うめ屋


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平日

最近平日の夜の速さについていけません(笑)だって、気がつくともう日付が変わっているのですよ……まだまだやりたいことはたくさんあるのに、強制おねむな時間ですよ!

それが無くても全然生きてけるけど無いと微妙に不便なものって何かある?と聞かれて、セロハンテープくらいしか思いつかない。無いと生きていけないものはロイアイ!とすぐ答えられます(笑)

春物のお洋服が欲して、トレンチコートを狙っとります。でも、通販サイトを覗いてみたけど欲しいネイビーはほとんど売り切れなんですよね。(大きいサイズが……)なので、ブラックにしてみました。早く届かないかなー♪

それから、オーダーメイドの靴が最近気になってます。もともと足に合う靴がなかなかなく、常にスニーカー。たまにはヒールのあるパンプスとかはきたいのです。そこで目をつけたのがオーダーメイド。フルオーダーだと手がでませんが、セミオーダーくらいならなんとか……と思う日々。頑張って貯金して思い切って作ってみたいです(^^)




拍手ありがとうございます!
以下続きから拍手コメント(3/28分)のお返事です。








続き
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by netzeth | 2016-03-28 23:58 | 日記 | Comments(0)

通販連絡事項です

 【通販連絡事項】3/28 0:30までに頂いたお申込みには全て確認メールを返信済みです。メールが届いてないよ~という方はご一報下さいませ~。






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by netzeth | 2016-03-28 00:30 | 日記 | Comments(0)

深夜

原稿シーズンになると太る気がするのは、深夜にチョコやらケーキやらを食べまくるからだろうか。……食べるなって話ですがお腹空いていると、楽しいこと考えられなくないですか?や、ひもじい話書いてるときはいいかもしれませんがww

お仕事で異動が決まり(私ではなく上司関連の)いろいろ落ち着かない季節です。慣れた方々がいなくなるのは寂しいし、また新しい方とうまくやれるか不安ではありますね。平穏無事にいきますよーに!と願う。

肉が食べたくて、最近肉肉肉肉肉……!って心でわめいてますww 無意識に肉食いたい…って呟いていたようで、え?っと聞き返されることもしばしば。焼肉すんべーと考えているのですがなかなかチャンスなく。




拍手ありがとうございます(^^)
以下続きから拍手コメント(3/23分)のお返事です。


続き
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by netzeth | 2016-03-24 02:50 | 日記 | Comments(0)

原稿♪

朝、ワンピやってると思ったり夕方オルフェンズ見ようとしたり夜鉄腕ダッシュにチャンネル合わせたりと、ずっと日曜日感漂っていた月曜日が終わりました。この3連休最終日にようやく原稿始めたうめこですこんばんは。

今回はひたすら甘酸っぱいの?とひたすらエロめなの?とひたすらシリアスなの?(全部そうなれという希望ですがww)書こうと思ってるのですが、多分3つは間に合わない予感がひしひしと。とにかく甘酸っぱいのから書いております。ので、ちょっと出現率が落ちるかと…。まだ5月の締切を印刷所さんが発表されていないのでいつまでか何とも分からないです。早く予定を立てたいので、お願いします!いつまで!って言うのが分からないと火がつかぬ…。

ようやく暖かくなってきて、寒がりな私はほっとしているのですが。春物のお洋服がなくて詰んでます(笑)実は今冬物でちょうどいいくらいなんですが(真冬は冬物でもまだ寒かった!)、あんましもこもこしていると浮くんですよね……電車とかで。出来れば春らしい見かけながらも真冬なみの防寒性のある服…がベストなのですが(笑)



拍手ありがとうございますー!
エネルギー補充をさせて頂いております…(^^)





 


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by netzeth | 2016-03-22 01:06 | 日記 | Comments(0)

曇ってる…

今日はこれから富士山方向へお出かけ予定なのですが、すっかり曇っていてぎゃぼん。うちで選抜高校野球見ていたほうがいいかな~と揺れておりますww

リザさんの瞳は茶色…(牛先生が何かの設定画で金髪茶目と書いてらしたような)ということですが、茶色と言ってもいろいろ種類がありますよねー。私は鳶色という表現をよく使うのですが、他にも琥珀色…とか杏子色とか…紅茶色とか、横文字にしてアンバーの瞳…は字面かっこいいし、アプリコット色の瞳…とか字面がとても可愛い気がします(^^)実際のアプリコット色は橙色っぽい感じですね。

対して増田さんは黒…表現としては漆黒、黒曜、横文字にしてオブシディアン…と言った感じ?夜色…とか深い色…とかもロマンチックな感じがします(^^)



拍手ありがとうございます!
いつもありがたく拝見しております♪ぽちぽち、元気の源です!






