おお、フュリー。お前は何色だ?」
「ぼ、僕ですか!? えーと……僕は、黒、ですかね」
「ほほう。曹長は年上のお姉さま好みですか」
「へ!? 別にそういう訳ではないんですが……やっぱりそう見えちゃいます……?」
「世間一般のイメージでは黒を身につけるのは、妖艶な大人の女性でしょうな」
「お前童顔だから年上に可愛がられそうだもんなー。くっそ、自分の強みを理解した上でのアピールか? 抜かりねえなー」
「自分は何にも知りませんって顔をしておきながら、裏で計算高く立ち回るタイプですな」
「そ、そんなこと……! じゃ、じゃあファルマン准尉は何色なんです!?」
「私、ですか。私はヴァイオレットを所望します」
「紫か。お前も曹長と同じ年上お姉さま好みか?」
「いえいえ、ブレダ少尉。確かに紫も黒と系統は同じように思えますが、古来より紫は性欲を高める色と言われておりまして。つまり、紫という選択は非常に合理的な見地からの回答とお答えしておきましょう」
「ふーん、お前案外むっつりなのなー」
「何を話しているんだ」
「げ、大佐」
「ハボック。仮にも上官に向かってげ、とは何だ、げとは」
「い、いや、実はちょっと内輪の話をしていましてですね……そうだ、大佐は好きな下着の色って何色ですか?」
「何、下着?」
「はい。もちろん女性の、ッスよ」
「そんなこと言われんでも分かってる。そうだな……中尉」
「げ、中尉もいたんスか!」
「さっきから大佐の後ろにずっと居たわよ、ハボック少尉。……ところで大佐、何でしょう?」
「ああ。君の今日の下着、何色?」
「今日は……ああ、ペールブルーですね」
「そうか。よしハボック。じゃあ、私の好きな下着の色はそれだ」
「……………はあ、さいですか」


仕事中に以上のような妄想をしてました。増田組野郎どもは絶対こういうアホ男子トークしてそう。で、リア充の大佐にあてられるww


拍手ありがとうございます(*^_^*)
以下続きから拍手コメント(12/16分)のお返事です。




続き
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by netzeth | 2014-12-16 23:27 | 日記 | Comments(0)

日曜日だ

結構健康オタクなんで、これがいい!と言われると速攻それをやるタイプです。こんにちは。とりあえずウォーキングを毎朝してます。そして、とうとう万歩計まで買ってしまったww 目標体重を設定すると、毎日の達成率を出してくれます。まだ50%行ってないよ~。寝るまでに100%にしないとなー。ああ、これ声付きにして好きキャラの声で「頑張って!」「もう少し!」「いい感じだね」とか言って貰いたいわー。ロイアイの声で言われたらうめこは頑張れる気がします。そのままロイアイが二人でイチャツキ始めたらテンションマックス!!

去年の冬もそうだったのですが、まためまーいが復活してます。……寒いとなるのか???春夏秋と平気だったしな。なんか、ふわふわするんですけどー。すごく困るので直したいけど、どうしたら良いのやら。とりあえず足の冷えでも直そうとがんがんってます。運動はもちろんのこと、絹の五本指靴下はくといいと聞きました。買おう。

ピクシブの方にR18の小説を乗せました。18歳以上のお方様はよろしければ見てやって下さい(^^)大佐とちゅーいがイチャこらしてます。


拍手ありがとうございますー(*^_^*)





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by netzeth | 2014-12-14 13:41 | 日記 | Comments(0)

反省した

深く深く反省してます。そうだよ、やっぱり今までの休日の頭痛や気持ち悪さや頭がぼーっとしていたのは、パソコンとスマフォのやり過ぎによる眼精疲労?だったんだよ!だって、ネットを控えて早寝早起きして朝ウォーキングしてミネラルウォーターを飲んで目薬して蒸気でホットアイマスクしつつ寝たら、すっごく調子がいいもの! 

という訳でパソコンの仕方を考えようと反省。例えすることがないからと言ってだらだらどうでも良いネットサーフィンしないで、1時間作業したら30分目を休ませるという風にしよう……。濡れタオルをレンチンして、目に当てるとめっちゃ気持ち良い。これを1時間毎にしよう。そして(これ重要)原稿は締切に余裕を持ってやろう。締切ギリギリの作業で、土日をまるっと全部パソコン画面見て過ごすことのないように。少しづつ少しづつ進めよう。という訳でそう考えたら、もう春コミとスパコミの原稿やらないといけないのか?……まだ申し込みもしてないのに!ww

リザたんはモヘアニットとか似合うと思います。白でも黒でもピンクでも。もこっとしたリザたんが寒そうにしてるブラハをぎゅっと抱きしめて暖めてあげて、そんなもこリザたんを増田が抱きしめる……という図を仕事中ずーっと妄想していた、もこっとしたセーターを着ていたうめこです。私が着るとだいぶ太ましく見えて悲しかったですが(^_^;)


拍手ありがとうございます\(^o^)/
以下続きから拍手コメント(12/11分)のお返事です。






続き
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by netzeth | 2014-12-11 22:36 | 日記 | Comments(0)