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by netzeth | 2016-03-20 11:28 | 日記 | Comments(0)

colors

「今日はずいぶんと機嫌がいいな」
「へ? 何ですって?」
 現れるなりそう発言した上司に、ハボックは思わず聞き返した。遅刻という訳ではないが、ギリギリでの出勤。寝癖が直っていないので寝坊したのが丸わかりの上司――ロイは顎に手を当ててふむふむと何やら頷いている。

「これなら休憩時間の交渉もしやすいというものだな」
「へ、や、ちょっと……」
「今朝はギリギリだったからな、部下への示しがつかないとお説教の一つでも貰うかと思っていたが……」
「あの、だから……」
「安心したな…。いや、だが。何であんなに嬉しそうなんだ? そこはちゃんと聞いておかないとな…まさか男……という訳ではあるまい? はははっ、まさかな」
「おいこら! 俺の話っ、聞け!!」
「おいこらとは何だ、上司に向かって」
「……やっとこっち見たよ」
 がっくりと疲れたように肩を落とすと、ハボックは先ほどからの疑問をようやく口に乗せた。

「や、ですからね? どーして大佐は中尉が機嫌がいいって分かってんスか?」
「そんなもの一目瞭然だろう」
「どこの世界の一目瞭然か存じ上げませんけどね、あのポーカーフェイスのどの辺りが機嫌がいいんスか」
 言いながらハボックは麗しい金髪の上司へと視線を向けた。きりりと涼しげな目元、引き結んだ唇。ふっくらとした頬と細い顎…どう見てもいつもと変わらないクールな面差し。彼女は己のデスクに座り黙々と事務処理を行っている。まだ始業時間前だと言うのに熱心なことである。きっとあれは本日のロイのスケジュールをパンパンに詰め込んでいるに違いないと、ハボックは思った。

「改めて説明しろと言われても、機嫌がいいものはいいとしか言えん。……そうだなそれでもあえて例えるならば…いつもはグリーンかブルーだが今日はピンクだぞ」
「……何がッスか」
「中尉の背景」

 ……この人には何が見えてるんだろう。
 
リザの背後には当然ながら司令部の無機質な壁があるのみだ。みどりがかった灰色の壁。
「おまけに花も飛んでるな」
 ……いよいよ視力検査をすすめた方がいいかもしれない。いや、それよりも頭の検査が先だろうか。
「それは大佐の心象風景かなんかッスか」
「いや、見たままを述べているぞ?」
「……俺には見えないッスけどね」
「だろうな」
 本気でロイの頭を心配していたハボックに、彼はふっと口元を緩ませる。同時に瞳がふんわりと優しげに細められた。
「……ずっと見てきた者にしか見えないものがあるのだよ、ハボック少尉」
「……何スか、それ」 
「のろけだ」
 あっさりと述べて、ロイはリザの元へと歩いていく。その堂々とした背をハボックは眺めていた。
 リザの傍らに立つと、ロイは何事か彼女に話しかけた。するとリザが手を止めて彼を見上げる。声は聞こえないが、朝の挨拶とおそらくギリギリ出勤したことへの苦言を告げているのだろう。それにたいしてロイが笑いながら言い訳をする。眉を寄せ困った顔をするリザ。しかしその口元は微かに微笑んでいた。
 この段階でようやくハボックは本当にリザは機嫌が良いのだという確信を得た。つまりはロイの言う通りであった訳だ。
「ちぇっ、朝から見せつけてくれるよなあ……」
 分かりにくい彼女の感情が手に取るように分かるのは、ずっと見てきた者の特権。憎らしいほどそう主張してくるロイの姿に思わず嫉妬を覚える。本当に見えないものを見ているのかもしれない――と錯覚するほどに。  

 
 
 その時以来、ハボックはリザの姿を注意深く見るようになった。別に男女のそれな感情がある訳では無かったが、部下として仲間として、少しでも相手を理解したい――。そんな動機で。
 そしてある時、リザのポーカーフェイスがわずかに曇っているのに気がついたのである。……流石に背景に色も花も見えなかったが。



「……どうしたんスか? 中尉。何か心配事でも?」
 ほら、俺にだって分かったじゃん。そんな得意げな気分で意気揚々とハボックはリザに訊ねた。するとリザはええ、と素直に頷く。部下に取り繕えないほどに、彼女は何かに気をとられているようだった。
「大佐が……」
「え、大佐? 大佐がどうかしたんスか?」
 自分の執務室でロイは珍しく真面目に仕事をしている。集中しているのか、ハボックとリザが話し込んでいるのにも気づいていないようだ。
「ほら、今日はすげーやる気みたいですね。良かったじゃないッスか、溜まってた仕事進みますよ」
 何も困ることなどない、大丈夫じゃないか。ニコニコ笑って指摘しても、リザの顔は晴れなかった。彼女は一心にロイを見つめている。まるで心まで見通してしまいそうな、強い瞳で。
「違うの。そうじゃ、なくて……いえ、それは本当にありがたいのだけど……ううん。もう見ていられないわ、ハボック少尉協力してちょうだい」 
「へ?」 
 ぐいっとハボックの腕を引きロイの元へと歩き出すリザ。訳の分からぬままにハボックは連れて行かれた。

「大佐、どうぞそこまでに。仕事をやめて下さい」
 ロイのデスク前で仁王立ちし、リザは宣言するように言う。突然何を言い出すのだこの人は、とハボック目をむいた。
「……中尉、それは一体どういうことだね」
 当然ロイもハボックと同じ反応を示す。せっかくペンが乗っていたのにとでも言いたげな、不満げな表情だ。だが、リザは一切ひるまなかった。それどころがすっと手を伸ばして。
「ちゅ、ちゅーい!?」
 ロイの頬にリザの手が触れた。優しく撫でるように滑るとそのまま額へと登って前髪をかきあげる。まるで濃厚なラブシーンのような手つきにハボックはドギマギしたが、対してロイは苦い顔をしていた。

「……やっぱり、おかしいと思いました。こんなに熱があるのに、出てこられるなんて……」
 ため息と共に吐き出された言葉に、ハボックはぎょっとして黒髪上司を見た。ロイの顔色は特に悪くなく、普段と変わっているようには見えなかったからだ。それどころか、いつもよりもはりきって仕事を行っていた……。
「まったく。貴方は。無理をしなくて良い時には無理をするのですから……」
 すぐにハボックの疑問の解答は出た。確かに。とハボックは同意する。元気な時はサボりまくるもんなあと。
 油断も隙もない。
 そうぴしゃり、と言い切ってリザはロイをにらみつける。
「さ、医務室へどうぞ。少し休んで下さい。熱が下がって来たら車で送らせますから」
「……どうして、分かった」
 うまく隠せていたと思ったのに。悔しそうに呟くロイに、リザは平然と告げる。
「そんなの、ずっと貴方を見てきましたから。分からないはずないです」
「……君は私の具合を余計に悪くするつもりか?」
 気持ちは分かる。女性にこんな殺し文句を言われては、病気している場合ではないだろうとハボックはロイに同情した。
 だがリザは無情であった。男の純情など病気の前では無用とばかりにハボックに命じる。
「さ、ハボック少尉。大佐を医務室までお連れしてちょうだい。多分歩けないと思うから、よろしく頼むわ」
「へーい」
「返事はちゃんとなさい」
「イエス、マム」
「ちょ、ちょっと待て。私は自分で歩けるぞ!?」
「これ以上体力を消耗されては治りも遅くなりますから。さ、ハボック少尉」
「大佐、担がれるのと背負うのと引きずられるのとどれがいいッスかー? あ、もしかしてお姫様抱っこ希望ッスか?」
「断る!!」
 騒ぐロイを無理矢理医務室に連行する。とりあえず本人の意向を汲んでお姫様抱っこはやめておく。回復した後、焦がされるのは勘弁して欲しかった。



「解熱剤を飲んで貰ったから、夜には熱は下がると思うけど……大佐が起きられたら、車で送ってあげてちょうだい」
「了解ッス」
 医務室から戻ってきたリザに頼まれて、ハボックは力強く請けおう。それからあの、と言葉を継いだ。ハボックにはどうしても気になっていることがあったのだ。
「……俺、中尉に訊きたいことあるんスけど」
「何?」
「どこをどう見て、大佐が具合悪いって分かったんです? 俺にはいつも通りにしか見えませんでした」
 何かある度に、ロイとリザの付き合いの長さ…絆の深さを見せつけられる。別に仲に割って入ろうという気はないが、それでも二人に一番近しい位置にいる部下という自負がある。今後のためにぜひ教えて欲しかった。のだが。

「そうね……今日の大佐は灰色だったのよ」
「何がッスか?」
「背景が。きのこも生えていたわね」
 
 ……あんたもかい。

 どこかで聞いたようなことを言い出したリザに、ハボックは一気に脱力した。これはもう、二人の領域まで達するのは諦めろ言うことだろうか。
「大佐はね。機嫌の良い悪いは分かりすい人だけど…苦しいのは隠そうとするの、昔から。だから、あなたもちゃんと見てあげてくれると嬉しいわ」
 げっそりした顔をしたハボックに、リザが言う。
 その顔は相変わらずポーカーフェイスであったけれど。この時だけはハボックはリザの色とやらが見えた気がした。
 それは真っ白。純粋で美しい、かの人を想う感情。

(それはあんたもじゃないッスか?)
 心配をかけまいと感情を表に出さない。苦しいのを我慢する。ロイだけではなく、リザもそういう傾向がある。

 ……ああ、だから、か。

 ハボックは理解した。
 ロイとリザ。お互いがお互いをずっとよく見ているのは、そんな相手を解ってあげるため。ロイにはリザが居て、リザにはロイが居る。そんな一対。
 だとしたら、割って入るのは無粋というものだ。だが、それでも。ハボックは自分も解り合える一人になりたいと思うのだ。他ならぬ、上司たちのために。


「任せて下さい。俺、視力は抜群にいーんスから。……流石に色は見えませんけどね」
「心強いわ」


 だから、ハボックはドーンと胸を叩いて、にかっと笑ったのだった。


END
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基本リザさんは花をしょってると思います(^^)



 
 


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by netzeth | 2016-03-19 02:28 | Comments(0)

幸福論

 電気ストーブですっかり暖まった部屋とシャワー浴びたての湿った髪。ソファーに座って軽くタオルドライ。足下では子犬が遊んでいる。床の上でボールにじゃれついている姿はたいそう愛らしい。時折ボールと一緒にこてんっと転がるのに、自然と笑みがこぼれた。
「ん、美味しい」
 蜂蜜をたっぷり入れたロイヤルミルクティーを口にして。リザは全身をだらんと弛緩させた。
 真冬の夜にこんなに暖かくて、愛犬が元気に育っていて、ミルクティーが美味しい。
 小さな嬉しいがたくさん集まって幸福とは作られるのかもしれない……うとうととまどろみながら、そんな埒もないことを考える。


 もともとリザは、冬の夜にはあまりいい記憶は無かった。母が死んだ冬の夜――。特に悲しい記憶が心に刻まれているからだろうか。湿った長い髪に手を触れる。ストーブの熱でほとんど乾きかけているその金糸。

「切りなさい」

 母が死んで間もなくして、幼かったリザは伸ばしていた髪を切った。疎ましげな顔で父に命じられては、逆らいようもなかったのだ。
 本当は切りたくなかった。母が綺麗ねといつも結んでくれた長い髪だったから。だが、父の気持ちをおぼろげながら理解していたリザは従った。父はおそらく、母と同じ長い金色の髪を見ていたくなかったのだろう。そして、きっと母とそっくりのリザの顔も。
 髪を切って、しばらくは沈んだ気持ちで過ごしていた。
 父はますます錬金術の研究にのめりこみ、あまりリザを省みなくなった。そうして、数年が経った頃のことだ。彼がホークアイ家にやってきたのは。
 優しく明るい彼は、少しずつリザの世界を変えていった。
 あの時彼に指摘された言葉は今でも、よく覚えている。


「リザは髪を伸ばさないの?」
 その時は、なんて無神経なことを聞くのだろうと思った。リザにはリザの事情というものがある。単純な少年の思いつきでずいぶんと残酷なことを聞くものだと。
「……ええ、はい」
 言葉少なく答えたリザに、彼――ロイは首を傾げて言い募る。
「そうか。短いのも長いのも可愛いから俺はどっちもいいと思うけど、とっても綺麗な髪だなと思って」
 それでも若干惜しそうに言う彼に、リザは思わず言い訳がましく付け加えてしまった。
「……父が。嫌いだと思うので」
「え、どうしてそう思うんだい?」
「母が亡くなってすぐに切れ、と言ったから……」
 だから、無くなった妻に似ている髪を見ていたくなかったに違いない。
 すると、少年は意外そうな顔をして。それから首を振った。
「う~ん、リザ。それは違うと思うな」
「どう違うんですか? それなら何故髪を切るように父は言ったんです?」
「え? そんなの決まっているだろう。髪を伸ばしてもきっとリザのお母さんみたいに綺麗に結えてあげられないからじゃないか?」
 男だから分かるけど、あれ、難しいよな。
 あっさり言うロイに、リザは唖然とした。
「髪、可愛く出来ないとかわいそうじゃないか。その時のリザはまだ小さかったんだろ? じゃあ自分で出来ないだろうし……」
「そんな単純な理由で髪を切るように、父は……? まさか」
「え、だってそれしかないだろう。リザはリザだし、お母さんとは関係ないんじゃないかなあ」
「だって、そんな……」
「そもそも、リザは師匠にちゃんと聞いてみたの? なんでって」
「……いいえ」
「じゃあ、本当の理由は分からないじゃないか」
「そう、なので…しょうか」
「うん。そうだよ、とにかく一度聞いてみたらどうかな」


 その後リザは父にそれとなく訊ねてみた。すると、伸ばしたかったら好きにしなさい、という返事を貰った。もう自分で出来るだろうと。……結局ロイの言うことは的を得ていたようだった。
 だが、リザが信じてきた理由もまったくなかった訳ではないと思う。
 父が口に出さなかった以上、本当の理由は誰にも分からない。
 けれど、ロイに言われてリザは知ったのだ。
 何もかも自分の思いこみで断じてしまうことは愚かだと。もしもそれをするならば、良い方向に考える方が幸せなのではないだろうかと。
 あの時のロイは、全てを良い方向に考える少年だった。それがまったく正しいとも限らない。後に悲しみを背負う結果になることも今のリザは知っている。
 けれども、結局は。
 幸福とは、自分の気持ち一つの持ちようだとリザは思うのだ。

 
 微睡みの中でリザは考える。
 悲しい記憶ばかりだった冬の夜も、少しは幸せだと感じられるようになった。
 一つ一つは些細なことだが、今こうしてソファーにだらしなくもたれかかっているリザは間違いなく幸福の中にいる。
 この手で不幸を誰かに与えてしまったからと言って、一生幸せを拒否して生きていくのも、また愚かなのだろう。小さな家族を迎えて、こうして今、小さな幸福感に浸るくらいはいいだろうと、リザは自分を許していた。
 その時だ。
 ぱたんっと、遠くドアが閉まる音が聞こえた。足下の子犬がく~ん、と小さく鼻を鳴らす。慣れ親しんだ気配と香りが近づいてくる。ぼんやりと目を開いて見上げれば、微笑む男の顔が見えた。


「……やあ、天使かと思ったよ」
「……また、気障なことを」
 
 ……ああ、また幸せが一つ増えた。胸の奥がぎゅっとしめつけられるような感覚。これをきっと人は幸福と呼ぶのだ。
 暖かい手が前髪を撫でつけ、額にキスが落ちてくる。
 リザの幸福は間違いなく、今この冬の夜にあった。



END
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by netzeth | 2016-03-13 23:10 | Comments(0)

土曜日の夜

暖かいと思ったら寒くなったり、気温の変化についていけないです、こんばんは。一気に春になってくれるといいな。うめこは暑いくらいの方が調子がいい。

いつの間にか誕生日が過ぎててまた歳をとりましたww 実年齢が肉体年齢に追いつきそうです……ってどんだけ肉体年齢いってるんだよって話ですねwwあちこちボロボロなので頑張って実年齢よりも若返りたいと思う今日この頃。
あ、女子の皆さん生理前一週間に豆乳飲むダイエットはなかなかいいですよ~。(いろいろやっているので本当にこれのおかげで痩せたかどうかはあれなのですが…)1ヶ月で1㎏のペースで体重落ちてますー。私はスゴイダイズっていうの飲んでおります。

とりあえずそろそろ5月の原稿にとりかからねばー。やる気スイッチならぬ、原稿取り掛かるスイッチないものですかね。いっつも後1週間余裕があれば!と悔やむのでww


拍手ありがとうございます(^^)
レス不要でコメントを下さったお方様もありがとうございました!
本、ありがとうございます!ご感想を頂き感激です~(//∇//) お忙しいことと思いますが、どうぞお体にはお気をつけて~。




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by netzeth | 2016-03-12 23:36 | 日記 | Comments(0)

送別会

 騒がしいのは得意ではないが、たまにならいいかもしれない。
 貸し切りにした馴染みのバーは、賑やかな喧噪に包まれている。ジョッキを片手に歌を披露する者、テーブルで腕相撲勝負を始める者達、淡々と飲む一団に、話が盛り上がり豪快な笑い声が上がるグループ……。
 今は東方司令部の異動者送別会の真っ最中。気心がしれた仲間と過ごす心地よい時間である。
 送られる側…つまりは宴の主役の一人でもあるリザは、先ほどまでは皆に混ざって酒を飲んでいたが、小休止したくなりバーカウンターの端へと避難してきていた。
 酒は嫌いではないし強い方だと思うが、酒に飲まれるのは好まない。まして守るべき人がいる今の自分には。 
 一際賑やかな界隈に視線を送る。屈強な軍人達の中心にいるのは、リザの上司殿だ。彼は次々につがれる杯を、負けるものかとがぶがぶと飲み干していた。
 たいして酒に強くないのに、無理をする。
 年若い彼――ロイが、ああやって年上の部下達に囲まれて飲まされるのは飲み会では恒例行事だ。酒豪の彼らは、国家錬金術師であり戦争の英雄であり、若手の出世頭であり切れ者でありまた女性にもモテる……そんなロイが酒には弱いという事実を面白がっているのである。
 彼ら曰く、我らのボスにもかわいげがあって良かった、という訳らしい。
 「お前等いい加減しろ! 私を潰す気か!」
 と、ロイが叫んでいる。おや、とうとう彼にも限界が来たらしい。遠目でぼんやりとロイを眺めていたらば、彼はきょろきょろと首を巡らせて何かを探している。やがて、リザと視線がかち合うと。
 見つけた。
 確かに彼の表情がそう言った気がした。
 ぱああっと、顔を輝かせたロイはリザの居る場所へと一目散に向かって来る。
 ……貴方は母親を探す子供ですか。
 そんな感想を抱いていると、近寄ってきたロイは断りもなくドカッと隣に腰を下ろした。
「まったく、あいつら私を何だと思ってるんだ……」
「大佐だと思っているのでは?」
「………それにしては、敬いが足りんと思わんか!」
「そうですか? 彼らなりに大佐を慕って別れを惜しんでいるのかと。……多少手荒いですが」
「加減を知れっ!」
 愚痴るロイの顔は真っ赤だ。まだ意識はあるようだが、だいぶ酔いが回っているらしい。
「お水要ります?」
「くれ。……いや待て、やっぱりいい」
「どうしてです?」
「……負けたようで悔しい」
 妙な負けん気を発揮するロイに、リザは呆れると同時に微笑ましくも思う。こういう所が部下達にからかわれつつ愛される所以なのだろうか。 
「そうですか。では、ほどほどになさって下さいね。明日もまだ引き継ぎが残っているんですから」
「……それはあいつらに言ってくれ。上司を酔わせるのもほどほどにしろとな」
 むうっと口を尖らせるロイに、リザは指摘してやった。
「……みんな寂しいんですよ、きっと」
 配属されてから、ずっと一緒に頑張って来た仲間達だ。ロイやリザとはイシュヴァールから付き合いがある者も大勢居る。戦友達と数多の修羅場をくぐり抜けてきた。時にぶつかり合いもした。その度に衝突を乗り越えて、彼らとの信頼関係はより強固なものになっていった。
 そんな彼らに別れ告げて、セントラルという魔窟にロイ達は挑む。軍上層部は一筋縄にいく相手ではない。今までのように自由に動けなくなるだろう。周りは敵だらけ、グラマンのように庇護し厚遇してくれる上官がいる保証もない。
 けれど、ロイは行く。己の夢のため、果たしたい願いがあるから。リザに出来ることはそんなロイに付いて、彼を支え、守り抜くこと――。
 脳裏を掠めるのは、別れの儀式と泣く子供だ。パパを埋めないでと母親に訴えていた幼子――。
 不意につい最近に起こった悲しみを思い出して、リザの胸は痛む。
 ロイを守ること…そして、彼女たちのように悲しむ者を無くすこと。それが自分にかせられた使命だとリザは強く心に刻んだ。
「う、うむ…そ、そうか……?」
 照れる様子のロイにすかさず言ってやる。
「はい。大佐、で、遊べなくなるのが」
「でって、何だ! でって!!」 
「そのままの意味ですが?」
 上司の威厳を何だと思ってるまったくあいつらにはデリカシーというものがない! と憤るロイを見て、リザはくすくす笑う。
 ロイは誤解しているが、部下達は押さえるべき部分はちゃんと押さえて、心得ている。
 
 知っていますか? 大佐。私と貴方が2人で居る時は、皆必ずそっとしておいてくれることを。
 
 皆で示し合わせて、周囲には誰も近寄って来ない。まったく余計な気を回すものである。
 こんなおせっかいとももうさよならだと思うと、リザの胸にも寂しさがこみ上げてくる。
 夢の実現ための異動であるけれども、彼らとの絆はたとえセントラルに移ろうとも分かちがたいものだ。
 いつか、きっと。この絆がロイの、リザの力になってくれるだろう。
 そんな予感をひしひしとリザは感じていた。
「さ、みんなが待っていますから、行きましょう? 私もそろそろ戻ります」
「……もう少し君と居たいと言ったら?」
 こんな時ばかり酔いの覚めた瞳で見つめてくるから。今度はリザが頬を染めた。たいして飲んでいないのに、まったく。この人に酔わされてしまったようだ。と心中で毒づく。
「……それは、この先いくらでも時間はあるでしょう」
 自分はずっとロイのそばに居るのだから。
 こんな恥ずかしい言葉を言わせた元凶をにらみつけながら言えば、彼は途端に機嫌を上向かせた。
「そうか……そうだなっ!」
 うんうん、と何やら大納得しているロイは見ているだけでも面はゆい。いいからお早く! と急き立てることでリザは己の感情を誤魔化した。

「あー! 大佐~どこに行ってたんですかー! ほらほら、飲んで飲んで! 大佐が中央に行っちゃったらあたし、寂しいし、困りますぅ~!」
「カタリナ少尉、そ、そんなにか?」
「ええ! だから、寂しい私にぜひぜひセントラルのエリートイケメンを紹介して下さいね!」
「それが目的か!!」
 
 周囲に笑い声が満ち、暖かい空気が人々を包み込む。
 悲しみは多い、未来は常にどうなるか、分からない。
 だが彼がいて、みんないる。だから、どうにかなるだろう。
 明日への不安を吹き飛ばしてくれる明るく優しい時間。それをもうしばらく楽しむために、リザも仲間の輪の中へと戻っていった。



END
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東方のみんなとはとっても仲良しだったと想像してます。
別れの儀式は悲しいものだけじゃなくて…みんなにこういう時間もあったらいいなあと思います(^^)




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by netzeth | 2016-03-10 00:50 | Comments(0)

日曜日の夜

 【通販連絡事項】3/7 1:30までに頂いたお申込みには全て確認メールを返信済みです。メールが届いてないよ~という方はご一報下さいませ~。



最近お風呂では漫画を読んでます、こんばんは。今はのだめ。一日一巻分読むと良い汗かけて、温まる。聞いた話によるとお風呂に20分浸かると血行がよくなって冷え症が改善するとか。でも確か150日間続けてのデータだったような…まだ2か月足らずだな。もう少し頑張ろう。

でも、のだめ読み終わったらどうしよう…。出来ればスマホやダブレットを持ち込みたいのだけど防水じゃないしなあ。また何か面白いコミックを見繕ってくるかー。

なんか、外が大雨…暖かいのはいいけど雨も嫌だ…。


拍手ありがとうございます(^^)
以下続きから拍手コメント(3/6分)のお返事です。




続き
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by netzeth | 2016-03-07 01:35 | 日記 | Comments(0)